独学者向け勉強方法【5回目】 やすたか@タキプロ7期

こんにちは、5回目投稿の隔週火曜日担当タキプロ7期『やすたか』です。

 

今回は、独学で勉強していたこの時期の1次試験勉強について紹介します。

私の働いている会社は年中無休で営業しており、連休中が多客期という業界です。当然連休中は仕事をしていたため、GW用の勉強はせずに淡々とスケジュール通りに学習していました。

1次試験は2度受けているので、1年目と2年目のこの時期に何をしていたかを紹介します。

 

合格体験記リンク:やすたかの合格体験記

過去の投稿:やすたかのノウハウ

 

【1年目のGW時期】

合格体験記にも記載していますが、1次試験はTACの1月開校コースにスケジュールを合わせて、TACのスピードテキスト、問題集、過去問で学習していたため、GW前後はスケジュール通り、法務と中小企業の2科目を学習していました。

 

【経営法務】:テキストに図表で整理されているものを中心に体系的に理解しながら学習していました。

図表に整理されていないものはメモなどに体系的に整理して理解しながら読み進めました。メモは体系的に理解することが目的だったので殴り書きで書いて頭の中で整理出来たら捨てていましたが、一度整理できるとテキストの文字だけ読んでも理解できるようになりました。

法務は、テキストだけ読んでもすべて暗記することはできないため、テキストと問題集を一通り終わらせた後、6月終わりくらいから過去問7年分を古い年度から解いて、どの様に出題されるか確認しながら、直近2年分は間違ったところをテキストや問題集で確認しながら深く理解するようにしていました。

【中小企業】:中小企業経営はテキストと問題集を一通り終わらせて、時間を見つけて中小企業白書を少しずつ読むようにしていました。地元の活性化に貢献したくて中小企業診断士を目指したので、中小企業白書を読むとモチベーションが上がるという好循環でした。中小企業政策は法律が中心なので診断士の実務でも使えるかもしれないと思ってノートに体系的に整理して覚えるようにしていました。この科目も6月後半から一通り過去問をやりました。

1年目は以上のような感じで学習していました。

 

続いて2年目は個人的な理由で診断士以外の事に時間を取られていたので、この期間はほとんど勉強できていませんでした。2年目の内容は息抜き代わりに時間のある方だけ読んでいただければと思います。

【2年目のGW時期】

妻の強い要望で家を建てることになり、最初は妻に全部任せていたのですが完成した後に不満があっても誰のせいにもできないと思ったため、自分も家づくりにかかわることにしました。その為H26年11月~H27年8月の間は家づくりの勉強を平行し、 住宅関係の本30冊程、ハウスメーカーの資料20社程比較、ハウスメーカーの見学や打合せ10社程を経てH27年5月に土地購入、H27年8月に建築プラン完成、H28年1月家完成。といったイベントも重なり2年目のGW時期は診断士の勉強がほとんどできませんでした。

この時、診断士の勉強が非常に役に立ちました。なぜ診断士の勉強が家づくりに役立ったかというと家づくりは2次試験と同じかそれ以上に答えの分からないものだったからです。

まず、家づくりを経営戦略と重ねて考えながら進めました。

 

1.企業理念・ビジョン(どのような家やライフスタイルを望んでいるか)

2.SWOT分析(住宅市場の環境分析、経済・金利状況、自分の財務状況、家族の要望、住宅メーカーごとの強み弱みなど)

3.ドメイン決定(30年以上先の計画まで考えた、家族のニーズ、家の機能、アイデンティティ)

4・事業計画作成・診断士のアドバイス(建築会社・建築士の決定)

このような流れで家づくりを勧めました。

 

1.企業理念・ビジョン、が一番苦労した部分で、妻と理念やビジョンを共有する事でした。(共有できる部分とできない部分を分けて、できない部分はお互い妥協しながらコンセプトとして簡潔にまとめました)

 

2.SWOT分析は、本を読んだり住宅会社を回るなど情報収集をしたことで時間はかかりましたがそれ程苦労せずにできました。SWOT分析をしながら1.理念・ビジョン作成に戻ることが何度かありました。

 

3.ドメイン決定、これは妻と理念・ビジョンを共有した事とSWOT分析に時間を掛けた事で形ができました。

・家族のニーズ:4LDK、平屋建て、自然素材の家、水回りの充実、予算以内に収めるなど。

・家の機能:耐震性、快適性、外観、ライフスタイルに合った間取り、設備など。

・アイデンティティ:地元に貢献することを考えて中小企業診断士を目指していたため、地元の木材を使う、地元の会社に作ってもらう事を重視。

 

4.事業計画の作成・診断士のアドバイス:数社の住宅会社に話を聞きましたが、自分が勉強を続けて少しずつ家づくりの事が分かってくると担当営業マンが自分と同じくらい素人だと分かる事が多くありました。(自分の会社の事しか知らない営業マンが多い)

最終的に地元の1級建築士に相談してプランを作成してもらいましたが、自分ではとても考えられないようなプロフェッショナルな内容でした。自分が診断士になったらこれくらいプロフェッショナルな提案ができるようになりたいと思ったほどです。(家づくりに対する思いやこだわりが強かった)

最終的にできた家は、

・木造軸組工法の平屋4LDK

・燻煙乾燥杉板柾目浮造床と漆喰塗り壁

・地域木材利用と長期優良住宅にした為、地域型グリーン化事業補助金110万円を獲得

 

診断士の勉強を通して得た知識を仕事やプライベートでも活用することで、戦略的な考え方が少しずつ身についていきました。

この経験もあったため、2次試験では数字やSWOT分析だけではなく、事例企業の歴史や経営者の思いを重視して戦略を考えるようになりました。

 

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