脱モヤ10 「特別狙撃隊S.W.O.T.」/くコ:彡

こんにちは、いか@タキプロです。
先日診断ポイントがたまり、ようやく診断士登録を申請いたしました。
試験に合格してもすぐには診断士を名乗れないのはモヤモヤしますね…。

さて、今回も診断士試験をモヤモヤせず勉強するための「脱モヤ十か条」
本日は第七条をお送りします。
(※脱モヤって何なんだよぉぉぉぉ、って方はこちら

1回目の伏線、ようやく回収

さて、覚えていらっしゃる方はおられますでしょうか。私いかは脱モヤ初回にこう書きました。

診断士必須と言われる「SWOT分析」『試験では不要!』と捨てました

脱モヤ10回目にしてようやく、このことを書く機会がやってきました。

SWOT分析。初めて知った時はカッコいい響きに感じたその名前(私だけ?)。診断士試験においては、4色分の蛍光ペンを用意し「S」「W」「O」「T」それぞれに1色ずつ割り当てて、与件文に色をつけていく方法が一般的です。いかも最初はこの方法で試験問題に取り組みましたが、2年目はこのSWOT分析による線引きをやめてしまいました。理由は2つあります。

1つ目は、SWOTはあくまで状況把握のフレームワークであること、2つ目は、同様にSWOTの各要素はあくまで相対的に判断されるものであること、です。そのため、試験対応という観点においては必ずしも使い勝手が良いものではないと私は判断しました。詳細は次節以降で説明します。

 

理由1)SWOTは状況把握のツール

そもそもの前提として、皆さんは与件文のどのような文章に線を引くべきと考えるでしょうか。私いかは、第六条でも書きました通り、「線を引く文章」=「つっこみ対象」=「回答に使う候補」という捉え方です。

与件文を読むのには時間がかかるので、何度も全文を読むことは避けたいところです。回答に使いそうな箇所すべてに線を引いておけば、必要に応じてそこだけを読み返せば済みます。過剰に線を引くと、読み返す量が増えるだけではなく、回答に盛り込むべき文章をうっかり使い忘れる可能性も増えます。ですので、線を引くのは回答に使いそうな文章だけに敢えて絞るのです。

その観点でみると、SWOTの要素を指す文章は必ずしも回答に使う候補の文章ではありません。強みである「S」は回答に使うことが多くありますが、特に「O」「T」は取り巻く環境を理解する際には必要であるものの、回答に盛り込むことは少なく、一度読んで理解してしまえば充分であることが多いです。それであれば、SWOTを示す文章だからという理由で線を引く必要は無いと私は判断しました。

 

理由2) SWOTは目標に対しての評価

2つ目の理由は、与件の各文章がSWOTの要素かどうかの見極めが難しいことです。

いかは、実際の業務で状況分析を行う際にはSWOT分析は使いません。個人的な好みですが、ビジネスモデルキャンバスや佐藤義典先生の戦略BASiCSをよく使います。

SWOT分析を否定するわけではありません。上2つもSWOTを組み込んだフレームワークです。それなのになぜSWOTではなく、これら2つを使うかというと、SWOTは、それが本当に強み・弱み・機会・脅威であるかを判断することが難しいからです。

一度グループワーク等でSWOT分析をしたことがある方は分かるのではと思います。あるメンバーが「強み」と認識していた点を、別のメンバーは「弱み」と認識していたり、「強み」でも「弱み」でもあるという結論を下したりします。「機会」や「脅威」も同様です。

これはSWOT分析が欠陥のある分析手法だということではありません。Wikipediaの説明にもある通り、SWOT分析は「目標を定めたうえで」そのための状況分析を行うフレームワークなのです。「強み」かどうかは目標次第で変わるのですから、目標を立てていない状態で分析を行えば、上述のような問題が起きるのは当然です。しかし、試験回答時には目標(何をやるか)は分かりません。分かっていたらもう回答の骨格が書けているはずです。だから、私は試験においてはSWOT分析を使わないことにしました。

ちなみに、戦略BASiCSでは、「Battlefield」という要素で戦う戦場や競合を定めます。ビジネスモデルキャンバスは、「VP(提供価値)」という要素で何が最も必要な価値なのかを定めます。そして両者ともに、各要素は一度決まれば確定というわけではなく、他の要素の決定を受けて再度見直しを行います。何度も何度も見直しを繰り返すことで、各要素は洗練されたものになっていきます。このように要素間で影響し合うことで目標設定も同時に出来る点がSWOTとは異なる点です。(しかし、作るのに時間がかかるので試験時には使いません…)

 

閑話休題

おっと話がずれました、元に戻します。
では、SWOTの文章に線を引かない代わりにどうするのか。

1つの方法は、設問に紐づけて色線を引いていく方法です。「世界一やさしい答案作成術(同文館)」でも提唱されており、私も2番目にこの方法をとりました。この方法は割と使い勝手が良いやり方です。明らかにこの設問で使うための文章だよな、という与件文が数多くありますので、回答を書くフェーズに入った際には、すぐに各設問に必要な文章を抜き出してくることが出来ます。

唯一欠点を言えば、どの設問で使うかが明らかではないがおそらく重要であろうと思われる文章や、複数の設問どちらにも関わりそうという文章もそれなりにありますので、これらの扱いをどうするかが問題です。もし途中で紐づける設問が変われば、上から別の色で線を引きなおすことになります。あまり色が混ざると与件文章がごちゃごちゃしてしまい、うっかり使うべき文章を回答に盛り込み忘れたりしますので要注意です。

いかは、最終的には以下の方法をとりました。まずは第六条の通り、ツッコミどころ(=回答に使いそうな文章)全部に線を引きます。この際は、シャープペンシルで薄く引くだけにします。例外として、本事例の目標・会社の根幹となる方針、といった超重要事項にだけは赤線を引きます。そして、与件を読み終わり各設問と与件文章を紐づける際には、紐づけた文章の横に青ペンで設問番号を書き、この文章は「使用済」であることを示します。そうすると、使用済の文章とまだ使っていない重要文章がどれか一目瞭然でわかります。

 

結局やり方は人それぞれ

以上の通り、色々と書いてまいりましたが、私いかのやり方が一番優れているというつもりは全く一切ありません。SWOT分析を使い、私以上の高得点を取っている人は多数いらっしゃいます。あくまで、自分が一番モヤモヤせず納得できる方法で取り組めばいいのだと思います。どのやり方が自分に合うかどうか、ぜひ皆様もご自身で試してみてください。

 

以上です。本日も豊漁!くコ:彡
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

いか流 脱モヤ十ヶ条
第一条:自分なりの挑み方を見出す
第二条:診断士試験の目的は仲間作り
第三条:暗記は忘れてナンボ
第四条:難問は期待値で点を取る
第五条:いか流!二次テキスト適性診断
第六条:与件はツッコミどころが満載だ
第七条:SWOTだって必須じゃない(今回)
第八条:理不尽を感じたら社長になろう
第九条:NPVはミスを撲滅し得点源
第十条:『見直し』で20点を稼ぐ

 

明日の更新はのぞみんさんです。
忘れずに是非読んでくださいね!

 

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