財務・会計 2次試験も意識しつつ、毎日コツコツ by Moka

こんにちは、タキプロ14期のMokaです。

今回で4回目の投稿です。

口述試験も含め令和5年度全ての試験が終わり、受験された方は本当にお疲れ様でした!

合格された方は、本当におめでとうございます!

今年、再挑戦される方は、努力したことは必ず報わると信じて諦めず勉強を続けて頂ければと思います。今回は、多くの受験生の方が苦手とする財務・会計について、僭越ながら記事を書かせて頂きます。

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■はじめに

私は大学の工学部を卒業後メーカーに勤務し、一貫して生産技術、開発、設計などの技術職に従事してきたので、経理の実務経験はゼロですが、財務・会計は比較的安定して合格点が取れていました。

財務・会計は計算問題が多く出題され勉強すれば点数が伸びますが、高得点を目指し過ぎると場合によっては痛い目に合う科目だと思います。合格のポイントは、「受験生が解きやすいと感じた問題で、どれだけ多く得点を稼げたか」、だと思います。

■私の失敗と反省

ちょっとここで、中小企業診断士の試験での私の失敗を書きます。1次試験は無難にパスできましたが、2次試験では何度か挑戦しやっと受かりました。

2次試験は、1次試験をパスした人だけが受けられる試験であり、2回落ちると1次試験からやり直しとなるため、多くの受験生がそれなりに準備して2次試験に挑んできます。

また、合格率はここ数年は一定に推移しており、相対的評価での勝負となり(ストレート合格は約5%)、かなり競争が厳しい試験です。

私自身、令和4年の事例Ⅳにおいては、第二問、第三問の計算問題が不正解だったにも関わらず76点も取れました。(正解できた人が少なかったのでしょう。ラッキーでした)

1次、2次を通して私がやってしまった失敗は、

・制約や聞かれていることを外した

簡単な問題でミスした

などです。

2次試験で、渾身の解答を書いたつもりだったのが見直してみたら与件文と因果関係が成立しない答案で結果がC判定だったことや、事例Ⅳで高得点を狙ってNPVの難問に時間を奪われて見直す時間が無くなり、しょうもないミスをして不合格になった経験があります。

試験で上手く行かなかった理由は多々あると思いますが、「みんなが解けた問題で点数を落とした」が一番多いのではないかと個人的には思っています。

合格できた令和4年度は1次と2次を両方受けてパスできました。過去の痛い経験を自分なりに反省して、合格した時は下記を留意して取り組みました。

・簡単な問題から取り組んで、みんなが書きそうな解答を素直に書く

・難しいと感じる問題にはあまり時間を割かない(但し、空白はさける)

■財務・会計が苦手だと2次試験でも苦戦する

財務・会計は2次試験の事例Ⅳでも問われます。以下は毎年必ず出る論点なので、必ず理解するようにしましょう。

BS/PLの見方と経営分析

CF計算書

損益分岐点(CVP)

投資評価(NPV)

また、計算問題ですが、2次試験も見据えて、丁寧に計算する癖をつけることをお勧めします。2次の事例Ⅳでは、計算過程を書かされることがよくありますし、見直すときも丁寧に書いておくと早いです。汚くて読めない字や転記ミスで計算を間違えると勿体ないので。

■勉強方法は毎日コツコツやって慣れるだけ

財務・会計の勉強方法は、毎日1問でもいいから実際手を動かして解いて慣れることです。スポーツの反復練習のようなイメージで、条件反射的に、処理できるようになることです。

尚、私は1次はTACのスピード問題集を、2次試験の事例Ⅳについては、MMCの練習問題で訓練していました。

とにかく財務・会計や事例Ⅳは時間との闘いですので、1秒でも早く処理できるように普段からトレーニングするように心がけていました。

■計算問題以外から先にやる

実際の試験では、計算以外の知識を問われる問題もあります。私はこれらを先にやって(分からなくてもとりあえず当てずっぽうでマーク)から、計算問題にと取り掛かるようにしていました。計算問題も順番にやるのではなく簡単そうなものからやるようにしていました。財務・会計は1次も2次もとにかく時間との闘いですので、難しい問題に時間をかけすぎないように、第1問から順番に解くようなことは決してしませんでした。60点取れればいいやと割り切って、簡単な問題でしっかり得点を稼ぐ戦略が良いと思います。

因みに、2次試験の事例Ⅳでも、NPVの計算問題は捨てるつもりで、他が全て解き終わって見直しも済んで、時間があったら取り掛かるようにしていました。

■おわりに

実際の試験で、全然できなかったと思った科目でも、案外いい点数が取れていたりするものです。今までコツコツやってきたことを置いてくる、60点取れたら十分、位の気持ちで臨みましょう。みんなできそうな問題で決してミスしないことが最も重要だと思います。

最後になりますが、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

次回は、Mark さんの登場です。 

お楽しみに! 

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