経営法務についてbyベスト

経営法務

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■経営法務ってどんな科目?

本日は、経営法務について執筆させて頂きます。

経営法務は、2日目の1科目目です。

受験生支援活動を実施している仲間に聞くと、「とにかく難しい」と評判の科目です。

さて、そんな悪名高い経営法務ですが、直近5年間(R1~R5)の科目別合格率は以下の通りです。

10.1%→12.0%→12.8%→26.9%→25.6%

ちなみに、H30は「全員+8点」という大幅加点がありながら、科目別合格率が5%というとんでもない年でした。
ですので、この年の過去問をやって点数が悪かったとしても、気にしすぎないのが良いと思います。
(無理に高難易度の年で高得点が取れるまで勉強しすぎると、他の教科が疎かになる恐れがありますので)。

■まず、覚えよう!

さてさて、経営法務ですが、まずは全体感からご説明致します。

出題範囲は毎年大きくは異ならず、大体以下の通りです。
優先順位順にご説明しますね。

1.知的財産権分野

2.会社法分野

3.民法・倒産法分野

4.英語での法律関連知識

5.その他


といった感じです。
知的財産権分野は、覚える範囲が狭く出題頻度が高いので、勉強のタイパが良いです。
会社法分野は、細かい知識が問われますが出題数が多いので、タイヘンですがきっちり勉強する必要があります。
民法・倒産法分野もそれなりに出題されます。

では、上記3分野について、もう少し詳しく書かせて頂きます。

■知的財産権分野

この分野は、さらに以下のように分類されます。

・特許権

・実用新案件

・意匠権

・商標権

・著作権


このあたりが、主要論点です。

で、覚え方ですが、「まずは特許権を完璧に覚える」「実用新案権など、別の権利との差分を覚える」という勉強の仕方が効率的です。

ぜひ、お手元のテキスト等で知識をインプットし、過去問マスターなどでアプトプットの答練を実施してください!

以下、ご参考です。

+解答はコチラ

■会社法分野

こちらは、覚える項目が多く、範囲も多岐に渡るので対策が大変ですが、出題数も多いので無下にできません。

あきらめて、ひたすら覚えるに付きます。。。

頑張って下さい!!(←丸投げ、スミマセン。。。)

以下、ご参考です。

+解答と覚え方

■民法分野

民法分野も覚えることは多いですが、まずは以下の言葉の意味をしっかり理解しましょう!
(法学部の人であれば、当然に知っていることですが。。。)

ある物事に対して、「善意である」「悪意である」という言葉の使い方ですが、通常の日本語である「良いことをしようとする気持ち」や「意地悪な気持ち」という意味ではありません。

善意:知らなかった
悪意:知っていた


例えば、「本当は自分のモノでは無く、盗んできた時計」を誰かに売却する場合、買った人が、その時計が盗品であることに対して善意であれば(=盗品だとは知らなかったら)、その売買は有効です。
逆に、盗品であることに対して悪意であれば(=盗品だと知っていたら)、その売買は無効となります。

やや特殊な言葉使いなので、テキストや問題の解説を読むときには注意をしましょう。

■おわりに

いかがだったでしょうか?
経営法務は、法学部出身でも無ければかなりとっつきにくい分野だと思います。

2次試験にも直接は関係してこないので、暗記科目と割り切ってひたすら知識の詰め込みとアウトプットに時間を費やしましょう。
また、ご自身が苦手とする部分をファイナルペーパーにまとめて、当日直前に読み込むのも効果的ですよ~



次回はよよぽさんの登場です。
経営情報システムについての記事です。
乞うご期待!

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