書き殴りの物量で勝ち取る経営法務! by 真吉

タキプロ16期の 真吉 と申します。
本日は1次試験で私が最も苦手とし、学習に一番時間をかけた「経営法務」のノウハウをお届けいたします!
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■はじめに
はじめに、自己紹介を再掲させていただきます。
名前:真吉 (shin-kichi)
職種:製造業 → IT企業 → 製造業で企画や経理など
受験歴:1次試験1回、2次試験1回 (令和6年度合格)
勉強時間:1次838時間 + 2次372時間 = 1,210時間
勉強方法:独学のみ
私の初回投稿では、2次試験の事例Ⅲについてノウハウを掲載させていただきました。実は二回連続で私の苦手科目がブログテーマであり、1次・2次それぞれ最大の対策時間をとった科目について振り返るという苦悶を味わっております。上記の勉強時間内に占める経営法務の時間は147時間で、多くの受験生より時間をかけた方だと思います。シンプルに暗記科目が昔から苦手なのです。ということで、暗記苦手な私がどうやって経営法務を攻略したのか、その対策をご紹介いたします。
■まずは経営法務の失敗事例:古いテキスト
フリマサイトやオークションサイトでは、中小企業診断士の受験参考書が頻繁に売買されており、私も節約のために1次試験対策としてほとんど中古の参考書を購入していました。しかし、経営法務に関しては、古い参考書の使用はおすすめできません。
なぜなら、法律は常に改正されるため、古い情報で学習してしまうと、本試験で誤った解答をしてしまう可能性があるからです。
私自身も、その落とし穴にはまりました。経営法務の対策では、テキストは最新版を購入したものの、問題集は4年前のものを中古で購入して使用しました。結果として、法改正の影響で、当時の正解が最新のテキストでは誤りとなる問題が散見され、その正否を確認するために無駄な時間を費やすことになってしまいました。経営法務は、最新のテキストと問題集を揃えて学習に臨むことを強くお勧めします!この経験が、皆さんの学習の参考になれば幸いです。
■作戦1: 出題頻度の高い分野に的を絞る
さて、ここからは具体的な対策です!経営法務の学習においては、出題頻度の高い分野から優先的に学習を進めるのが効率的です。 具体的には、以下の順で重点を置くと良いでしょう。
- 会社法
- 知的財産関連法規
- 民法やその他の論点
特に会社法と知的財産関連法規でいかに得点を稼ぐかが、合格への鍵となります。 もし学習時間が十分に確保できない場合は、全体を網羅的に学習するよりも、この2分野の理解を徹底的に深める方が、結果的に得点アップにつながりやすいでしょう。私のように暗記が苦手な方も、この2つの分野だけは優先的に知識を「詰め込む」つもりで取り組んでください。ここはきっと結果につながる重要なポイントです!
■作戦2: 横串をさして整理する
本日のテーマは書き殴り戦略ですが、ただテキストや正解の文章をノートに書くだけでは、なかなか知識は定着しません。経営法務を効率的に攻略する鍵は、横串を刺した図や表を作成し、視覚的に情報を整理することにあります。具体的な「横串の刺し方」として一番分かりやすいのは、産業財産権の分野でしょう。まさに、のののさんが6/5に投稿された内容そのものです。
学習を進めるにあたっては、ご自身で各テーマについて情報を整理し、比較表を作成することが非常に効果的です。これにより、各権利の違いや共通点が明確になり、記憶の定着を促します。
■作戦3: ひたすら「書き殴る」暗記法
ここまで来たら、残るはひたすら書き殴るのみです!裏紙でも何でも構いません。
まずはテーマを選び、そのテーマについて記憶をたどります。例えば、産業財産権であれば、比較表を思い出しながら、どんな項目があったか、各権利の保護期間は何年だったか、登録は必要だったか…といったことを、表の形や行数をイメージしながら書き殴ってみましょう。
この作業を繰り返せば、経営法務の点数は確実に上がります。暗記は寝る前が効果的と言われているので、ぜひ寝る前に少し紙とペンを使って書き殴ってみてください!
■おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
1次試験の日程が迫ってきましたね。経営法務のような暗記科目は、最後の詰め込み方次第で、まだまだ点数を大きく伸ばせる科目です。試験当日までの努力が、きっと結果につながります。
最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってください!
次回は、zaki さんの登場です。
お楽しみに!
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