事例Ⅰ ”経営資源が少ない” がスタート by たんぽぽ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のたんぽぽです。

3月に入り、新たな気持ちで学習熱🔥が盛り上がってるくるころではないでしょうか?
「今年こそは!」の方も、ストレート合格を目指されている方も、
1年間、どうぞよろしくお願いします。
 
👇👇👇  ぜひ、ポチっと 👇👇👇 (メンバー一同励みになります🙇‍♀️)

■はじめに

まずは、自己紹介です。

年代・性別/40代・女性
職 種/地方公務員
受験歴/1次2回、2次2回
勉強時間/1次600時間(診断士ゼミナール)
     2次700時間(2年目はEBA)
得意科目/1次 企業経営理論・財務会計
     2次 事例Ⅰ・事例Ⅲ

民間企業→公益法人→行政と3つのセクターを経験し、NPOなど非営利団体の「組織×事業×財源」を考える「認定ファンドレイザー」という資格を取得しています。
これに中小企業診断士のノウハウを加えて、地域の非営利団体と中小企業をつなぎ、地域経営を支えるのが目標です。
中小企業政策や国のデジタル田園都市国家構想総合戦略などなど、公務員ならではの観点も活かした投稿ができればと思います!

■事例Ⅰとは?

事例Ⅰは、経営戦略や組織・人事について助言する問題ですね。

ここで何よりも意識すべきことは、私たちが「大企業診断士」としてではなく、「中小企業診断士」として助言をする、ということかと思います。

そうです、中小企業は「経営資源が少ない」ところからのスタート🏃なのです。

それは、「今ある資源を、どう有効活用するか」、「足りないものをどこから持ってくるか」を考えることにつながります。

設問に「中小企業診断士として助言せよ」のフレーズがあるときは、この基本に立ち返るとヒントになるかもしれません。

■事例Ⅰ企業の経営戦略

上記の基本に立ち返ると、事例Ⅰ企業の方向性は、

●「あるもの(強み)」を徹底的に活用する。
 =基本の戦略はS「強み」×O「機会」
 =「あるもの」を差別化して(技術の高度化など)、そこに特化する(差別化集中戦略)
●1つの資源から複数の効果を生み出す(多重利用による相乗効果)
●ない資源は、自分で持たずに外から借りる(外部資源の獲得) などが浮かんできます。

また、経営資源を絞る方向性には

●事業領域を絞る(事業ドメイン)と
●保有機能を絞る(企画デザインに特化して、製造は外注=ファブレスなど)

があることも意識しておきましょう。


いや、でも・・・現場感覚だと「あるもの」に「絞って(磨く)」≒「不要なものに手を出さない」というのが結構怖くて💦、ついついあれこれ手を出しがちになっちゃうんですよねー。
(経営資源の分散…)

■組織・人事について

組織、人事の切り口としては、
「幸の日も毛深い猫(採用、賃金、能力開発、評価、モチベーション、
権限移譲、部門、階層、ネットワーク、コミュニケーション)」
が有名ですね。

ただ、こうしたキーワードを組み合わせるだけで解答できるような問題・・・では、
受験生同士で差がつかない⚠️可能性が大いにあると感じます。

組織・人事については、組織の構造を変えたり、採用方法をこれまでのやり方から変える時には、
必ず経営上の課題がある、ということを意識しておくと良いと思います。

「変化、それ自体に意味がある💡」ということですね。

例)中途採用ばかりだったのに、新卒採用を始める → 長期的な経営人材の育成
例)年功序列型賃金に、一部成果型報酬を採用 → モチベーションアップ、組織活性化

このあたりを意識しておけば、「幸の日も毛深い猫」といったキーワードと、「与件文に書かれている事例企業の課題」を結びつけて、「もたらしたい効果」までをつなげて考えるヒントになります。

■おわりに

令和4年度の2次試験は「これまでと試験作成者が明らかに変わったんじゃないか?」という予備校解説を目にすることがありました。
事例Ⅳの経営分析で、いきなりの「生産性指標」が問われたことなど、本当に想定外でしたね。

でもそれは、さまざまな予備校模範解答、解法分析、受験生による再現答案や得点開示がネットで簡単に得られる時代にあっては、ある意味「必然」と感じます。

試験委員は試験委員で、「中小企業診断士試験」の品質を今後もしっかり担保するために、日夜頭を悩ましているに違いありません。それは、この資格を取得しようと考えた私たちのためでもあるのです。

そうした中で、個人的には「Aときたらコレ」「Bときたらコレ」というキーワード式勉強法だけでは限界があるなと感じることがあり、私自身はとにかく「文章を書く」ということを意識した勉強法を重ねてきました。

そしてみなさん。

試験本番は、大なり小なり、「上すべり」しますっ❗️💦

本番環境に似せても「模試」とはやっぱり違いますし、体力と精神力の消耗との戦いでもあります。
日頃から、しっかり「書ける」ように、鍛錬は、運を呼び込むと信じて、がんばりましょう!

わたしたちも、精一杯自分たちの思いを綴っていきます。

===========================

次回はとっしゅさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

タキプロ中小企業診断士 WEB勉強会の参加申請はこちら↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です