「構文」と「単語力」で挑んだ二次試験 by おりぜー

こんにちは。2回目の登場となりました、タキプロ12期の「おりぜー」と申します。

私はタイトルの通り、回答の書き方をある程度定型化させた「構文」と、1次試験で登場した用語を自分の力で説明出来るようになるための「単語力」を武器に、二次試験に挑んでいきました。

今回のブログでは、二次試験の事例Iを解く上で私が頭に入れていた主な「構文」と「単語力」について解説していきたいと思います。これまで他の方が書いてきたブログと重複する部分もあるかとは思いますが、重複する部分は“本当に重要なこと”として捉えていただければ幸いです。

■「単語力」醸成に必要な1次試験の知識

一次試験の企業経営理論で勉強した「組織論」と「競争地位別戦略」、「5フォース(特に参入障壁)」、「人的資源管理」については当然に理解している前提で話が進んでいくので確実に復習しておきたいところです。用語の定義をしっかりと確認し、正確に類似用語の違いを書ける状態にしておきましょう。

特に、「組織構造形態のそれぞれの特徴とメリット・デメリット」「人事制度、教育体制にはどういったものがあるか」については確実に自分の言葉で説明できるようにしておきたいところです。この2つは知識が深ければ深いほど書ける要点の数に直結してきますので、是非とも知識を強化しておくことをお勧めします。

回答を作成する上で有用な論点として私がファイナルペーパーにまとめていたキーワードを一部紹介しますので、参考にしていただければと思います。

・機能別組織、事業部別組織、マトリクス組織の違い

・低次学習とは?高次学習とは?

・ニッチャー戦略の特徴…大手企業との競争回避や他者との差別化

・5フォースとは?参入障壁の種類

・自己申告制度、目標管理制度、職務の拡大・充実、能力開発、OJT

・モラールや士気の向上、貢献意欲の向上(誘因>貢献)、一体感の醸成、企業文化の刷新

■おりぜー流!「構文」を活用した解答の仕上げ方

問われていることに対して、与件文から該当箇所を抜き取り、設問に併せて編集する。

二次試験全般に言えますが、解答の仕上げ方ははっきり言ってこの一言に尽きます。

情報は与件文に書いてありますし、受験者自身の経験に基づいて回答を進めてしまうのはご法度です。もちろんイメージする上で受験者の社会人経験が役立つケースもありますが、問題文に書いてないことをつらつらと書いてしまうのはただの「字数泥棒」でしかありません。(採点方式はわかりませんが、減点対象になる可能性も?)

そして、設問に併せて編集する上で役立つツールが「構文」です。回答手法をある程度定型化させておくことで、試験の最中に「どう書けばいいんだろう…」と悩む時間を減らすことが出来ます。

私が良く使っていた構文の一つが、「事実―本質」構文です。(私が勝手に名付けました(笑))

設問:~の理由は?

回答:理由は、①(事実)であり、(結果としての理由に至る本質)のため、②(事実)により、(結果としての本質)のため。

上記構文は何かの理由や要因、特徴について問われた場合に汎用的に使えます。(事実)には与件文に書いてある事実を記載し、(結果としての理由に至る本質)には、(事実)が裏付ける「理由及びそれに至る理由の核」を記載します。

実例を使って考えてみましょう。

平成30年 第2問(設問1)

A社は創業以来、最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いてこなかった。A社の人員構成から考えて、その理由を100字以内で答えよ。

この問題では、研究開発型企業であるA社が最終消費者に向けた製品開発に力点を置かなかった理由について、A社の人員構成の特徴を踏まえたうえで回答するよう求められました。

ここでの(事実)は、与件文にある“A社の人員構成の特徴”のうち、答えるべき理由に結び付くような情報が該当します。具体的には「技術者が9割」「強みを持つ製品が法人向け」「生産や販売を外部委託している」などが挙げられるかと思います。

そして設問で問われている「力点を置かない理由」というのは、「技術者が9割だから」ではなく、「技術者が9割で、○○だから」です。この○○の部分が理由の核です。

ここでの○○には例えば「最終消費者のニーズを把握する力が弱い」「最終消費者の顧客情報がない」等が挙げられるかと思います。(事実)との相関関係、設問の答えになっているかどうかを意識して文章を考えることが、高得点につなげるポイントです!

この問題の場合では、「人員構成」について言及することがマストであったためこのような構文を必然的に使うことになりましたが、普通に理由を問われた場合でも使えます。単に理由のみを答えるのではなく、与件文に書かれている事実に紐づけて回答することでより説得力のある回答に仕上げることが出来ます。

勿論、問われ方によって構文の形を変える必要があります。例えば、「最大の要因は?」と問われた場合には、要因を2つ以上並列で挙げるのは基本的には望ましくありません。

その時には私は次のように変形させていました。

設問:○○となった最大の要因は?

回答:最大の要因は(事実に基づく要因①)により、(①の結果としての要因②)のため。(補足としての事実)を通して、○○となった。

回答のメインの核を1点に絞りつつ、補足を加えていく形にすることで体裁を整えました。また、要因を並列ではなく直列に繋ぐことで「最大の~」という縛りを守りつつ字数と論点を稼いでいました。

その他私が使っていた構文には次のようなものがあります。

設問:~の課題を答えよ

回答:一つ目の課題は、(理由)に伴う(具体的な課題)である。(背景)を踏まえ、(具体的な必要事項)が必要である。二つ目の課題は、(理由)のための(具体的な課題)である。(課題解決のための手法)も必要である。

(理由)や(背景)の部分は与件文から抜き出し、(課題)と(理由)に一貫性を持たせるように心がけていました。

■おわりに

ここまで紹介してきたキーワードや構文はあくまで一例です。

大事なことは①過去問を研究しながら、自分にとって書きやすい構文を見つけること、そして②その構文を1次試験の知識と共に自在に使えるようになるまで沢山答案を書いてみることです。これらを継続して行うことで合格にぐっと近づくことが出来ると思います!

頑張ってください!

次回はういさんの登場です。
お楽しみに!

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