事例Ⅲを解く際の3つのポイント by こま

読者の皆様、こんにちは。
タキプロ12期のこまです。
自己紹介はこちら

1次試験お疲れ様でした。
試験の結果はいかがでしたか。

今回は本題に入る前に皆様へメッセージをお送りしたいです。

①残念ながら2次試験に進めなかった方へ

どのような結果になろうと、今まで皆様が努力してきたという事実は変わりません。
特に今回の試験で残念な結果となった方は、絶望を感じているかもしれません。

今すぐには気持ちを切り替える必要はありません。
私も2次試験に1度落ちており、試験に落ちる悔しさは知っています。

今は試験までに様々な努力をしてきた自分を、労ってください。
また、試験勉強中にはできなかったことや我慢していたことを思いっきりしてみてください。

自分を支えてくれた周囲の方へ感謝の気持ちを伝えてみるのもいいかもしれませんね。
悔しい気持ちや悲しい気持ちは、誰かと共有すると軽減されます。
ぜひ一人で抱え込まないようにしてください。

今後のことは、その後に考えてみてもいいのではないでしょうか。
もし、「診断士試験に再チャレンジしたい」と思えたら、その日から再スタートしてみましょう。

②2次試験に進めた方へ

1次試験突破おめでとうございます。
まずは第一関門を突破して、ホッとしている方が多いのではないでしょうか。

しかし、診断士試験の山場は、次の2次試験です。
これからも気を抜かず、ご自身の計画に沿って、勉強を続けていきましょう。

引き続き情報収集や息抜きを兼ねて、タキプロブログを読んでいただけると嬉しいです。

事例Ⅲを解く際の3つのポイント

さて、ここからは本日のテーマである事例Ⅲについてのお話です。
皆様は事例Ⅲに対して、どのようなイメージをお持ちですか。

「製造業出身じゃないから工場のイメージがわかない」、「なかなか点数が安定しないため、苦手意識がある」等のマイナスイメージをお持ちの方はいませんか。

そんな方々にぜひお伝えしたいです。
「事例Ⅲは、事例Ⅳと同じくらい点数が安定する科目です」

なぜなら、事例Ⅲは、出題パターンがある程度、決まっているからです。
よくあるパターンは、以下のとおりです。

第1問:SWOT分析
第2問:生産面での問題点と改善策
第3問:生産面での課題と対応策
第4問:今後の経営戦略


これらの出題パターンを参考に、私は事例Ⅲを解く際に次の3つのポイントを意識していました。

①第1問のSWOT分析は最後に解く
第2問~第3問の問題点と課題を区別する
③第4問では第1問で指摘した強みと機会を活かした解答にする


それぞれについて具体的に見ていきましょう。

第1問のSWOT分析は最後に解く

皆様は事例Ⅲをどのような順番で解いていますか。
順番どおりに第1問から解いている方も多いのではないでしょうか。

ただ、私のおすすめは、第1問のSWOT分析は最後に解くことです。
理由は、解答時間を短縮できるためです。

具体的には、私は第2問→第3問→第4問→第1問の順で、問題を解いていました。

この順番で解くと、第1問のSWOT分析に時間をかけすぎて、他の問題の解答時間を減らしてしまうことを防げます。

事例Ⅲを解いていて、第1問に時間をかけすぎて、第2問以降の解答時間がなくなってしまったという経験をお持ちの方は、いませんか(はい、昔の私です)。

もちろん、各設問ごとにしっかりとタイムマネジメントできることが一番です。

しかし、第1問のSWOT分析の解答要素は、与件文の様々な所に散らばっており、なかなか解答を絞り込むのが難しいです。

また、最悪の場合、第1問のSWOT分析は、残り時間5分でも埋めることは可能です。

だからこそ、配点の高い他の問題(第2問~第4問)を先に解いてしまいましょう。

そして、配点が低く、解答要素も様々な場所に散らばりがちな第1問は、最後に解くことで、解答時間の短縮を図ることが有効となります。

第2問~第3問の問題点と課題を区別する

皆様は問題点と課題の違いをしっかりと把握していますか。
私は診断士試験の勉強をするまで、これら2つの違いをよく把握していませんでした。

問題点と課題の違いは、以下のとおりです。
問題点:何かができていない状態(目標と現状の差、解決すべき事柄)
課題:問題点を改善する方法(目標と現状の差を埋めるためにやるべきこと)


具体的には、こんな感じです。
問題点:生産計画ができていない、作業にバラつきがある
課題:生産計画の作成、作業の標準化


このように「何かができていない状態=問題点」、「問題点を改善する方法=課題」ということを理解することが大切です。

問題点と課題の違いを把握しておかないと、設問で聞かれていることに答えることができません。

この2つの言葉の違いを把握して、設問で聞かれたことにしっかりと答えられるようにしましょう。

第4問では第1問で指摘した強みと機会を活かした解答にする

皆様は事例Ⅲの第4問(経営戦略問題)の解答のポイントはどこにあるとお考えでしょうか。

「社長の想いに沿った提案をする」、「与件文に出てくるキーワードをたくさん含める」、「C社が実施できる現実的な提案を行う」等の色々なポイントが考えられます。

その中でも、私が最も大切だと考えるのは、「第1問で指摘した強みと機会を活かした解答をすること」です。
理由は、解答に一貫性を持たせられるからです。

具体的には、第1問で指摘した強みと機会が入った経営戦略を第4問で解答することで、解答全体の一貫性が保たれます。

例えば、皆様がC社長だったとして、ある診断士が第1問で指摘した強みや機会を全く入れていない経営戦略を第4問で解答(提案)したら、どのように感じるでしょうか。

「第1問でのSWOT分析は、なんの意味があったのか…」という気持ちになりませんか。

これが事例Ⅲを解く際のポイントである「解答の一貫性」です。

ちなみに先にご紹介した解答の順番「第2問→第3問→第4問→第1問の順」で事例Ⅲを解くことで、第1問で指摘した強みと機会を、第4問の経営戦略に入れ忘れることを防ぐこともできます。

第4問(経営戦略)で書いた強みや機会を、そのまま第1問(SWOT分析)で解答することができるためです。

皆様も事例Ⅲを解く際は、ぜひご自身の解答に一貫性があるかどうか(SWOT分析で指摘した強みと機会が経営戦略に含まれているかどうか)を確認してみてください。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
本日は「事例Ⅲ」について書いてきました。

本日ご紹介した3つのポイントは以下のとおりです。
①第1問のSWOT分析は最後に解く
②第2問~第3問の問題点と課題を区別する
③第4問では第1問で指摘した強みと機会を活かした解答にする


参考になる部分があれば、ぜひ取り入れてみてください。

今回の記事に書いたSWOT分析と経営戦略に一貫性を持たせることの大切さは、実務補習や実務従事でも経験しました。

SWOT分析を通して、見えてきた問題点や課題(違いを把握されていますか?)をどのように解決していくか。
そのためには、どのような強みや機会を活かした経営戦略が必要なのか。

このようなストーリーで実際の企業診断は進んでいきます。

ぜひ皆様も診断士試験に合格して、実際の中小企業の診断・助言業務をなさってください。
そのためにも、まずは2次試験の突破を目指しましょう。

皆様の努力を応援しています。


次回はろめおさんの登場です。
お楽しみに!

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