私の口述試験体験談 by TAKU

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■はじめに
この日曜日に迫った口述試験、基本的には落ちることはない試験ですが、やはり合格率100%ではないため不安は残るかと思います。
残り1週間を切っていますが、私や他の方の体験談や対策記事もご参考にしていただき、ぜひ準備万端で試験に挑んでいただければと思います。まだ試験対策が出来てない方も、残り期間でも十分間に合います。
長期にわたる中小企業診断士試験の最後のこの試験を乗り切って、受験時代にできなかったことを思う存分楽しんで頂ければと思います!
■私の口述試験対策
私の体験談になりますが、2次試験合格発表後は最初の1週間は嬉しさで舞い上がってしまい、ほぼ合格間違いないと言われている口述試験ということで、準備を後回しにしていました。しかし、「2次試験合格者は猛者ばかり、万が一があっては・・」という気持ちもでてきて、慌てて対策を始めました。
具体的には、他の記事でも書かれている通り、試験内容に基づく質問になるので、事例Ⅰ~Ⅳを改めて復習し、内容のインプットを徹底しました。
その上で、予備校の想定問答教材を購入し、具体的な質問への回答方法を確認した上で、「タキプロ」の模擬面接を1度受けました(私がタキプロをブログ以外で活用したのはこれが最初でしたが、これがあったおかげで当日をイメージする事ができ当日も落ち着いて試験に挑むことができました)。また、YouTubeで他の受験者の口述対策動画を参考にしたりもしてました。
当日は絶対に遅刻しないようにと思い、試験開始2-3時間くらい前には試験会場のある池袋駅周辺のカフェに行き、口述試験の想定問答を一人で繰り返し練習しました。
■当日の試験の流れと私の体験
① 会場の様子
試験会場には指定時間の30分前に入るようにしましたが、実際はもっと早く入ることが可能そうでした。時間になるとグループごとに会場(大き目の待機室)から個別の待合室に呼ばれ、そこで説明を受けたのち、本会場の前に一人一人が呼ばれ、その後、最終面接部屋へ向かう形でした。待機室のほとんどの方が、2次事例や想定問答集らしきものをもって最後の最後まで準備しながら待機していました。
② 面接の内容
以下が当日の面接官2名からの質問とそれに対する私の回答です(回答は少し簡略化してます)。
- 質問1:事例1について
- 合併後もX社社長に残ってもらう理由は?
回答: 従業員の不安払拭、業務実態の把握、社内人間関係等の確認、人脈(仕入先)の引継ぎ等が必要だから。 - 経営統合において誰がリーダーシップを発揮すべきか?
回答: A社社長がリーダーシップを発揮し、統合の背景やメリットをX社社員に十分に伝えるべきです。
- 合併後もX社社長に残ってもらう理由は?
- 質問2:事例4について
- 損益分岐点比率を引き下げる具体的な方法は?
回答: 固定費を削減する(例: 研究開発費や設備費の見直し)。 - 棚卸資産を多く持つ際の留意点は?
回答: CFの悪化、管理手間の増加、消費期限の問題があります。
- 損益分岐点比率を引き下げる具体的な方法は?
③ 試験の感触
質問に関しては想定問答集に近い問題で、内容は不十分でしたが、回答らしき回答は思い付き、全体的には落ち着いて、はっきりとした回答ができたと思いました。終了後は「合格した」と確信に近い感覚がありました(但し、やはり結果が出るまでは一抹の不安は拭えませんでした・・)。
■口述試験のアドバイス
基本的には合格する試験ですが、アドバイスをするとすると以下の3点かと思います。
- 体調管理をしっかり行い、試験会場には余裕をもって到着すること
まずは体調管理を行い、試験会場に遅れずに到着する事が絶対です。口述試験は面接までたどり着き、ルールとマナーを守り、回答に何も答えない、というようなことがなければ、よほどのことがない限りは合格できると思います。 - 2次事例の内容確認はしっかりと行うこと
長時間の準備は不要と思いますが、しっかりと2次の事例をインプットする事、想定問答を自分の言葉で説明する練習を繰り返し行いましょう。 - 模擬面接を活用して、落ち着いて試験に臨むこと
タキプロや他の模擬面接は、実際の試験の雰囲気に慣れるために非常に役立ちます。頭が真っ白で全く回答できない、ということをさけるためにも是非模擬面接は実施されることをおすすめいたします。
■おわりに
口述試験ですが、令和5年は口述試験受験者1557名中、合格者1555名でした。基本的には落ちる試験ではありません。但し、これから中小企業診断士になるにあたっての最後の関門であり、総仕上げの場でもあります。まずは体調管理、時間厳守が第一ですが、これまでの診断士試験の集大成ということで、ご自身が納得いくまで対策をされたうえで、自信をもって最後の試験に挑まれてはと思います。
この試験を乗り越えた先には、新しい道が待っています。皆さんの健闘を心からお祈りしています!
次回は、ビビタク さんの登場です。
お楽しみに!
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