多年度だけどストレート生向けの勉強方法も考えてみた~1次試験編~byCた

タキプロ17期の Cた と申します。
相談会・勉強会開催!
★参加応募受付中★
詳しくは下記バナーをクリック!!

目次
■はじめに
私はR2からR7年度まで中小企業診断士試験に取り組みましたが、正直なところ、決して順調な受験生活ではありませんでした。その分、試行錯誤を重ね、学習方法を調整してきました。
R8年度からは1次試験の受験料の値上げがあり、保険受験の負担も考えものです。この状況下で、読者の方々へのご参考になることもあるかなと思い、今回は1次試験の勉強方法についてふりかえってみたいと思います。その上で、初学者でも再現できる効率的な勉強方法について考え、自身の今後の学習にも繋げられればと思います。
■学習教材について
1次試験で主に使用した教材は、以下の2つです。
- LEC「出る順中小企業診断士 FOCUSテキスト&WEB問題」
- TAC「最速合格のためのスピード問題集」
1年目はLEC教材を使用し、2年目にTACの問題集を追加しました。
自身の特性と実経験から考えると、問題を起点とした学習スタイルがより効果的だと感じています。
テキストを読みながら自ら問いを立てて思考を深められるタイプの方であれば、読み進める学習方法でも理解や覚えが早いと思います。一方で、私の場合はテキストを読むだけでは集中が続かず、十分に理解しないまま読み進めるだけのようなことになりがちでした。
その点、まず問題に取り組むことで集中しやすくなり、結果として頭を積極的に働かせることができると体感しています。 このように、集中力を高めること、そして、間違いを起点にした修正型の学習(全てを覚えるのではなく誤っていた考えについて修正する)を行うことが効率性を上げる鍵だと考えます。
■1年目:ゼロからのスタート
私は診断士試験に関して、ほぼ予備知識ゼロの状態でした。
メイン教材はLECの「FOCUSテキスト&WEB問題」ですが、学習の中心はテキストではなく付属のWEB問題でした。一問一答形式で問題を解き、正誤を確認し、解説を読み込む。この流れを繰り返しました。そして、各問題の正誤結果をエクセルに記録していきました。
こうしておくと、1周終わった段階でも、
- どの単元の正答率が低いのか
- どこが弱点なのか
を集計すれば一目瞭然になります。私はエクセルで集計してグラフ化したりしていましたが、今だとAIに入れるだけで分析してくれると思います(試しに私の記録ファイルを加工せずそのまま入れてみても、分析してくれました)。重要なことは弱点の明確化です。もし時間が限られているなら、教材を何周も通すより、1周+弱点論点の重点回しの方が効率は高いと思います。
ちなみに、この時の結果は、合格には届かず、4科目の科目合格でした…。
■2年目:不合格科目への集中
2年目は、1年目に不合格だった経済学・財務会計・経営法務の3科目のみを受験しました。
経営法務については苦手意識が強かったため、TACの「最速合格のためのスピード問題集」にも取り組みました。
結果として、経済80、財務80、法務60で合格しました。(経営法務に苦戦する構図は最後まで変わりませんでした…)
科目数を絞ったことで、
- 学習時間を弱点科目に集中投下できたこと
- 問題演習量が大きく増えたこと
が合格につながったと感じます。合格科目も受験し点数を稼ぐ方法をとるか迷いましたが、時間制約と弱点科目強化の観点から、やはり科目合格については活用することが効率的だと思います。
その後も保険受験というか恒例行事になってしまいましたが、1次試験は毎年受験しました。中々安定はせず、科目不合格はあるものの1年7科目での総合合格の年、科目合格のみの年などありましたが、R7年度は7科目受験し、全科目とも60点以上をとることができ、6年でやっと1次も卒業ができる状態になったのかなと思います…。
というような1次合格までの簡単な経緯ですが、次に、ふりかえりをしてみて感じる点を挙げます。
■ふりかえり①:答えを覚えてしまっても、何度でも解く意味はある
私自身、「答えを覚えてしまったら再度解く意味がない」と考えていた節があり、その点で非常に反省しています。
繰り返し解くことは非常に効果があります!
答えを覚えていると、むしろ、
- なぜその選択肢が正解なのか
- 他の選択肢はどこが間違っているのか
- 関連する論点を即座に思い出せるか
といった頭の中での処理が発生します。初めは単に解答の選択肢を覚えている程度ですが、回数を重ねて問題を見ていくと、記述内容に関する思索が広がっていきます。これが長期記憶につながるのだと思います。※ただし、思索を行うと気づかない間に時間がたってしまうため、ある程度の時間で止めることと、診断士試験対策としては各論点についての深掘りはあまりしないように注意が必要です。 また、蛇足ですが、この「答えを知った状態で解く」訓練は、2次試験学習でも極めて有効です。(それについては別の機会があればその際に)
初学者で、問題起点型の学習をしようとして全くついていけない場合は、問題と答えを自分で要約して、論点を把握するのも手かなと思います。
■ふりかえり②:1次試験は「継続」がすべて
特に初学者の場合、1次試験は覚える範囲がとにかく広いです。直前期だけで一気に詰め込むのは、現実的ではありません。
直前対策だけで通用する人は、
- もともと80点以上取れる知識の貯金がある人
- 業務・学業などで背景知識を持っている人
に限られると思います。
とはいえ、1年中直前期のような集中力を維持するのも無理があります。
だからこそ、
- 少しずつでも手が止まらない教材
- 問題演習中心で継続しやすい教材
を使い、確実に続けることが何より重要だと感じました。 そのうえで、忘却曲線を意識しながら、直前期対応ではなく、記憶を試験日まで維持する学習スケジュールを組み立てることが、ストレート合格に近づく鍵だと思います。具体的には、1週間で手を付けるテーマを選定した上で、平日に問題と解説学習を進め、週末は平日に学習したことの総復習をするようなスケジュールがシンプルでよいかなと思います。
■おわりに
多年度生だからこそ言える部分もありますが、ここで書いた内容はむしろ、ストレート生(当時の自分)にこそ再現してほしい勉強法です。ふりかえりの意味で、自分へのアドバイスとして考えてみましたが、これから1次試験に取り組む方の参考にもなれば嬉しいです。
次回は、Hiko さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])





