【一次試験対策:財務・会計】輸出入、有利なのは円高・円安どっちだっけ? byともパパ

タキプロ17期の   ともパパ と申します。  
4回目の投稿となります。よろしくお願いします。
一次試験まで、あと2か月近くになりました。
みなさん、一次試験に向けた勉強は、順調でしょうか?

今回は、財務・会計の「デリバティブ取引(為替予約)」から、
ニッチな話ですが、私自身がつまずいた輸出入での
円高・円安へのリスクヘッジの考え方を取り上げたいと思います。
 ※「為替予約」、「オプション取引」については、
  他のサイトや、YouTube解説動画などで、良作があるので探して頂けると。。。

今回の記事が、少しでも受験生の皆様のお役に立てれば幸いです。

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■はじめに

「デリバティブ取引(為替予約)」、皆さんは得意でしょうか?
私は、輸出入での円高円安どっちだったっけか?と迷うことが多かったです(^_^;)
下記を覚えてても、どうも混乱することが多く、、、

【円高】
 1)輸入は有利:輸出は不利
 2)1ドル=100円で、円が100より下がると円高


【 円安】
 1)輸入は不利:輸出は有利
 2)1ドル=100円で、円が100より上がると円安

  ※本記事では、分かりやすく円とドルで関係を追っていきます。

また、この「デリバティブ取引(為替予約)」は、
一次試験のみならず、二次試験の事例Ⅳでも出題される可能性があります
 ⇒昨年の二次試験の受験時に出題されました。
  ホント、理解しておいて良かったなぁと。

■デリバティブ取引とは?

ご存じかとは思いますが、念のためにおさらいを。

ある会社さんが、将来の輸出入取引で生じうる
「為替変動リスク」の回避(ヘッジ)するために「デリバティブ取引」を使います。
代表的な手法として、「為替予約」「オプション取引」があります。

よしっ、じゃあ輸入で商売する会社さんに、デリバティブ取引でリスクヘッジしてもらおう。
あれっ?そうすると、円高・円安のどっちに備えれば良いんだっけ??
(念のため、正解は「輸入」の場合は、「円安」です。。。)

■輸出入でのお金の流れを覚えておこう

そんな昔の私みたいにならないように(^_^;)
輸出入でのお金の流れを覚えておきましょう。

1.「輸入」の場合
 日本のA社さんがアメリカのB社から製品を購入(輸入)する場合
 A社さんの立場で、お金の流れを確認します。
 
 ①製品をアメリカのB社から購入(輸入)する
  ⇒代金は、ドルで支払う必要がある

 ②A社さんは、代金の支払いにドルを両替して準備する(買う)必要がある
  ⇒円が強いと有利(円高):例 1ドル80円(支払い少ない)
   円が安いと不利(円安):例 1ドル120円(支払いが多くなっちゃう

 ③なので、輸入時にリスクヘッジすべきは円安

2.「輸出」の場合
 今度は逆に、日本のA社さんがアメリカのB社に製品を売却(輸出)する場合
 また、A社さんの立場で、お金の流れを確認します。

 ①自社製品をアメリカのB社に売却(輸出)する
  ⇒代金は、ドルで受け取る

 ②A社さんは、受け取ったドルを円に両替する(売る)必要がある
  ※日本国内では、ドルは使える場所が限られちゃいますよね。。。
  ⇒円が強いと不利(円高):例 1ドル80円(もらう額が少なくなっちゃう
   円が安いと有利(円安):例 1ドル120円(もらう額が多くなる)

 ③なので、輸出時にリスクヘッジすべきは円高

■簡単な例題で、ちょっとトレーニング

理解度を確認するために、簡単な例題をちょっと出しておきますね。

1)輸入をしているA社さんは、ドルで商品の仕入れ代金を支払います。
 為替リスクをヘッジをしたいです。

 ①リスクヘッジすべきは、円高?円安?
 ②為替予約をする場合は、ドル売り、ドル買いのどちらを利用しますか?

 ③通貨オプションを利用する場合は、どのようなオプションを利用しますか?

2)輸出をしているA社さんは、ドルで商品の売り上げ代金を受け取ります。
 為替リスクをヘッジしたいです。

 ①リスクヘッジすべきは、円高?円安?
 ②為替予約をする場合は、ドル売り、ドル買いのどちらを利用しますか?
 ③通貨オプションを利用する場合は、どのようなオプションを利用しますか?





いかがでしょうか?簡単な例題ですいません(-_-;)
解答はいらないかもしれませんが、下記となります。

 1)輸入の場合
  ①答えは、円安です。
   商品の代金を、ドルで支払うため、ドルが必要。
   その場合、円安だと普段よりも多くの支払いが必要になります。
  ②答えは、ドル買いです。
   ①から、ドルを一定の金額で買えるようにしておくと、
   円安になってもリスクがヘッジできます。
  ③答えは、コールオプションの買いです。
   ①のことから、オプション料はかかりますが、
   ドルが一定の金額で買えるようにしておくと、円安になってもリスクがヘッジできます。

 2)輸出の場合
  ①答えは、円高です。

   商品の代金を、ドルで受け取るため、ドルを売ることが必要。
   その場合、円高だと普段よりも、もらえる額が少なくなります。
  ②答えは、ドル売りです。
   ①のことから、ドルを一定の金額で売れるようにしておくと、
   円高になってもリスクがヘッジできます。
  ③答えは、プットオプションの買いです。
   ①のことから、オプション料はかかりますが、
   ドルが一定の金額で売れるようにしておくと、円高になってもリスクがヘッジできます。

■おわりに

さて、いかがだったでしょうか?
輸出入するときのお金の流れを覚えておいて、
記憶があいまいになっても、その場で引き出せるようにしておくと良いかと思います。

今回の記事が、受験生の皆様のお役に立てれば幸いです。。。

次回は、うえぬ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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