【企画】タキプロのアクセス分析をやってみた(その①) by ダイキ
タキプロ16期の ダイキ と申します。
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目次
■はじめに
みなさんこんにちは!
タキプロ16期のダイキと申します。
一発合格道場と兼任となります。
今回はタキプロ企画として「タキプロブログのWebアクセス情報を分析・考察してみよう」ということをやっていきます。
- 他の受験生はどんなブログ記事を見ているんだろう?と思っている受験生のみなさん
- どんな記事が受験生に求められているんだろう?とお悩みのタキメン
両者ともぜひご覧いただければ幸いです。
■今回の集計範囲
- 利用ツール:GA4(Googleアナリティクス)
- 集計範囲:2023年1月〜2025年5月
■月別全体アクセス数
「木を見て森を見ず」とならないために、まずは月別全体アクセス数から見ていきます。
GA4だけで月別全体アクセス数を表形式で出そうとすると面倒なので、
全体感を掴むためのグラフはGA4からトリミングし、数字は別で表形式で記載することにします。
(画像埋め込みなので見にくくてごめんなさい・・・)

吹き出しを追加していますが、2023年と2024年ともに「8月」「10月」「1月」にグラフの頂点がきていることがわかると思います。
8月」「10月」「1月」といえば、、、とある表を下記に入れてみます。
年度(令和) | 2022年度(令和4年度) | 2023年度(令和5年度) | 2024年度(令和6年度) | 2025年度(令和7年度) |
第1次試験日 | 8月6日(土)・7日(日) | 8月5日(土)・6日(日) | 8月3日(土)・4日(日) | 8月2日(土)・3日(日) |
第1次合格発表日 | 9月6日(火) | 9月5日(火) | 9月3日(火) | 9月2日(火) |
第2次試験(筆記)日 | 10月30日(日) | 10月29日(日) | 10月27日(日) | 10月26日(日) |
第2次(筆記)合格発表日 | 1月12日(木) | 1月11日(木) | 1月15日(水) | 1月14日(水) |
第2次試験(口述)日 | 1月22日(日) | 1月21日(日) | 1月26日(日) | 1月25日(日) |
第2次(口述)合格発表日 | 2月1日(水) | 1月31日(水) | 2月5日(水) | 2月4日(水) |
- 1次試験日:8月上旬
- 2次試験日(筆記)10月下旬
- 口述試験:1月下旬
と試験日の月と月別アクセス数の増減がリンクしていることがわかりますね。
「8月だけ試験日が上旬なのになぜ月全体のアクセス数が多いんだ!?」という声が聞こえそうですが。
これはおそらく、1次試験は自己採点が可能ですので、その結果2次試験に進むことが固い受験生がスタートダッシュをかけるためだと思われます。
そう考えると、1次試験直前の7月にタキプロへのアクセス数が伸びていないのは、受験生の皆さんは1次試験の勉強はWebサイトに頼らず、テキストなどを活用することが多いからかもしれませんね。
■ページビューランキング
ここからも「木を見て森を見ず」とならないように、全体のページビューアクセスから確認していきます。
ただし、ページビューランキングは数が膨大になってしまうため、ランキングの詳細は別途スプレッドシートをご覧ください。
この記事内では概要と、特徴的なブログ記事の案内にとどめさせていただきますね。
タキプロのGA4で計測が可能な「2023年1月〜2025年5月」までの全期間のページアクセス数ランキングがこちらになります。
(生データのエクスポートのため、ブログ以外のページビューがランキングに含まれている旨はご容赦ください)
栄えある全体ランキング1位に輝いたのは、13期しふぉんさんの「【経済学】覚えてますか?ワルラス&マーシャルbyしふぉん」でした。
総表示回数:11,480回(タキプロ全体:222,274回 全体の5%)
ワルラス&マーシャル、経済学で出てきそうで出てこない、でも出てきたときに困るから無視するわけにもいかず、結局勉強しとかないと。。。な内容ですね。
毎年の受験生が「これ押さえとかないと・・・」となっているのでしょう。
他にざっとみた傾向ですが、診断士受験生ではなく、合格者に向けた記事がランキングの上位に上がってきています。
- なにもないのに独立しちゃった中小企業診断士の仕事獲得方法 byうにこ
- 【インタビュー】中小企業診断士 ぶっちゃけ副業で幾ら稼いでますか?by Yuma
- 人生が変わる資格。それが中小企業診断士です byもっち
あたりの記事が該当しますね。
合格者以外のタキプロのニーズについては、後ほどクエリを見て確認することとします。
最後にトピックとしてあげたいのは「2次試験の解説記事がランキング上位に来やすい」です。
その中でも特に「14期 かものしかさん」の記事のクオリティの高さです。
かものしかさんが執筆された記事の表示回数合計は驚異の36,000回越え!!!
全員の件数を集計できたわけではありませんが、パッと見た感じで「この人だけ上位に名前出てくる回数がおかしいよ!」と思うレベルで名前をお見かけしています。
ここまでは全期間でのアクセス件数だったため、過去の諸先輩型の記事アクセスが多くなるのは仕方がないので、ここからは各期別にランキングを見ることにします。
2023年3月〜2024年2月(タキプロ14期)アクセス数ランキング(上位50まで)
前述した、13期しふぉんさんのワルラス&マーシャル、14期かものしかさんの記事が上位を占めているという、全体トピックと変わらない状況が見れますね。
全体的には2次試験の記事へのアクセス数が高いことも傾向としては変わりません。
2024年3月〜2025年2月(タキプロ15期)アクセス数ランキング(上位50まで)
タキプロ15期の期間の集計です。
正直なところ、14期の期間のランキングと上位記事は変わり映えしません。
それほど「しふぉんさんのワルラス&マーシャル」「かものしかさんの記事全て」などなどのクオリティが高すぎたということでしょう。
「受験生の役にたつ情報がまとまっているブログは、長期間読まれる傾向にある。」
字で書くと当たり前ですが、それが体現されているのが素晴らしいですね。
15期のみなさんのブログで、分析上どうしても取り上げたい記事が「時計を忘れた人のための事例Ⅰ by N 」です。
この記事は「試験 時計 忘れた」「時計 忘れた」というクエリからの流入が非常に多い記事です。
おそらく、、、時計を忘れることは、診断士試験以外の他の試験でもありえるため、診断士試験以外の試験で時計を忘れてしまった方のアクセスが多いのだと思われます。
もし、この記事を見ているタキプロ16期メンバーは「他の試験でも役に立ちそうなノウハウ、失敗談、失敗からの巻き返し」を記事にすると、他の試験生からのアクセスを増やすことにつながるかもしれませんね!
2025年3月〜2025年5月(タキプロ16期)アクセス数ランキング(上位50まで)
最後に、タキプロ16期の活動期間での集計です。
まだ3ヶ月分しか集計できないため、他の年度とはランキングの内容に一部変化が見えます。
しかし非常に残念なことに、ランキング上位50を見ると、、、16期が執筆した記事がほとんどランクインしていません。。。(確認漏れてたら本当にすみません・・・)
16期のTOP50ランクインは
となります。
ふへんものさんが大活躍されていますね!
Xでもよくお見かけするので、ご自身のXの集客力が効果を発揮しているのかもしれません。
(一度金沢でご挨拶させていただいたことがあるのですが、とてもお優しい方でした)
hayさんもXでお見かけするので、、、ご自身でXをされている方が告知をされたりすると、Webアクセス数の向上に寄与しそうですね!
(ふへんものさん、hayさんは私がX把握してるので傾向として掴めますが、以前の各期の皆様のXまでは遡れないので、、、ここでの言及はご容赦ください。)
■クエリランキング
続いてはクエリ、検索キーワードのランキングをまとめてみました。
B列の「Google のオーガニック検索の表示回数」は、A列のキーワードで検索した際にタキプロの記事が表示されている回数を表しています。
C列の「Google のオーガニック検索のクリック数」は、A列のキーワードで検索した際に、タキプロの記事が表示されクリックまでされた回数を表しています。
一般論ですが、、、タキプロで今後ブログ記事を執筆されるみなさまは、クエリランキングを確認しながら、下記の切り口を意識してブログ執筆されると良いかと思います。
- 表示回数が多いのにクリック数が少ないクエリを狙う
- 表示はされているものの、タイトルやディスクリプションがユーザーの興味を惹きつけられていない、あるいは競合記事に比べて魅力が劣っている可能性があります。
- 表示回数もクリック数も多いクエリを深掘りする
- 既に成果が出ているキーワードは、ユーザーのニーズをしっかり捉えられている証拠なので、そのキーワードに関連する新たな記事を作成したり、既存記事の内容をさらに充実させたりすることで、より多くの流入を獲得できる可能性があります。
- クリック数はあるものの表示回数が少ないクエリに注力する
- 特定のニッチなニーズを持つユーザーに響いている可能性が高いため、表示回数を増やすために、ニッチなキーワードをブログ記事にふんだんに含めることで、ニッチな層をさらに取り込むことができる可能性があります。
■流入元ランキング
最後に、タキプロへの流入元ランキングを見て、この記事は一旦終了とします。
(力尽きかけています。。。)
流入全体の約70%が「Organic Search(=自然検索)」での流入です。
そして流入全体の約50%が「Google検索」での流入となります。
まだまだGoogleの力は強いです。
とは言いながら、X(Twitter)の寄与も見逃すわけにはいきません。
流入全体の6%しか占めていないですが、流入元ランキングでは4位となります。
今後流入数を増やすには、自然検索以外ではXなどのSNSを活用する必要がありそうですね。
タキプロのXだけでなく、ふへんものさん達のように、ご自身のXアカウントでの告知なども検討すると良さそうです。
また、Youtubeに関しては、ブログへの流入という目的に対しては寄与できている様子が見えませんでした。
ただYoutubeの場合、動画からWebサイトに遷移する人は少ない傾向にあると思われますので、動画再生数やチャンネル登録者数が増えているのであれば、施策としてうまくいっていると考えて良さそうです。
また、昨今のAIについてですが、ChatGPTなどのLLMからの流入も数件見かけれますが、流入数増加に大きなインパクトを与えているとは言えない状況です。
将来的にAIOを意識するのであれば「LLM.txtを設置する」「AIが読み解きやすい、マークダウン式、一問一答での記事執筆」など一般的に言われている対策をとってみるのも面白そうです。
■おわりに
分析でよくある「木を見て森を見ず」状態にならないように、まず森を見るところから始めたつもりですが。。。
森を見るだけで力尽きてしまいました。
分析系の記事は、他ツールも活用しながら複数メンバーで執筆できればと思っておりますので、次回もぜひお楽しみになさってください。
次回は、よし さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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