~Wordに追われる夢をみた~汗と涙の実務補習8日間byたんたん

タキプロ17期の たんたん です。現在の自分ですが、2月4日の合格発表の後、タキプロの活動と並行して、2月から3月にかけての実務補習(8日間)、および、3月の実務従事を終えて診断士登録手続き中という身の上です。今回は、このうちの実務補習のことを書きたいと思います。
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目次
■実務補習
実務補習、実務従事の概要については、こちらをご覧ください。
またご参考ですが、私の合格体験記は、こちらをご覧ください。
■忙しい方のための要約
このブログを読んでいる皆さんは、診断士試験の勉強やお仕事などで大変お忙しいと思いますので、先にこのブログの要約を書いておきます。
<ブログ要約>
・令和8年の実務補習は、合格発表の2日後に補習に申し込み開始、という日程(自分は事前に日程を確認していなかったため慌ててスケジュールを調整)。
・令和8年2月の実務補習は8日間コースと15日間コースがあり、自分が選択した8日間コースは、土日祝日5日間、平日3日間という日程。このため平日に仕事を休む必要があった(平日休むのが難しい場合は実務従事など別の方法の検討が必要)。
・自分は神奈川県で参加。同じ班のメンバー数は通常6人のようだが、自分の班は5人だったため作業負担がやや増加。
・報告書は主にWord、企業概要はExcelでそれぞれ執筆。特にWordは班内に得意な方がおらず執筆作業はメンバー全員大苦戦。最終日午前まで編集作業が続き、実務補習最終日のお客様への報告はランチ抜きで実施。
・初対面だった実務補習のメンバーと、実務補習の期間中、8日間ずっと熱く深く議論し続けた。これまでになかった体験で、やや大げさに言えば人生が変わったと感じた8日間だった。
・実務補習は、指導員の先生、班のメンバー、そして診断報告書の対象となるお客様の状況により、実に様々なケースがあり、実務補習を受けた他の方に後日聞いた感想も、人それぞれだった。
・実務補習参加初日にお客様の情報について守秘義務契約を結ぶ。このため実務補習の具体的な内容について事前に知る機会はあまり多くない。
・実務補習期間中の平日もWordの執筆が続き、Wordに追われる夢をみた・・・かもしれない。
ブログの要約は以上です。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
■もうちょっとだけ続くんじゃ
ということで、ここから下は実務補習の思い出をひたすら書いていきます。といっても、お客様のことは守秘義務契約を締結しており書くことはできませんので、主に私の所属した班の活動について、あたりさわりのないことだけ?を書いていきたいと思います。
そして話は、あの運命の筆記試験合格発表の日にさかのぼります・・・
■筆記試験合格発表から実務補習申込まで
○筆記試験合格発表
筆記試験合格発表の1月14日は水曜日でした。翌日も翌々日も会社の仕事で出張が入っており、その準備でバタバタしていました。会議と会議の合間に「そうそう、今日は合格発表だった」と思い出し、いそいそスマホの画面にパスワードを打ち込み、筆記試験合格を知りました。受験生仲間もおらず、周りにも受験のことはほとんど伝えていなかったため、ひっそり静かに盛り上がった後、合格後の手続きを調べ始めました。
○実務補習の申し込み
私のつまらないこだわりなのですが、筆記試験に合格するその日までは、合格後の手続きは一切調べない、と固く固く心に誓っていましたので、試験合格後に実務の研修らしきものがあることは知っていたものの、日程などを全く把握しておらず、ホームページでスケジュールを調べ、2月後半から実務補習が始まることを確認、その日の午後から社内でスケジュール調整をしてすぐ申し込みました。なお、前年までは8日間コース、15日間コース以外に5日間コースという選択肢もあったようですが、我々の受講対象である令和8年は5日間コースは廃止され、選択肢は8日間、15日間のいずれかのみでした。サラリーマンで15日間を選ぶことは、短期間にあまりに多くの年休を使用することとなるため、想像のはるか彼方でした(その後、8日間を受講した方には沢山お目にかかりましたが、15日間コースを受講した方は、少数でした)。なお、この段階ではまだ自分には「実務従事」の情報がほとんどなかったため、実務補習8日間を2回受けないと診断士登録ができないのでは、と思い込んでいました。
実務補習申込の後は、目前に迫る口述試験(令和8年は1月25日実施、なお、口述試験は、令和8年の実施を最後に令和9年以降は廃止となりました。)に備え、事例の暗記などの準備に追われました。
なお、この口述試験の対策セミナーでタキプロを知り、ずうずうしくも試験合格後の祝賀会から参加、そしてそのままタキプロに参加してしまい、気づけばここでブログを書いている、という次第です。
■実務補習の事前準備
○事前準備
実務補習開始の10日ほど前にテキストや注意事項等の各種書類が届きました。また5日前には指導員の先生から、今回の実務補習での診断先のお客様の情報等の連絡がありました。
実務補習の班毎にいろいろなやり方があるようですが、我々の場合は
(1)まず班長を決める
(2)経営戦略、営業、仕入、人事労務、情報化、財務会計など報告書の分担を事前に決める
の2点について事前連絡がありました。
メンバーのお一人が早速班長に立候補してくださり、また他の方が財務会計に立候補されました。自分は知見があまり多くないながら、商売関係よりはまだ多少は理解ができそうな人事労務・情報化関係の担当となりました。メンバーの自己紹介は事前にチャットアプリでやりとりするのですが、班長さんはじめ皆さんの自己紹介を読むだけで、気合が入ったメンバーと分かり、「このチームで自分はしっかりやっていけるだろうか」と不安がよぎったのを覚えています。その後、いただいたテキストを読みこみつつ、お客様の業界について下調べを開始しました。
○ニアミス
ちょっと面白かったのは、横浜の中央図書館に早速参考文献を借りに行ったところ、まさにその分野で一番必要になりそうな一冊だけが、すでに貸し出し中になっていたことです。「これはきっとうちの班の人に先を越されたに違いない!」と半分冗談で思っていたところ、実務補習が始まったら、本当にそのとおりだったことが判明し、なんだか愉快でした(同じ日の午前午後で、同じ図書館を訪問し、入れ違いになっていたらしいです)。
■実務補習初日~メンバー自己紹介とランチな日々~
○実務補習初日
いよいよ実務補習初日を迎えました。買ったときは、家から持ち出すことなど想定していなかった重たいノートパソコンを抱えて関内駅近辺の会場に向かいます。
初日はメンバーの自己紹介からスタートです。指導員の先生がこれまでの経歴を説明されたのに続き、メンバーも自己紹介をします。プレゼン経験1万回以上!と経験豊富な映像業界の方(以下「プレゼン名人さん」)、通信IT系の方(以下「Word名人さん」、理由は後述します)、車載機器系の方(以下「図表名人さん」、こちらも理由は後述します)、Webデザイン系の方(以下「デザイン名人さん」)、そして製造業で管理部門系の私と、バックグラウンドの全く異なる5人がそろいました。共通点はお住まいが関内駅から比較的近いということで、住所に配慮いただいた会場になっていたようです。自己紹介をしながら機密保持誓約書を順番に回して全員がサインをします。その後は指導員の先生から、事前に配布されたテキストに基づきレクチャーを受けました。報告書はWordで100枚以上を5人で分担、さらに付表や企業概要をExcelで、これもメンバーで分担して作成します。指導員の先生の感覚としては、メンバーが5人と通常より少ないので、90ページ程度までは許容範囲、130ページだとやや長い、しかし論理の飛躍を避けて丁寧に書くと、どうしてもある程度の紙幅は必要、というものでした。その後、お客様の資料を確認し、指導員の先生のレクチャーを受けて午前を終えました。また担当するパートについても、お客様の状況をもとに微調整し以下のとおりで確定しました。
・経営戦略(班長):プレゼン名人さん
・財務会計:Word名人さん(うち、一部はたんたん)
組織・人事:たんたん
営業:図表名人さん、デザイン名人さん
情報化:たんたん(ただし後述の事情により途中でWord名人さんに変更)
サービス:デザイン名人さん
環境・国際化:図表名人さん
○ランチ
わが班にとって、日々のランチは活動の大変重要なポイントでしたので、ランチで何を食べたかもしっかり書き残しておきましょう。初日のランチは指導員の先生のおすすめの「米国風洋食センターグリル」。昔のヨコハマの風情を残した素敵な店内にメンバー感激、そして名物の浜ランチ(炭水化物もりもり、カロリーもりもりでした)をおいしくいただきました。
○初日の午後
午後は指導員の先生のレクチャーの続きを受けた後、司会進行を班長のプレゼン名人さんにバトンタッチ、ここからは班のメンバーで進め方などを相談しながら、議論を進めていきました。
(指導員の先生は、以降も班のメンバーの議論の状況を把握されながら、折に触れて適切なアドバイスをくださり、また、参考のネット情報の共有などで支援くださいました。議論が自走し始めると、言葉を挟まない時間が徐々に増えていっていたと思います。)
○キックオフ飲み会
補習初日ということで、夜は議論を早々に切り上げてキックオフ飲み会です。指導員の先生のおすすめ、関内駅前の「ビストロ酒場」に向かいます。お肉とビールが旨い!明日からの活動に向けて気合が入ります。この日は持ち帰りの宿題などはなく、「明日があるからほどほどにね」という指導員の先生のアドバイスに従い、班員一同寄り道することなく、お利口さんにして家路につきました。
■実務補習2日目~お客様インタビュー~
○インタビューの準備
午後のお客様へのインタビューに向けて、進め方や質問、段取りなどを検討しました。
指導員の先生から、「これが5日間コースだったらこうは行かない。初日の午後にもうお客様に質問に行く」という言葉に一同愕然としました。今回の日程でも全然班内の相談が追いついていないのに・・・8日間コースを選択できた環境に、ただただ感謝でした。
○ランチ
この日のランチは、午後のお客様インタビューの会場に移動する途中のジョナサンで軽めに済ませました。みんなが定食メニューのチキンソテーを選ぶ中、プレゼン名人さんが我が道をゆきカキフライ定食をチョイス。それが実になんともおいしそうだったので、「明日は自分も絶対にカキフライにしよう!」と固く心に誓ったのでした(結局その後果たせず仕舞い)。
○午後
お客様へのインタビューを実施しました。
■実務補習3日目~麻婆で昼食を〜
○午前
昨日のお客様へのインタビューを踏まえて、今後の診断報告書の方向性を検討しました。
○ランチ
この日は趣向を変え、伊勢佐木長者町方面ではなく、桜木町駅前の横浜区役所方面に向かいました。リニューアルした横浜市役所は自分は初訪問、「陳麻婆豆腐 横浜市役所 ラクシスフロント店」の麻婆豆腐ランチを食べました。指導員の先生は激辛党で、辛子マークの沢山ついた麻婆豆腐を平然と召し上がっていました。私もチャレンジし、結構辛かったですが、大変おいしかったです。中華街は春節モードで、建物内のあちらこちらに春節の飾りつけがあったのが印象的でした。
○午後
この辺で診断報告書の全体構成の相談を始めました。タスクスケジュール管理の経験者は、の呼びかけに名乗りをあげる方がいなかったため自分が引き受け、以降は診断報告書の編集長的な対応を進めました。一方で、最終日間近のWord編集は資料結合後のナンバリングなどの編集の難航が想定されたので、Word担当の方を班内で募集したところ、通信IT系の方が名乗りを上げてくださり、以降は日々AIと対話を重ねながら、一週間でWordの技をあっという間に習得されていました(前述した「Word名人さん」のお名前の由来です)。
■実務補習4日目~議論の日々〜
○午前
ちょっと話を戻し、今回我々が制作した診断報告書について書きたいと思います。
診断報告書は、大きく言うとWordで作成する本文、そして、Excelで作成する会社概要の大きく二つに分かれます。章立ては以下のようになっています。以下は基本Wordで作成しますが、Excelで作成するパートは「#Excel」と記載しました。
<診断報告書の全体構成>
・表紙
・目次
・用語集
・総括提言(指導員の先生のお名前と、メンバーの名前、担当パートを連名記載)
・提言チャート(報告書の全体像を俯瞰するイメージ) #Excel
・重要提言要約総括表(文字通り、提言内容を要約) #Excel
・本文
経営戦略
財務会計
組織・人事
営業
情報化
サービス
環境・国際化
他
・付表(2枚) #Excel
・診断先概要 #Excel
このうち、もっとも作業が重たいのが、各自が作成する本文のパートです。いろいろあって、最終的に本文は全体で130ページ!もの超大作になりました。
○ランチ
この日のランチは図表名人さんのリクエストで、伊勢佐木長者町で元祖寿司に行きました。この日も指導員の先生から診断士協会の状況、診断士試験の歴史などを教えていただきました。ランチの時間も毎日レクチャーという感じで、学びの日々でした。
○午後
午後もがっつり議論です。主に将来の販売戦略を検討するのが本当に面白くて、あーでもない、こーでもない、とひたすら議論を続け、「え?もう夕方?」と思うほど時間が経つのを早く感じました。
■実務補習5日目~前半戦最終日~
○午前
ひたすらメンバーで議論するうちにあっという間に時が流れ、早くも今日が前半の最終日となります。各自が課題を持ち帰り、平日の間にWord等の原稿を書き進めることになります。全体の方向感が少し心配だったのと、財務会計まわりで追加説明が必要だと思った部分があったため、急遽2時までかけて資料を作成し、朝6時に起きてそのほかの診断報告書の全体の段取りを決めてから補習に向かいました。
○ランチ
この日のランチはデザイン名人さんのリクエストで伊勢佐木長者町の大戸屋となりました。指導員の先生と、プレゼン名人さんと私で税務談義に花が咲き、なぜかプレゼン名人さんが焼き肉店を開店することにしましょう、という結論に至りました。開店したらぜひご招待お願いします!と盛り上がったりと、まだまだ余裕のあるメンバーたちなのでした。
○午後
お客様への追加質問について検討し、また、明日からの平日の作業の段取りなどについて相談しました。5日間毎日顔を合わせて日中ずっと過ごしていたので、明日からしばらく会わない、というのがなんとも奇妙な感じでした。
■そして日常へ~Wordが終わらぬ夢をみた~
○そして日常へ
5日間の実務補習を終えてヘロヘロの状態ですが、今日からまた会社生活が始まります。しかしどうも自分の様子がおかしい・・・。バックグラウンドの異なる班のメンバー5人と、5日間ずっとフルパワーで議論し続け、そして、お客さまのことをひたすら考え続けていたせいか、職場では「何かお困りではありませんか」と、これまでのサラリーマン人生では口から出たこともないようなセリフが飛び出したり、とある案件で「アイデア出しを頼む」、という要請に、出るわ出るわ、湯水のようにいくらでもアイデアが出てきたりと、脳みその中の今まで存在しなかったドアが開いたような、なんとも不思議な気分でした(ちなみにその感覚は、実務補習が終わった今も継続しています)。
○Word執筆に追われる
平日は日中は通常勤務ですが、Word原稿の執筆は進める必要があります。執筆時間の確保のため、朝の通勤電車の中、お昼休み、と隙間時間をひたすら執筆に充てます。前の週の木曜と金曜も年休をとっており、本業のお仕事の進み具合も心配でしたが、先送りができるものは可能な限り後の日程にスケジューリングしてピークの調整をしたうえで、終業のチャイムと同時に「お先に失礼します!」とピンポンダッシュで家へと急ぎます。自分の担当パートは組織・人事関係を2章分と情報化の関係で計60ページもあり、さらに、経理関係の追加パートを執筆する必要がありました。が、Wordの作業の不慣れや、不足の情報もあり、執筆は遅々として進みませんでした。
○緊急連絡
執筆2日目を終えた段階で、これまでの進捗速度から、どう考えても自分の情報化のパートが終わりそうにないことが判明しました。そこで、恥を忍んでメンバーの皆さんにチャットで「どなたか引き受けていただけないでしょうか。連絡期限は本日17時までにお願いします」と恐る恐るお願いをしました。といっても、皆さんご自分のパートで手一杯で、とても人のパートを助ける余裕などあるはずがありません。誰も引き受けてくれない場合は、自分のパートの内容を少し絞って調整することも想定していたのですが、その日の午後になって、IT系に強いWord名人さんが引き受けてくださると申し出てくださいました。ご自身も大変なはずなのにと思い、涙が出るほど嬉しかったです。
あとはひたすら自分のパートを頑張るのみです。睡眠時間を削り、出勤前のわずかな時間、通勤の往復時間、会社のお昼休みなど、隙間時間のすべてを執筆に費やし、実務補習の前日になってようやく原稿を仮完成させることができました。
■実務補習6日目〜補習再開〜
○補習再開
平日の作業を乗り越えて、再びメンバーが集りました。これまで補習は全て同じ会場で実施していましたが、会場都合によりこの日だけは石川町近辺の別会場で実施となりました。朝久々に集まったみなさんの表情はぐったりしていて、平日の間の執筆の大変さが伺えました。なお余談ですが、毎日メンバーの誰かが、なぜか横浜駅で京浜東北線で乗り間違えて東神奈川方面に向かったり、石川町でなく関内に行ってしまったり、と「会場に正しくたどり着けないシンドローム」に陥っていました。これも連日の執筆の疲れの現れなのでは、と後から振り返って思ったり、思わなかったりしています。
○原稿読み合わせ
各自が自分のパートを説明する中、ひときわ輝いていたのは図表名人さんの安定して整った原稿と、見やすく統一感のあるグラフでした(発表当日もお客様に大変評判がよく、これが「図表名人さん」の名前の由来であります)。
また報告書の表紙はデザイン名人さんが作成してくださいました。美しいデザインにみんな感激し、即採用となりました。またキーフレーズもAIと相談しながらアイデアをたくさん出してくださり、こちらも即決定となりました。
○ランチ
お客様への報告を間近に控えたこんな大変な時期ではありますが、わが班はランチはしっかり行きます。この日は指導員の先生のアドバイスで近所のネパールカレーに向かいました。
○フィールドワーク
補習終了後、フィールドワークで近くの商店街をみんなで散策しました。現場を全員で見て回ることができたのは何よりの収穫でした。商店街の中で海洋性哺乳類の加工食肉の自動販売機を発見し、みんなでなぜかやたらと盛り上がりました。修学旅行の中学生気分とでも申しましょうか、一同活動の疲れも忘れて楽しいひとときを過ごしました。
■実務補習7日目〜診断報告前日〜
○午前
7日目午前も、原稿の全体提言と個々の原稿の修正作業が続きます。Wordのファイルを結合しないと目次のナンバリングができず、目次のナンバリングを開始してしまうと個々の原稿修正作業が困難になるため、この日は4:30に起きて朝3時間ほど原稿の調整と打合せの準備をしてから会場へ向かいました。今日からまた、関内駅の会場に向かいます。
全体の原稿の結合前の最後の調整で、ここでもぎりぎりまで議論を続けていました。
○ランチ
各自で修正作業があった・・・はずですが、やはり僕らのチームはランチが命、この日は焼き魚定食などを食べに行きました。
○午後
5人のファイルを結合し、ようやくWord名人さんにたすきが渡りました。ここからWord名人さんのつらく孤独な作業が始まります。目次のナンバリングに向けて書式を整え、プレゼン名人さんと図表名人さんが目次や図表のナンバリングの体裁を確認します。その間、私はデザイン名人さんと全体の印刷準備と会社概要の印刷、Word原稿に挟む付表などの準備を進めます。
そして補習会場のビルの閉館リミットである22時を目前に、指導員先生の焦りが頂点に達した21:45、ようやく目次ナンバリングを終えた原稿が完成し、指導員の先生にメールで提出することができました。指導員の先生からは「僕が担当した過去のどの班よりも遅い提出時間だったよ」と言われてしまいました。ご迷惑をおかけしてしまい、ほんとにすみませんでした・・・。
やっと終わった・・・もう今夜はWordを執筆しないで済む・・・、安堵して早めに帰路につき、久々にこころ安らかな気持ちで眠りについたのでした。
・・・そう、誰もが、「もう終わった」と思っていたのです。この時は・・・。
■実務補習8日目~最終日~
○報告当日
いよいよ実務補習最終日、お客様への診断報告の当日です。スケジュール上この日は「補習参加者のWebでの修了式」という行事が組み込まれていたのですが、今回の参加メンバーは全員が2月に二次試験に合格したばかり、かつ、全員が8日間コースだったため、今回で診断士登録の条件である15日間達成を満たすものはおらず、したがって、最終日の修了式は全員免除でした。我々は、すっかり安心しきって穏やかな気持ちで午後の報告の準備を進めていたのでありました。
○異変
データ提出期限の朝10時を目前に、ふと指導員の先生の眼鏡がキラリと光ります。
「これ、書式が間違ってないかい?」
「え?でも確かに40字×30段で書式設定をしましたが・・・」
「でも、これ明らかに30段以上あるよね」
「・・・ぐわぁぁぁぁぁぁあああ!」
そう、そこには、ナンバリング、目次、図表の更新などで編集作業を繰り返した結果、当初設定とは似てもにつかぬ、1000文字×500段の原稿が・・・((注)驚きのあまり、すこしばかり誇張して書いております・・・ま、冗談はさておき、30段を大きく超える行数設定になってしまっていたのだけは確かでした)。
○Word名人さん再び
「これ、今から直したら10時に間に合うかな・・・」ここでWord名人さんが再登板し、黙々と編集作業を開始します。頼む、どうか間に合ってくれ・・・
しかし、ここでは幸運が我々に味方をしました。実務補習の報告書は、昨年までは紙媒体に印刷して事務局に提出、という決まりごとでしたが、今年から制度が変わり、電子データでの提出に変更となっていました。データ提出の初年度ということで、我々以外の各チームも、受け手の審査サイドも、あちこちで大混乱しており、提出予定時刻の10時を超えても、特にお咎めはありませんでした。また、わがチームのWord名人さんが前日の作業で悪戦苦闘の末に目次の自動ナンバリング設定をしていたおかげで、書式変更後の全体ページ数の大幅変更にもかかわらず、ごく短い時間で目次の設定を終えることができ、また図表名人さんが途中挿入されている重要提言要約総括表のページ変更についても安定の仕事ぶりで着実にアップデートしてくださったおかげで、なんとかかんとか事なきを得ました。昨夜は目次で難航しすぎて、「最悪の場合は目次を手書きで・・・」ということもちょっとだけ考えていたので、もし本当にそうしていたら、危ないところでした。
いろいろバタバタはしたものの、診断報告書の内容、様式については、指導員の先生のご指導のたまもの(および提出直前での書式相違のご指摘)で、特段問題なく審査は進み、表紙の「令和8年3月」を、「令和8年3月2日」に修正、という点だけが唯一の修正箇所でした。
○報告書の準備
一方、お客様には、従来と変わらず紙で印刷した診断報告書が人数分必要となります。事務所のプリンタを借りまして、130枚の超大作の印刷を開始します。二穴パンチの紙ファイルを用意し、ファイリングをしようとして、パンチ穴をあけたところお客様のお名前にばっちりパンチ穴が・・・!ここで恐る恐る尋ねたところ、チーム最若手のデザイン名人さん、実は紙媒体の印刷をしたことがないことが判明したのでした。振り返れば30年前、会社に入社したばかりでプリンタもパソコンも操作が全くわからず、先輩に聞きまくっていた当時の自分を少し懐かしく思いだしながら、プリンタの両面印刷機能やパンチ穴の綴じしろのことなどをあらためて説明したりしていました。
○まさかのランチ抜き?!
データをなんとか提出し、紙媒体の診断報告書の印刷と製本もどうにか完了、午後の本番に備えて、通しリハーサルで各自が順番に話す練習をしたり、座席配置やホワイトボードの使い方など、最後までこだわりながらプレゼン名人さんが中心となって検討を続け、とうとうランチの時間がなくなってしまいました。あれだけ毎日ランチに通い続けた我々が、最終日はランチ抜きで午後の本番に臨むことになったのでした(ただ、報告準備のためアドレナリンが出まくっていたせいか、自分は夜まで全く空腹を感じませんでした)
○診断報告
午後、お客様に診断報告を行いました。プレゼン名人さん、Word名人さん、図表名人さん、デザイン名人さん、そして自分が、それぞれの担当パートを説明しました。
報告後、指導員の先生からは「お客様にも喜んでもらえて、実りある実務補習であったと思います。」と、お褒めの言葉をいただきました。一同大感激でした。
○実務補習終了
報告会が予定よりも早く終了した後、近場の喫茶店に移動して、診断士登録の手続きや、診断士登録後の更新ポイントについて、指導員の先生から説明をいただきました。
そして、酔っぱらう前に「また会おう!」ということでデザイン名人さんに班のLINEグループを作ってもらいました。実務補習の終わりの時が近づいてきていました。
○打上、そして、実務補習ロス
打上は関内駅の「世界の山ちゃん」にて。
17時から21時までずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと飲んでました。ランチを抜いていたことをここでようやく思い出し、手羽先を食べまくり、ビールを飲みまくりました。熱い熱い8日間がこれで終わり、明日から日常に戻るということがなかなか信じられず、メンバーと次の再会を約束して別れました。次の日からしばらくの間、心にぽっかり穴があいたような実務補習ロスに悩まされたことは言うまでもありません。なにものにも代え難い、心に残る、汗と涙の8日間でした。
いつかまたこのメンバーで、新たなプロジェクトに取り組みたい!(ただしWordは無しで・・・・)
■おわりに
ここまで長文のブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
最後に、タキプロ17期は、まだまだメンバーを募集中です。
そして、タキプロのブログ班も、まだまだまだまだメンバーを募集中です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
次回は、ポッキー さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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