切羽詰まった受験生の受験戦略 by きき

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のききと申します。

初めてのブログ投稿でドキドキしています。

今日は合格体験記ということで、2022年の2月に中小企業診断士試験を知った私が半年でとった戦略についてお話します。

計画的に勉強できない切羽詰まった受験生の戦略が少しでもみなさまの参考になればと思っています。

(計画的に勉強できないのは時間がないからではなく、性格的なものな気も・・・)

■はじめに

自己紹介です!

・名前:きき(ジブリ好き)
・年齢:30代
・職業:受験当時はメーカー技術者 → 2次筆記試験の後転職
・受験歴:1次1回、2次1回
・勉強時間:1次2次合わせて300時間弱くらい
・勉強方法:独学
・前提知識:応用情報技術者資格があるので情報科目が免除
      機械、加工、工程の知識あり

■なぜ技術者が中小企業診断士試験を受けたか?

2020年くらいに、会社の中期経営計画を策定するPJに参加しました。その時は経営の知識もなく、うまく計画を立てられなかったのですが、技術者が経営を知ると会社のためになるなと思ったのがきっかけでした。

いくらいい製品を開発しても、それがニーズに合わなかったり、コストが見合わないといけません。私の会社では技術と経営が分離されていましたが、これからは、どちらも考えられる人が必要です。

そこで、経営について知識がつけられる網羅的な勉強方法がないかなと思って調べて、中小企業診断士に行きつきました。
この時点で2022年2月のことです。

■受験前にたてた戦略

試験を知った時点で2022年2月ということは、1次試験の受験まで半年です。

時間がありません。

そこで、自分なりにルールを設けることにしました。

①目の前のことに集中する

②自分に適した勉強方法をとる

③時間がかかることは諦める

④勉強時間が短いことは気にしない

②の自分に適した勉強方法は、実は高校生の時から変わっていません。
・書籍から情報を得る
(講義のようなスピードをコントロールできない勉強法は寝るので(-_-)zzz)

・決まった時間に勉強しない、出来るときに出来るだけやる

・教科書、問題集に書き込みはしない、まとめたノートは作らない、問題はメモに走り書きで解く

③の時間がかかることは諦めるというのは、
・自分の時間を拘束しない方法をとる

・情報収集は始めにしっかりやって、勉強を始めたらほどほどに

という感じです。

それでは、この①~④つのルールに従って、何をしたか、しなかったかについて書いていきます。

■1次試験まで(2022月3~8月)

やったこと

●TACのスピードテキストを読む

●TACのスピードテキスト・問題集(中小企業経営/政策以外)を解く

●過去問(経営法務・中小企業経営/政策のみ)を解く

●2020の中小企業白書を読む

●読んでもわからない理論はネットで調べる

やらなかったこと

●経営法務・中小企業経営/政策以外の過去問を解く

●予備校に通う

●模試を受ける

●80分測って問題を解く

スピテキの評判も良かったですし、合格ライン6割であれば問題集をきっちりとけるようにすれば多少間違えても大丈夫なはずと考え、他のものに手を出すのはやめました。

さらに、科目によって緩急をつけました。考え方が大切な経済学や財務会計は、誰がなんでこんなこと考えたの?というところを調べたりしましたが、問題はあまり解いていません。
逆に暗記科目は問題を解くことで頭に叩き込みました。

ちなみに財務会計は本当に仕分けルールの理由が意味わからなくて、誰がこんな変なルール作ったんだという怒りで歴史を調べました・・・(調べていくうちに物理法則じゃないから仕方ないという結論に至る)

■2次試験まで(2022年10月)

やったこと

●ふぞろいな答案分析 → 過去問約5年分くらい

●中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ

●よく合格答案に出る単語をまとめて書いて覚える

やらなかったこと

●予備校に通う

●模試を受ける

●勉強会に参加する

●80分を測って問題を解く

●文字数を考えて答案をきれいに書く

●重要な単語を覚える(語呂合わせのような覚え方があるということはわかってましたが手が回らず)

2次の勉強に手を付けたのが10月からだったので、これまた1か月と追い込まれてしまいました。
そこで、まずは問題文の意図がちゃんと読み解けるかを重視することにしました。
そのために、次のような勉強法にしました。
①ふぞろいで1問を30分くらいで解く

②回答はキーワード+短文のみで文章になっていない状態でメモに書き記す

③そのキーワードをとってきた場所、とってきた理由が合格答案と近いかどうかを確認

④合格者答案を写経(途中で手が痛くてやめました・・・)

私は回答の要素を取り落とすことが多かったので、要素を取り落とさないようになるまで5年分を2周くらい解きました。

そして、長すぎる説明を圧縮するべく、よく合格答案に出る単語を頭の中に叩き込みました。(意思決定迅速化、生産統制などなど)

ここまでで10月29日(2次筆記試験試験前日)になってしまったのでした・・・

■おわりに

ここまで自分の勉強のやり方を振り返ることになりましたが、突っ込みどころ満載だと思います。結果として何とか受かりましたが、冷や汗を何回かいたかわかりません。

そんな状況ですが、試験勉強が切羽詰まった場合におすすめの考え方をお伝えしておきます。

●基本を大切にすること

焦って新しい問題を解くよりは、基礎固めをしたほうが良いです。また、新しい勉強方法よりは慣れた勉強方法が良いと思います。

●自分が一番偉いと思うこと

周りより勉強時間が短くても長くても、やり方が違っても、自分が一番頑張ったという気持ちで試験に臨むことです。

ここまで長文を読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。


次回はゲンゾーさんの登場です。
お楽しみに!

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