合格体験記 by ぬまし

タキプロ12期の「ぬまし」と申します。

少しでも受験生の皆様にお役に立てる情報を発信いきたいと思います。特に短期合格を目指す受験生の方々に効率的な勉強方法をお伝えできる記事を発信できたらと思っております。

まずは、私の「自己紹介と診断士を目指したきっかけ」を書いた上で、一次試験、二次試験に際してやってきたこととそれぞれの反省を書こうと思います。

自己紹介と資格取得のきっかけ

■自己紹介

年代/性別:20代/男性
職種   :インフラ企業で研究開発職 → IT系ベンチャーでBizDev(事業開発、営業、サービス導入等全般)
受験歴  :1次1回、2次2回
勉強時間 :1次100時間、2次200時間
勉強方法 :1年目 独学、2年目 通信講座(TBC受験研究会)
得意科目 :経営情報システム
不得意科目:中小企業経営・政策

■試験の得点

1次試験得点:平均72~73点の間
2次試験得点:1回目受験が事例Ⅰ:A、Ⅱ:B、Ⅲ:B、Ⅳ:Bで不合格。2回目受験は合格しましたが点数開示していないので、合格点ではありますが不明です。
※Aは60点以上、Bは50点以上60点未満の評価です。

■中小企業診断士を目指したきっかけ

結論だけ記載すると、自己研鑽のためでした。
MBA or 中小企業診断士みたいな2択の論争がよくあると思いますが、どっちが優れているのかといった議論は特に意味が無いと思っている人です(そもそも私MBA持っていないですし)。
中小企業診断士にしようと思った理由は、単純に1発で合格すれば、MBAで費やす時間よりも短時間で経営にまつわる知識を広く浅く身に付けられるという費用対効果を選んだためです。
ただ、2回目の受験時にはベンチャー企業にいたため、30名程度の人員で事業を回し、売上を急速に伸ばすための経験をしていました。きっかけは自己研鑽でしたが、2回目の受験でも受験継続しようと思ったのは、実務として中小企業の一員として何をできるかを試行錯誤しながら、知識として中小企業の成長戦略を考えられるエッセンスを身に付けられると感じたためです。
今も、資格取得して良かったなと思っています。

一次試験対策でやったこと

■使った教材

同友館が出している、中小企業診断士過去問完全マスターの各教科を買ってました。これ以外は使ってないです。
各教科ごとにかなりの分厚さがある過去問題集で、良かった点は各分野ごとに過去問をまとめてくれているところです。

■勉強のスケジュール

※前提として、私の体験記では試験日程が1次試験日が8/3,4です。(2021年は8/21,22)
今年受ける方は、3週間遅れのスケジュールで考えていただければと思います。
・~GW:何もしていませんでした。今思えば、GW前に始動していたら、もうちょっと楽に学習を進められたはず…。
・GW明け~6月末:のろのろと勉強し、週末2,3時間の勉強時間で、同友館の過去問集を半分くらい終える
・7月:さすがにやばいな、と思い、平日は通勤電車の時間(1時間/日)を勉強に宛て、週末に5時間/日くらいの時間で復習をしていました。
問題集は合計3周していました。同友館の過去問は頻出ではない分野は掲載を除外してくれていたので、過去問10年分のうち、頻出分野のみを3周した計算です。
試験時間に応じた模擬テスト等は受けませんでした。

■一次試験の反省点

始動が遅かったです。これに尽きます。結果、一次試験はなんとか突破できましたが、一次試験勉強期間に二次試験の内容を把握していませんでした。
結果的に二次試験に落ちた原因のような気もしており、今このブログを読んでいる方は、GW前後の期間において、一次試験の勉強だけでなく、二次試験の過去問を解いておくことをオススメします。また、二次試験でよく使われる教材が一次試験後に軒並み売り切れるので、このタイミングで買っておいた方がいいです。私は買えず、メルカリで高いお金出して買う羽目になりました。

二次試験対策でやったこと

■一回目の二次試験でやったこと

一次試験同様、過去問を解いて復習して、の繰り返しでした。教材はふぞろいな合格答案10年分を使用しました。
一次試験がギリギリな感じで進んでいたので、一次試験後は平日1時間/日、休日3時間/日くらいの勉強時間を確保できていました。
しかし、一次試験と異なり、二次試験は記述式で公式の回答発表がありません。正直、回答がない中で独学で勉強するのが私にはきつかったと感じています。ふぞろいな合格答案からある程度の指針は見えましたが、採点者がどんなポイントで何を見るのかまでくみ取れず、ただ単語を入れ込む回答になっていたような気がします。

■一回目の二次試験での反省

実は、事例Ⅳで受験番号を書き忘れるという大失敗をしています。
ちなみに、中小企業診断士の二次試験は氏名とか書く欄がなく、受験番号しか書けません。私は、その受験番号を書き忘れたのです。
試験後、試験監督者へお願いし、受験番号を書かせてくれとお願いしましたが、「規則なので」ということで一蹴されました。
試験後の1カ月くらい中小企業診断士が嫌いでした(笑)
ふたを開けてみたら、①実力が足りず不合格、②ちゃんと採点されていたので、中小企業診断士を嫌いと思ったことを申し訳なく感じました(笑)
ちなみに、試験終了後に番号書き忘れに気づき、その間も番号が真っ白な答案を眺めていたので、間違いなく番号は空欄です。もし、試験後に受験番号を書き忘れた方がいても、安心してください。(※2019年度受験当時の情報なので、保証はできません)

■二回目の二次試験でやったこと

TBC受験研究会という通信講座を取りました。しかし、転職した関係でかなり忙しくなってしまい、正直ほぼ勉強できていませんでした。
毎月送られてくる模擬問題の半分くらいだけ手をつけ、ちびちび試験感覚を失わないように月4,5時間だけ勉強していた、という感じです。
ただ、通信講座を取ることで、自分の悩みだった試験への向き合い方や回答の方針は学べたので、独学の時よりも学習は楽に感じました。

■二回目の二次試験での反省

全く学習時間を確保できなかった業務調整力が最大の反省です。せめて試験直前の週に1,2日有給休暇を取るようなことができたら違ったのかもしれません。
また、独学で二次試験を学習される方は、事例Ⅳに関する参考書は何かしら用意した方が良いと思います。ふぞろいな合格答案には、回答に至るプロセスを特に書いていない関係上、教科書的なものが必要になると思います。

まとめ

最後まで、読んでいただきありがとうございます。合格体験記としては取り留めのない書きっぷりとなって恐縮ですが、本業が忙しい人にとっては、短時間で学習できるような参考資料となったら嬉しいです。
くれぐれも、受験番号を書き忘れにはご注意ください。精神衛生上非常に悪いです。

次回はあらこうさんの登場です。今後とも、本ブログをご愛読いただければ幸いです。

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