「多年度生」必見!知っておきたい4つのこと byさっと

合格体験記

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のさっとと申します。

まず最初に「多年度生」の定義は何?ですが、2次試験を2回落ちて苦労を味わい、1次試験から受けなおした方でしょう。
(もちろん、1次試験で苦戦中の方もそうです)

多年度生でご苦労されている方々(ストレート生にも)へ、モチベーションを高め、何か一つでもヒントになれば幸いです。

つっこミン

多年度生の定義、勝手に決めんといて!

合格祈願!

ハートをぽちっと合格祈願!

■ 中小企業診断士を目指したきっかけ

最初に、私の中小企業診断士を目指したきっかけは、主に以下の通りになります。

・その日暮らしのダラダラした生活はやめて何かに取り組み、社会人としてのスキルアップ(差別化)を図る
・難関な国家資格でも受験資格がいらない (勉強を始めやすい)
・定年後でも職ややることに困らない、セカンドライフの土台を作りたい
・地域の活性化や社会貢献を行いたい (他者貢献)

それらを通じて、「一度きりの人生を豊かにする」ことです。

私は理系出身です。現在は中小の専門商社兼メーカで半導体検査機器の技術営業、管理職を担っております。

どの世界もそうですが、電気、電子工学の分野でも突出した理系脳の天才エンジニアのような方がいて、この領域(回路設計、プロセス開発など)では到底争っても勝てません。

しかし、これまでの営業経験を通じて、エンジニアの方々は技術に特化して高い能力を持つ一方で、意外にも、経営や財務的な知識に乏しい(そもそも興味がない)方が多いということに気づきました。

自分自身、理系単体では競争力も無いため、理系+診断士であれば幅広く会社経営に適した人材として差別化しやすいという結論に至りました。

理系エンジニアの方が診断士を目指すことはできますが、逆に診断士の方が理系エンジニアを目指すのは非常に難しいのではないでしょうか。

■ 私の受験歴

私の受験歴は以下の通りです。休止期間もありましたが概ね10年かけて、診断士合格の超多年度生でごさいます。
10年選手は、190名のタキプロ13期生の中で恐らく受験歴ランキングトップ10に入っているでしょう。

つっこミン

10年トップ10、自慢することじゃないですやん…

・1次試験7回、2次試験7回
1次試験5回合格、2次試験1回合格(←当たり前)

・2021(R3)年度の2次試験結果は以下の通りです。
事例Ⅰ:57
事例Ⅱ:61
事例Ⅲ:71
事例Ⅳ:72
合計:261

合格した年度は、結構余裕のある点数でした。
後に述べる勉強方法や事例解き方のプロセス改善が影響していると考えています。

つっこミン

このおじさん、よく諦めないで頑張ったね(拍手)

私と同じように非常に苦労されている多年度生の方は、少なからずいるのでは無いでしょうか?
そんな方のために、合格体験記として多年度生の知っておきたい4つのことを以下に記述させて頂きます。
(10年間の合格体験記を語ると、膨大な量になるため)

もちろん、反面教師としてストレート生にも一部参考になると思います。

■ 多年度生の知っておきたい4つのこと

① 多年度生の勉強について:1次試験

1次試験合格の経験を持つ多年度生の方であれば、受験を繰り返すことで1次試験を省エネで合格できると思います。
なので余裕があれば1年おきではなく、2次試験が受かるまでは、1次試験を毎年受けることをおススメ します。

これは少ない勉強で、2次試験の受験(合格)の機会を増やせるようになるからです。
カラダはきついですが、毎年受けることで知識がより定着化し、合格後も1次試験の勉強方法(ノウハウ)をストレート生より多く語れます。

更に1次試験の財務会計の知識は、2次試験で点数の稼ぎ頭にしやすい事例Ⅳにも活用できます。

私自身、1次試験は間を開けずほぼ毎年受験しました。1次試験7回受験の内、5回合格しています。
【私の勉強時間】:合格1回目900h/年、2回目200h/年、3回目80h/年、4回目60h/年、5回目50h/年

2回目の合格以降は、知識の定着が進んでいるので、6月中旬~後半位から集中して頑張れば420点を取れるようになりました。
特にここ最近の1次試験は、昔と異なって明らかに易化しており、合格しやすいです。
【1次試験合格率】 H28:17.66%、H29:21.66%、H30:23.50%、R1:30.25%、R2:42.47%、R3:36.36%

但し、数年に1回発生すると言わているバクダン科目は対策が取れないため、例外です。
(1次2回落ちたのは、バクダン(経済、情報)をもろに食らいました)

つっこミン

1次試験チャンスやん!バクダンは怖いけど…

ここ最近の診断士合格率(%)を纏めましたので、下図をご参照下さい!


一方で、新しい知識も必要になるため、私の場合、勉強のウエイトを以下に置きました。

経済学・経済政策:15%
財務・会計:15%
企業経営理論:5%
運営管理:10%
経営法務:20%
経営情報システム:5%
中小企業経営・中小企業政策:30%

経済学・経済政策:
何度やっても忘れるためウエイトをやや重く。
但し古典派、ケインズ派などでモデル(考え方)が異なると、答えも変わるため深みに入り込まない程度。

財務・会計:
事例Ⅳにも関わるため、2~3日に1日は目を通したいところ。

企業経営理論:
一度身についた知識やテクニックは中々離れず、ある程度行くと勉強してもあまり伸びないため、ウエイトを低く設定。

運営と情報:
苦手分野では無いため、ウェイトは低め。但し情報の鬼ムズ化の可能性は意識。
(意識しても結果に結びつかないですが)

経営法務:
年々の改正論点、出題傾向の変更により新たに暗記が必要のため、ウェイトは重め。
法務の勉強は毎年苦しめられる。

中小企業経営・中小企業政策:
年々の改正論点あり、特に白書系はほぼ一からの勉強。
→ 中小の攻略法は機会があれば、書きたいと思います。

省エネ方法による直近の1次試験結果は以下の通りです。



知識の定着化により、過度な勉強は不要になりました。420~440点程度を目指して、余った時間は2次試験の勉強に費やすのが良策です。
過度な勉強をしても、ある程度の域まで行くと点数は伸びにくいと思います。

② 多年度生の勉強について:2次試験

多年度生において、2次試験を少し「運ゲー」と思っている方々もいるのでは無いでしょうか?
はい、その気持ち分かります。超多年度生であった私がそうでした。
特に過去239点落ちた時は、私の汚い字を読めない採点者が悪いのでは?と思うまで。

つっこミン

決して、「運ゲー」ではありません!

私を初め、多年度生の方が陥るワナとしては、プロセスの凝り固まりや思い込みが強くなる傾向にあります。
また、変に妙なプライドや冷めた気持ちも出てきます。
これをある程度リセットし、気持ちや知識の見直しや少しのプロセスの改善が良化に繋がると考えます。

2021(H3)年度の2次試験に合格した時は、新しく以下を取り組みました。

Youtubeを利用したスキマ時間の活用方法
Youtubeでの解説動画が出てきたのはここ数年じゃないでしょうか。非常に使えます。
通勤、運転やウォーキング中などに「耳から音声を聞いて学習するスタイル」を定着させます。
足や手は使っていますが、耳は使っていないですよね。何回も聞くことで体系的な知識やプロセスを頭に叩き込みます。
私はこれを叩き込んで、口で説明できる位まで反復させました。

内容の詳細は割愛しますが、以下を検索してみてください。
ねとたすさん
ダンシくん
きゃっしぃーさん
ほらっちさん

実際に、自分の頭の中になかった知識や考え方が補充されました。

→ ストレート生の方も、是非取り入れてみて下さい。

つっこミン

Youtube もっと早く出会ってたら…

また、これまでの事例の解き方を10~20%変えました。これは多年度生の方にとって、勇気がいることと思います。

※ 2次試験解答プロセスの大きな流れ
① 冊子の分解
② 1段落目の会社概要確認
③ 設問文の確認
④ 与件文の確認(マーキング、メモ)
⑤ 記述

たとえば、私の場合は、④にメスを入れました。
これまでは蛍光ペンやフリクションを用いて、強みを赤色、弱みや脅威を黄色、課題を青の波線など、ごちゃごちゃ分けていたのですが、マーキングが目的化され時間の無駄により、以下に変えました。

強み:赤色
気になった点(弱み、脅威、課題など):黄色
2色の蛍光ペンのみ。
メモも要点のみ。

目的は、考える時間を増やして記述の精度を上げることです。

あとは、設問を見ただけで解答イメージを書けるように徹底することです。これで解答の精度や速度がかなり上がります。
詳細は、以下の前回のブログをご参照下さい。

現状打破には、プレッシャーにならないよう大きく方法を変えるのではなく、10~20%の改善を目指しました。
一方で、A評価を安定して取っている事例に関しては、やり方を変える必要はないと思います。

③ 心構え、モチベーションを維持するには

多年度生で1次試験受けなおしなどの厳しい経験を持っている方は、やる気やモチベーションの維持が難しいです。
また、知識もあることで、勉強をだらだらやってたり、一度勉強から離れたりで、能力の回復が出来ても、向上ができていない方も多いと思います。

超多年度生であった私は1次試験7回、2次試験7回による受験期間中、「診断士は私に不向き」、「これ以上時間の無駄」だと、何回も諦めようと思いました。
しかし、これまでやってきたことが埋没コストになること、諦めなければ負けは確定しない、また、そもそも診断士を目指したきっかけを考え直してみました。

「一度きりの人生を豊かにする」

周りから色々言われることもあると思いますが、自分の信念を持って、合格まで取り組むことをおススメします。

また、原点に振り返り、凝り固まった思考にメスを入れ、他の受験生の考え方やモチベーションを得るために、各所の勉強会に参加するのも効果的と思います。

タキプロでは勉強会を実施しておりますので、良ければ以下バナーよりご参加をご検討下さい。

勉強会の皆様

そういう考え方もあるんですな!新しい気づきや!


④ 診断士に関連した資格を取得する

せっかく診断士の勉強をしてきたのですから、勉強内容が活かせる関連資格の取得も良策と思います。
小さな成功体験で自信やモチベーションの向上に繋がります。

私自身、診断士受験中に取得した関連資格は以下の通りです。
・販売士2級 (リテールマーケティング検定2級)
・ビジネス会計検定 2級
・ビジネス実務法務検定 2級
・FP技能検定 3級

あと、諦めない力を身に着けるために、ゼロ経験からフルマラソン(42.195Km)も2回完走しました。

■ 多年度生の方のタキプロブログ

タキプロ13期メンバーで、私と同じように苦戦されたhide_kingdomさん、ヤマフリさんの合格体験記も是非一度、ご参照下さい!!
多年度生合格へのエールです!!

つっこミン

多年度生の伴走者として、思いがこもっています!

■ 最後に

私が診断士試験を合格するまで、色んな挫折を繰り返してきました。
苦労されている多年度生の方々には、今一度、診断士を目指した理由を思い返してみて下さい。

月並みですが、やり抜く力を持って諦めなければ、絶対合格できます。
諦めたら、ゲームオーバ(敗退)が確定します。

自分のやり方に、少しの改善を意識し取り組めば、大きな変化が見られるかも知れません。

絶対合格、応援しております!!

つっこミン

諦めへんのが大事です!


次回はまなをさんの登場です。
お楽しみに!

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「多年度生」必見!知っておきたい4つのこと byさっと” に対して2件のコメントがあります。

  1. akiy より:

    参考になりました。ありがとうございました。

    1. さっと より:

      akiyさん
      さっとです。
      コメント頂き、ありがとうございます。
      参考になったとのこと、ブログの書き手にとっては非常に励みになります。

      もし、診断士勉強に行き詰まっているなど、お困りな点がありましたらご相談にのりますので、ご遠慮なくご連絡下さい。

      応援しております(^^)

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