一次試験直前期の失敗談&追い込み勉強方法!  byぱんだ

こんにちは。タキプロ11期のぱんだです!
一次試験までいよいよあと2週間ちょっとと迫ってきましたね。
さてこの直前期、これまで培ってきた力をしっかり出すのはもちろんですが、いざ本番を迎え躓かないために何をすべきか?
ぱんだの失敗体験から避けた方が良いこと、それら失敗を踏まえてやるべき勉強方法や生活習慣をお伝えしたいと思います。

■残り2週間の勉強方法

「一次試験は足切り40点を回避して、平均60点以上を取れればOK」…タキプロも、他の受験生支援ブログも、また予備校に通学される受験生ならばその先生方も、ありとあらゆる人たちが同様のことを言われてますよね。
ぱんだは昨年の一次保険受験を除くと、一次試験と二次試験を2回ずつ受験しての合格、言い換えれば1回ずつ不合格を経ておりますが、敗因を振り返ると

・独学で「この問題集やテキストを〇周する」という勉強方法に固執したこと(というよりも、他の方法を知らなかった
・情報収集を怠ったこと

であったかと思います。

 勉強方法の失敗

2017年度の得点
経済56点 財務・会計76点 企業経営理論63点 運営管理64点 経営法務68点 経営情報システム36点 中小企業経営・政策82点
…計445点であるものの、情報で足切りをくらい不合格となってしまいました。

2018年度
経済92点 経営情報システム56点 中小企業経営・政策88点
…中小企業経営・政策は得点加算を狙い再受験しました。3科目受験で計180点を取れれば合格に対し236点と無駄に高得点で、どの科目も二次試験との関連性は薄い..

目の前の勉強に集中するべくスマホを封印し(イジり出したら際限なくネットサーフィンしてしまうため)、調べたといえば中小企業向け政策の一覧表のみを検索しファイナルペーパー用に印刷した程度でした。このタキプロブログをはじめネット上に数多ある有用な情報に触れる機会を逸し、非効率な勉強に走ってしまった挙句に上述のようなアンバランスな得点結果となり、2回目の一次試験では十分に時間があったにも関わらず二次試験対策を殆どやらずじまいでした。
とりわけ最大の失敗は、苦手としていた経営情報システムについて「ITの重要性は今後もますます大きくなっていくので、苦手意識を払拭するためにもテキスト内容(FOCUSテキスト)からしっかり理解に努めよう」という固定概念(むしろ強迫観念)に囚われ、最後までインプットにこだわり続け、1回目・2回目ともに直前までテキストの読み込みを止められなかったことです。
いざ本番を迎えると「過去問で触れたはずだけど、どうだったかな?」が幾度も重なり、焦りが生じてMTTFとMTTRのような頻出論点でさえもあべこべに捉えてしまうほど動揺してしまいました。他の科目同様、頻出問題Aランクの選択肢解説を繰り返し確認することに特化しておけば冷静に問題と向き合い、足切り回避どころか合格点も狙えた、と思える難易度であったと振り返ります。
(経営情報システムの科目合格率 2017年度 26.6%、2018年度 22.9%)。

 頻出問題に絞って解説を読み込もう

一定程度の勉強量が背景にあるなら(ぱんだの場合は同友館の過去問マスター3周以上が目安でした)、直前期は過去問頻出Aランクの選択肢1つずつの正誤内容の復習のみに絞れば、よほどの難化を除き足切り40点は十分クリアできるはずだと考えます。
中小企業経営・政策に限っては前回記事、その他6科目は同友館の過去問マスターを解くにあたり、選択肢の誤り全ての解釈を理解できて初めて『〇』、正解はするけれどまだ理解が浅い場合は『△、誤りは『×』として、解いた日付と合わせて空白部に『6/25△』と書き記しました。そして直前期は ❝頻出Aランクの△or×に絞って読み込み❞ を繰り返し、頭に刷り込んでいきました
さらに得意科目で取りこぼしをしないためにも、余裕があればBランク問題の選択肢1つずつも、繰り返し理解に努めれば60点は超えられると思います。

 

■試験本番に照準を合わせた睡眠習慣を

言うまでもなく、試験当日に合わせてしっかり体調を整えておくべきですよね。そのために食事はバランスよく摂り、そして睡眠です。まさにこれだ!と思うのがよしのりさんの記事です。
レム睡眠とノンレム睡眠のリズムである90分間隔で睡眠をとるのが望ましく、さらに一般的には22時~午前2時の間の睡眠は身体にも脳にも最もリラックス効果が高いと言われ、試験前日は22時就寝、5:30起床が理想ですね。
ぱんだもそうで、22時就寝の習慣をお持ちの方は少ないかと思いますが、今日から徐々に就寝時間を替えられることをお勧めします。

 

■この時期だけは、仕事を先送り!!

ぱんだは受験生当時 専門商社に勤めており、地域の中小企業を顧客とするルートセールス職(新規開拓も含む)でしたが、「不測の事態は付き物で、取りかかりが遅くなるほど後手に回り多大な労力と時間を費してしまう」といった過去の経験から『仕事はすぐに取りかかる』を信条としていました。
初めて受験する一次試験の1週間ぐらい前、担当先企業の経営者から頂いた案件に対し「お盆明けからの始動で大丈夫だよ」と言って頂いたにも関わらず、いつものように即座に取りかかりました。

試験前日の金曜日は午後から月一回の営業定例会議があり、20時頃にようやく終了しましたが、(ただでさえ長時間労働を美徳とする社風にあって)翌日の試験に備え急ぎ帰り支度をしていた矢先に「○○の案件で打合せよう。明日は土曜日(規定上は休日)だからとことん付き合ってやるよ」と上長に呼び止められました。打ち合わせは結論が出ないまま23時過ぎまでかかり、会議があった拠点から自宅まで車で1時間強..先述した早寝の習慣が裏目に出てしまい運転中に強烈な眠気に襲われ、高速道路のパーキングに停車して仮眠をとり、気づけば午前1時半を過ぎていたりと… 一次試験の後には二次筆記試験が控えるものの、盆明けに取り組めば良かったとそのときは猛烈に後悔しました。その案件自体は後日問題なく成約~納品完了に至りましたが、今振り返っても「後回しにして全然良かったな」と感じます。
この記事をお読みの方々も様々なハードルがあったり、特にこの新型コロナ禍では前例のない難しい局面も多く発生してしまうことかと思いますが、企業や団体にお勤めでそれなりの経験や年数を経ていらっしゃる受験生の方であれば、目の前の仕事に限って言えば、この試験直前期だけは大きなトラブルにならない程度に先送りか、同僚の方への協力をお願いしましょう。

 

■さいごに

今年度の一次試験は予定通り開催が決定し ひとまずはホッとしておりますが、新型コロナウィルス第二波の兆しも見えてきており、まだまだ油断はできませんね。
ウィルス感染予防および体調管理を徹底し、受験される皆様が万全の態勢で試験本番に臨み、「後悔の無いよう力を出し切る」ことを心から願っております。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。

次回は「ぶぃの」さんです。どうぞお楽しみに!

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