コンビニコピー機をフル活用!アナログ勉強法 byあっさ

勉強

今年の夏は激アツでしたが、ようやく暑さも和らいできて、勉強しやすい季節になってきましたね。

今日のテーマは「勉強方法」。

受験生のブログやSNSを見ていると、iPadなどのタブレットを使って勉強している方をたくさん見かけます。私は「便利なんだろうな…」と横目に見ながらも、超アナログな方法で勉強していました。

具体的にいうと、近所のコンビニで過去問をプリントアウトして、問題集もコンビニでコピーをとって、そのコピー用紙にシャーペンやマーカーで手書きで解く。(しかも覚えるべきことは壁に貼る…)

★シャーペンなど「文具」については、以前にブログを書きました。よかったらこちらをご覧ください。

今回は、アナログかつ超個人的な内容ですが、私が独学で2次試験の勉強時にやっていた「過去問」の活用方法をご紹介したいと思います。少しでもご参考になりますように…!

■過去問を「冊子」にする。

独学の私は、過去問はすべて近所のセブンイレブンのコピー機で出力していました。

過去の試験問題と解答用紙は、協会や予備校のWebサイトで、無料でダウンロードできます。サイトによっては平成13年度まで遡って入手できます。私が知っているのは下記のサイトです。(他にもあるかもしれません)

中小企業診断協会
LEC
AAS
※ちなみに中小企業診断協会のWebサイトは、解答用紙はダウンロードできません。

「おいおい、そんなこと知ってるよ!」という方がほとんどだと思いますが、私は2次試験チャレンジ1年目は知りませんでした…

で、2年目の私は、上記のWebサイトからiPhoneの中にPDFファイルをダウンロードして、「マルチコピー」というセブンイレブンのコピー機用のアプリを通して、コピー機にデータを送って出力していました。

ここで注意点が1つ!

ダウンロードできる過去問のPDFデータは、A4サイズ(1ページずつ)です。

でも、実際の試験本番では、冊子状の問題用紙が配られます。与件文や設問のページを何度もめくったり戻ったりしながら解答をつくっていことになります。つまり、与件文や設問が全部見えるように机に並べて考える、なんてことはできないということです。

そこで、私はできるだけ試験本番に近い冊子の状態にできるように、2ページをA3用紙の左右に集約して出力していました。(2in1印刷とかいうんですかね?)

もちろん業務用のホッチキスで中綴じするほどの手間はかけられないため、それをセロテープで留めて折って冊子状態にしていました

以下、ご参考までに手順です。※使用済みの過去問しか手元になくてすみません

試験問題のP1~4を、A3用紙2枚に割り付けて出力し、セロテープで横につなぎます。

A3用紙をそれぞれまんなかで山折りに。セロテープの部分を谷折りに。つまりM字型に折り畳みます。

表紙はありませんが、簡易な冊子ができあがります。

もちろん、解答用紙も本番のようにA3×1枚になるように集約して出力します。

これで、本番に近いコンディションで過去問に挑戦することができるというわけです。過去問を自分で出力して解いている方は、もしよかったらお試しください。

次は、過去問ではありませんが、事例Ⅳの問題集の活用方法をご紹介します。

■問題集は「コピー」する。

私は事例Ⅳが苦手で、毎日1問は解くように心掛けていました。

問題集って、何周か繰り返し解きたいので、書き込みたくないですよね? でも、本番を想定して問題を解くには直接書き込みたい。マーカーで線を引きたい。
また、ノートなどに計算過程や解答を書くと、問題集とノートが別々になって復習のときに見返しにくいのも嫌でした。

そこで、私は問題集のほぼ全ページをコピーし、そこに書き込みながら解いてました。
『30日完成』は3周以上したので、全ページ3回ずつはコピーを取った計算になります。

ただし、ここにも注意点が1つ!

ただ単にコピーを取るのではなくて、“ひとまわり大きな紙”に“原寸コピー”するのがポイントです。

たとえば、『30日完成』はB5版なので開くとB4サイズですが、これをA3の紙に、原寸でコピーします。

こうすることで、問題集の周囲に余白(青い部分)ができます。この余白に計算過程や解答を書くのです。ノートは使いません。
さらに、あとから答え合わせをしたときの気づきや注意点もこの紙に書き込みます。

これなら、まず問題集本体じゃないので、何も気にせず本番のように書き込みながら解くことができます。
そして、ファイリングしていけば(紙の量は多少かさばりますが)、復習するときも一問一枚に解答や注意点がまとまっていて問題集とノートを別々に開く必要がありません。

ちなみに問題が短めで1ページに収まっているときも、あえてA3サイズの用紙にコピーして、余白(青い部分)を計算用紙のように使うと便利でした。

こんな感じです。

タブレット派の人やきれいに問題集やノートを使える人から見ると、笑ってしまうくらいアナログかもしれません。でも、何も気にすることなくがんがん書き込みながら勉強できて、とても捗りました

コピーをとるのに手間はかかりますが、「よし今週はここからここまでやるぞ」と決めた範囲のコピーをとりに行くことで、勉強のリズムをつくるのにも役立っていたと思います。

合格後に問題集を人に譲ったりする方にとってもいいかもしれませんね。よかったらお試しください!

■おわりに

以上、勉強方法というよりコピー機の活用法みたいな内容になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

結局のところ、アナログもデジタルも一長一短、向き不向きもあると思います。
自分に合った勉強方法を見つけること自体も勉強だったと思います。私はこんなダサい方法でも自分なりに発明して、これが良いと信じて、誰に言うでもなくやっていましたし、みんな多かれ少なかれそんな感じなんじゃないかと思います。

これから2次試験に向けて焦る気持ちも高まっていくことと思いますが、個人的な実感では、最後の2週間は2週間以上の濃さで勉強できました。あきらめずに粘る気持ちがあれば、思っているよりも時間はあります。最後までがんばってください!

次回はたんぽぽさんの登場です。
お楽しみに!

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