脱モヤ11 「二次試験の試験作法」/くコ:彡

こんにちは、いか@タキプロです。
いよいよ8月に入り、一次試験まで残り少しとなりました。
受験される皆様、試験日に全力を発揮できるよう心より応援しております。

さて、本日ですが、一次試験に関しては他メンバーも書いておりますので、いかは二次試験対策としていか流の試験作法(二次試験版)」をお送りします。

試験作法とは試験時の取り組みスタイルを指す造語です。いかが試験時に具体的にどのような行動をしたのか、それをまとめたものがこの試験作法だとお考えください。

世には二次試験受験時の様々なノウハウがありますが、それぞれ個別のテクニック説明が多く、初学者独学生であった私はよく『1から10まで説明してくれ!』と思ったものです。試験作法は、そんな初学者独学生が手探りでやり方を探さずともいいように1から10まで手順を説明してみようという試みです。

※一次試験時の試験作法はこちら

 

作法1.試験準備をする

まずは試験開始前に机上の道具をまとめます。用意するものは、シャープペンシル3本、4色ボールペン(消せるタイプ)2本、消しゴム2つ、シャーペン芯、定規、電卓、時計、そして試験票です。

会場によっては机が小さいため、コンパクトにまとめておかないと、回答に支障をきたしたり、机から道具を落として貴重な試験時間を無駄にしたりする可能性があります。私は事例Ⅰ~Ⅲでは机の右奥に電卓を置き、その上に各ペン類を置きました。

電卓は事例Ⅳがメインですが、Ⅰ~Ⅲも使う可能性があるため、一応机の上には出しておきました(結局使いませんでした)。場所をとるため上述の通り、事例Ⅰ~Ⅲでは他の道具の置き台として使いました。

消せるタイプの4色ボールペンは、私には必須アイテムです。うっかり間違えて与件に色をつけてしまった場合、修正が効かないと不器用な私は混乱することか分かっていましたので、多少お値段が高くても消せるタイプのペンを用意しました。また、4色別々のペンだと場所をとるので、1本で4色使えるものにしようと決めていました。

 

作法2.試験開始直後

試験開始の合図があると、まずは皆回答用紙に名前を書き、次にビリビリと問題用紙を破く音が周囲から聞こえてきます。これは回答時のメモ用紙確保のためなのですが、いかはこれをやりません。理由は、ただでさえ場所が限られている中で問題用紙を分解すると、わや(めちゃめちゃ)になるからです。私は、普通に問題用紙の余白を上手くつかって解くことにしています。

そして、まずは①与件文の最初の数行を読んで何の業態かを把握し、②設問文に一通り目を通しツッコミをいれ、③そのうえで与件文を読みます

設問文へのツッコミは出来る範囲で結構ですが、やっておくとその後与件文を読む際にキーワードを見つけやすくなります。H29事例Ⅰを例にすれば、「少数の正社員」とあれば、非正規約社員か社外委託に絡む回答だと考え、「戦略的メリット」とあれば単なるメリットではなく事例目的の達成のためにどう有効かを聞かれていると考える、そんな感じで読み解いていくと、設問文には結構情報が見つかるものです。

与件文を読むときは、脱モヤ十か条第六条&第七条のとおり、ツッコミどころを見つけては線を引き、ツッコミ内容をメモしていきます。詳細は過去記事をご参照ください(第六条第七条)。

 

与件を一通り読んだら、本事例の経営者の目的は何かを考えます。現従業員数を維持したまま販売規模を拡大することなのか、全国展開を成し遂げることなのか、社員を大事にしつつ他分野進出を成功させることなのか、必ず各事例、経営者が達成したい目的が裏に隠れているはずです。

そのうえで与件文をもう一度読みます。初回では理解できなかったことも、一度読んで全体像を知っていれば違った捉え方ができるようになります。ツッコミ箇所も増減したりツッコミ内容も変わったりするかもしれません。

 

作法3.回答構成を考える

与件を読み終えたら、設問文に移ります。
制約の文字数を見て、大まかな文章構成を考えます。例えば、100字で課題と対応策を問われている場合、「課題で40字、対応策を30字×2つ」といった想定をします。これが「器」です。続けて、与件文のツッコミ箇所を各設問に紐づけていきます。これが「材料」です。「器」に比べて「材料」が足りないようであれば、与件文に「材料」の見落としはないか、あるいは、フレームワークを用いて膨らませることが出来ないかを考えます。例えば、課題であれば、短期と長期/内部と外部に分けて書いたり、対応策であれば、組織観点とモチベーション観点に分けたりするなど、フレームワークの知識を多くもっていれば膨らませ方が豊富になります。逆に、「材料」の量から「器」の形(回答構成)を考えることもありますが、出題者は意外と意地悪ですので、「器」と「材料」を適切な分配で用意していないことも多々あり注意です。

回答を書く際には、まず設問で問われていることをきちんと書けているかに注意します。材料の元文章に引きずられて、課題を聞かれているのに問題を書いてしまったり、具体的な対応策を聞かれているのに抽象的な対応方針を書いてしまったりしてはいないでしょうか。また、たとえ設問で問われていなくても、文字数が多めに設定されているのであれば、「課題」に対してどう対応するかまで提案したり、「提案」に対してそう考える理由を補足したり、そこまでの補足を求められていると考えた方が良いでしょう。

 

作法4.回答構成の確認&手直し

回答構成の案ができたら、再度与件を見直してみます。本当に使い漏れている「材料」(文章)は無いでしょうか。使っていない「材料」があれば、各設問1つ1つに対して、見方を変えることで使い途は無いかを考えてみます。文章が余っているからといって無理やり回答に盛り込む必要は勿論ありませんが、回答に使えないかという観点で各設問を再度見直してみると、意外と今まで気づかなかった視点に気づくことがあるものです。この時に、前回第七条でお伝えした色ペンの使い方をしていると、スムーズに再度の与件確認ができます。

続いて、今作った各設問の回答構成が、本事例の目的達成にきちんとつながるものになっているか、また、設問間での整合性やストーリー性があるか、そういった観点で再度回答構成を見直します。このタイミングで初めて各設問間の関係性に気づき、「あ、ここは人材育成の観点で回答した方が他の設問と整合性がとれる」といった判断につながることがあります。

加えて、事例Ⅰであれば若干無理してでも、人事組織の観点での回答を盛り込んでいるか、ということもここで併せて考えます。

 

作法5.回答を書く

私は綿密な下書きは書きませんが、回答構成にあわせた箇条書きの羅列だけはしておくようにしています。例えば、「単純作業は非正規社員を活用」「コア業務は正規社員」「コスト効率良く少人数の正社員で運用」等です。箇条書きでも文章量の多寡を大まかに把握できますので、文字数が超過しそうであれば、重要度の低い「材料」は削るなどあらかじめしておくことができます。加えて、のちに再現答案を作る際にも役に立ちます。

ここまで来たら最後は回答を書くだけです。原則は、文字数制限から1行足りないくらいの気概で、出来るだけ文字数を使わない表現を多用し書いていきます。なぜなら書きながらも新たに盛り込むべき点に気づくことがあるからです。本当に1行くらい余ったら、まとめを書いたり、提案を加えたり、埋める方法はいくらでもあるものです。それもどうしても思いつかないようであれば、最後あたりの表現を一部変えて水増しすることも簡単です。逆に文字数が足りなくなると、文章途中から文字数を削るなどして、ほぼ全部書き直さなければならなくなりタイムロスが激しいので絶対避けましょう。

 

長文失礼いたしました

長々とした文章になってしまい申し訳ありません。
私自身が悩みに悩んで、そしてこの解き方にたどり着いたということもあり、つい熱が入ってしまいました。試験時の解き方について悩んでおられる方に、少しでも参考になっていただけたら本当にうれしいです。

 

本日も豊漁!くコ:彡 
最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

 


 

いか流 脱モヤ十ヶ条
第一条:自分なりの挑み方を見出す
第二条:診断士試験の目的は仲間作り
第三条:暗記は忘れてナンボ
第四条:難問は期待値で点を取る
第五条:いか流!二次テキスト適性診断
第六条:与件はツッコミどころが満載だ
第七条:SWOTだって必須じゃない
第八条:理不尽を感じたら社長になろう
第九条:NPVはミスを撲滅し得点源
第十条:『見直し』で20点を稼ぐ

 

明日の更新は、「とどろき劇場第6章」です。
一次試験までもうすぐ!そして一次が終わった後は…?

 

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