企業経営理論の特徴と学習のポイント byミンター

企業経営理論

読者のみなさま、こんにちは。
タキプロ12期の「ミンター」です。1次試験3回、2次試験2回の多年度受験生です。

12月といえば、来年の試験に向けて、本格始動したところでしょうか。

さて、今日は企業経営理論の特徴やポイントについて、私なりの考えをお伝えできればと思います。
みなさまの勉強の参考になれば幸いです。
私の経験ですが、学習内容と仕事内容との関連性が強く、勉強するのが楽しかった唯一(?)の科目でした^^;
一方で、テストでは得点が安定せず、なかなか点数が伸びなかった苦い記憶がよみがえります><;

企業経営理論は、一次試験と二次試験共に関連性が強い科目ですので、疎かにできない科目ですよね。
安定して合格点(60点)を獲得するには、企業経営理論の特徴を理解することが効果的です。
そこで、この科目の特徴と学習のポイントをお伝えできればと思います。
*未学習の方には、一部専門用語が出てきたり、イメージしにくいことがあったりするかと思いますが、予めご了承くださいませ。

企業経営理論の特徴

企業経営理論の出題範囲は、いろいろ考え方があるかと思いますが、主に経営戦略、経営組織(人的資源管理・労働関連法規含む)、マーケティングの3つの領域から構成されています。

ちなみに、経営戦略では、企業が永続して存続・成長するために、長期目標の設定や経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報など)の割り当てなど、各種意思決定に必要なことを学習します。
組織論では、効果的に企業活動を行えるような、組織の在り方や人事的資源管理を学習します。
マーケティングでは、言わずもがな、「モノ」が売れるための仕組みを中心に学習します。

出題される問題の数や配点は、それぞれの分野からバランスよく出されるかと思います。

ビジネスに関わる方にとって、日常業務に活かせる知識がいっぱい

会社運営に必要とされる内容が網羅されているため、会社員であれ、自営業者であれ、管理職であれ、担当であれ、ビジネスに関わっている方であれば、業界、業種、役職問わず、使える知識が学習できるという意味では、7科目の中で財務・会計と同じくらい、実務に直結するのではないでしょうか。

事実、私は販促部門や企画部門に属しており、マーケティングの4Pや顧客接点強化、顧客の生涯価値、消費者の購買行動など、企業経営理論で学んだ内容を実務に活かして、検証していました^^v

また、事業計画を作る際には、SWOT、PPM分析、アンゾフの成長マトリクスなどを利用し、自社の分析やプレゼン資料に活用していました。
学んだ知識を実務に活かせるという点で、7科目の中で最も楽しかったです。

学習内容は楽しいし具体的なイメージもできる、なのに試験では点数が伸びなかった。。。。

But、しかし!、です。
点数が取れたかというと、なかなか点数が安定せず、苦労した科目でした。

「楽しい」と「点数が取れる」とは別問題でした。。。
問われている内容は何となく分かるのですが、正しい回答にたどり着かず、点数が伸びなかったのです。

後々、これは企業経営論が持つ特有の特徴からくるものだと理解しました。

財務・会計、経済学、中小企業政策などと異なり、文章表現に曖昧さがあり、日本語の解釈が難しいのです。
正誤判断においては、○とも×とも言えない、というケースが多いような気がします。
つまり、選択肢に△がつくような状況です。。。

このような特徴もあり、解説を読んで、“あ~、なるほど”という問題が多々ありました。
今から思うと、基礎知識がしっかりと身に付いていなかったことと、特徴を理解していなかったことが起因しているかと思います。

企業経営理論の勉強のポイントについて

基礎知識をしっかり身に付けた上で、企業経営論の特徴を理解することが効果的かと思います。
以下、安定して合格点を取るために、私が心掛けた点をお伝えします。
(まだ企業経営理論を勉強されていない方は想像できないかもしれません、、、ゴメンナサイ)

まず、基礎的な知識を正確に整備・理解し、きっちり覚える事。
そうすることで、試験の選択肢に見たことも聞いたこともない言葉が出てきても、正解できる問題が一定の割合で必ず含まれているので、解答にたどり着く。

そして、相対比較によって正解を選ぶ試験であることを認識しておく。
先述したように、○とも×とも言えない問題、つまり、とりあえず選択肢に△がつくような状況が、他の科目と比べて多いような気がします。
“最も“適切(不適切)なものはどれか、というような問題文が多くあるかと思いますので、”絶対比較“ではなく”相対比較“によって正解を選ぶ試験であることを認識しておく。

以上の2点を心掛けて勉強することで、合格点(60点)を取れることを願っております。
読者のみなさまの参考になれば幸いです。

1次試験は8月、2次試験は11月と時間がありそうに思えますが、複数科目を受験する方にとっては、残された時間は以外に多くありません。
長丁場ですが、モチベーションを高く持って頑張ってください!
応援しています!



次回はけいひほさんの登場です。
お楽しみに!

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