難関科目?!経営法務対策のコツ byビーノ

経営法務

読者のみなさん、はじめまして!
タキプロ14期のビーノと申します。今回が人生初のブログ執筆です。お見苦しい点があろうかと
存じますが、受験生のみなさんに少しでもお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
どうぞお付き合いください!

まずはみなさんの合格祈願のため、↓ハートをぽちっとお願いいたします。

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■1.はじめに

まずは自己紹介から・・・

年代/性別:40代半ばのオッサン
職種:営業+管理(子会社支援)
受験歴:1次1回(R3年度)、2次2回(R3年度、4年度)※経営法務は【60点】でした。
勉強時間:1次600時間、2次400時間ほど
勉強方法:1次:スタディング、2次:スタディング+独学(市販参考書)
※予備校には通っていません。
得意科目:1次:企業経営理論、財務会計、2次:事例Ⅰ、Ⅳ
苦手科目:1次:経営情報システム(自己採点48点・・・)2次:事例Ⅲ

今回は経営法務がお題ということで。
普段法律に触れる仕事をしていない方々にとっては、とっつきにくい科目だと思います。
かくいう私も、大学はいっちょ前に法学部出身ですが、普段仕事では法律の「ほ」の字にも
触れておらず、勉強には苦労しました。(;’∀’)

ここで突然ですが、大事なことを言います。

経営法務は「足切り回避狙い」ぐらいの軽い気持ちで取り組みましょう。

理由は大きく2つです。
①出題範囲が広すぎて、深入りしすぎるとほかの科目に手が回らなくなる
②2次試験には関連が薄い(というか出ません)


ポイントを押さえ、効率的に勉強しましょう!( ̄▽ ̄)

■2.経営法務の難易度

さて、中小企業診断士協会のHPをご覧いただくと、毎年の【科目別合格者数】が掲載されています。
例えば令和4年度であれば→https://www.j-smeca.jp/attach/test/r04/r04_1ji_toukei.pdf

経営法務の過去の合格率の推移は以下の通りです。(中小企業診断士協会のHPよりビーノ調べ)



令和4年度は合格率が跳ね上がっていますが、軒並み10%前半となっており、「難関科目」である
ことを数字が物語っています。
経営法務は足切り回避でよい、というコメントが散見されることも頷けますね。(*-ω-)

ちなみに経営法務は1問4点、25問構成ですので、合格ラインは正解15問
足切り(40点)が正解10問なので、この5問の差をどう捉えるか?

見た目とは裏腹に、実は超絶チキンな私は、この事実を認識したとき、非常に焦りました。
え?たった5問で???と・・・( ゚д゚) 
「5問落とせるじゃん♪」とポジティブに考えられたらよいのですが。

でもご安心下さい。これからお伝えするコツを押さえて勉強すれば、足切りクリアはおろか、
【60点】も不可能ではありません!

■3.対策のコツ①
「知的財産法」「会社法」をひたすら反復しよう

経営法務が難しい理由の一つとして、「出題範囲の広さ」が挙げられます。特に民法や各種関連法令
は、過去問では見たことのない問題が、普通に出たりします・・・(私も実際にそうでした)
よって、完璧を目指すのは、よほどの超人でない限り不可能かと思います。(;’∀’)

その中で、「知的財産法」と「会社法」、この2つは押さえどころです。

特に知的財産法は、①比較的出題数が多い②難問奇問が少なく、問題が素直、です。
また会社法は出題範囲が広く難儀ですが、最近は過去問と似通った問題が多いように思えます。

勉強法ですが、テキストなどで一通り学習→過去問や練習問題を解く→間違えたところをノートに
書き留めて読み返す。

王道ですが、これをひたすら繰り返し、頭に叩き込みました。経営法務は暗記科目です!!

私は一次試験、スタディングで勉強していたので、過去問のほか、練習問題にも取り組みました。
過去問のみでは不安な方は、予備校が出しているテキストや問題集を別途購入され、やってみるのも
いいかと思います。たくさんの問題に触れてみることは、悪いことではありません。

余談ですが、問題を解くのは行き帰りの通勤電車、ノートへの書き留めは、昼休みや帰宅後に時間を
作って取り組んでいました。空いた時間をうまく使うと、時間は結構作れるものです。

「知的財産法」「会社法」、この2つである程度得点が取れないと経営法務の科目合格はほぼ不可能
と言っても、過言ではありません。

■4.対策のコツ②
英文問題は落ち着いて読もう

いきなりニッチなところに話が飛びましたが、最近、英文契約書の問題が必ず1問は出ています。

英語、というだけで「もうイヤ!」と、拒否反応を示される方もいらっしゃいますが、、、
問題文を落ち着いて読んでみると、意外と内容が理解できたりします

設問の選択肢から内容を類推することも出来たりしますので、過去問演習で傾向をつかみ、関連
する知識を整理しておくことをオススメします。(もちろん、時間をかけすぎなくていいです)

この際、代表的なキーワードとその中身(例:インコタームズ)は、確実に押さえましょう。
4点、8点につながる可能性がさらに高まります!

例えば、令和4年度の英文問題では、問題文から関連知識を問う問題が出題されておりましたが、
皆さん正解出来るぐらいの難易度であったと思います。

英文だからイヤ!と読まずに捨ててしまっては、実はもったいないのです。

何事も、食わず嫌いは禁物です!

■5.対策のコツ③
テキストは最新版を使おう

経営法務は必ず最新版のテキストと過去問を利用しましょう!

普段あまり意識することはないのですが、法改正は毎年のように行われています。
例えば、2023年4月に施行される「労働法」関連の改正だけでも↓

●中小企業の割増賃金率の引き上げ
●給与のデジタルマネー払いの解禁
●育児休業取得状況の公表義務化

と、まあまあのインパクトがあります。

テキスト、過去問とも最新版を使うことで、改正前の内容を覚えてしまうといったリスクを
防ぐ
ことができます。
また、最新版の過去問は、改正ポイントを意識した解説がついていたりしますので、要点を
掴み易いと思います。(法改正があったポイントは出題されがちです

費用を抑えるため、フリマサイトなどで古本を買いたい気持ちは十分わかりますが、ここは
出し惜しみせず、最新版を使って勉強しましょう!

■6.対策のコツ④
割り切りが大事(時間をかけすぎない)

先ほども書きました通り、経営法務は出題範囲が広すぎて、すべてを勉強して完璧を目指す
ことはほぼ不可能です。
一次試験合格のためにあと経営法務だけ残っているのであれば、話は別ですが、私のように
7科目一気に受験される方も比較的多いのでは?と思います。

その場合、経営法務に時間をかけるよりも、1日目の4科目(経済学・経済政策、財務・会計、
企業経営理論、運営管理)に力をいれたほうが、よほど効率は良いです。

1日目、波に乗ることが大事です。躓いてしまうと、引きずったりしますし(´;ω;`)

特に民法や、その他企業活動に関する法律知識は、過去問と練習問題の演習、自分が興味を
持って調べた関連知識をノートなどにまとめる、ぐらいにとどめておくのが無難です。

他の科目も勉強し、時間が取れるようなら少し深堀してみる、そんな姿勢で臨んでいただければ
良いのでは、と思います。

■7.おわりに

みなさん、いかがでしたでしょうか。
昨今、ネットで「経営法務 中小企業診断士」と検索したら色々な情報が出てきます。
私も迷ったときには、タキプロのブログを読んだり、他の方の体験談を読んだりして、
試行錯誤しながら取り組みました。
みなさんの試験勉強に、少しでもお役立ちできたら幸せです。

経営法務は、R4年度こそ、合格率が跳ね上がりましたが、10%台の合格率です。
多少出来が悪かったとしても、10人いたら8人は同じ!ぐらいの気持ちを持って、残りの
2教科(経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)に臨んでください。

かくいう私も、経営法務は【60点】という手応えが全くと言っていいほどありませんでした。
勘で選んだ選択肢がいくつか当たっていたのも大きいです( ^ω^)・・・

みなさんの合格を心よりお祈り申し上げます!
ぜひタキプロブログを読み倒し、みなさんなりのスタイルを作り上げてください!

次回はじゅんさんの登場です。
お楽しみに!

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