経済学・経済政策が苦手な人へ by リョウタロウ

経済学・経済政策

タキプロ17期の   リョウタロウ と申します。  

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■はじめに

 中小企業診断士の1次試験の中で、経済学・経済政策ほど深い理解が大切な科目は少ないと思います。付け焼き刃の知識では対応しにくい科目です。

 後述しますが、私は模試で何度もひどい点数を取りました。

 非エンジニアなので大学数学を履修していたわけでもなく、公務員試験などで経済学を勉強したわけでもない私でも、令和7年度の本試験で68点を取ることができました。

 勉強を進めるなかで、SNSで知り合った経済学の修士を持つ仲間に、IS-LM分析を丁寧に教えてもらう機会がありました。「ミクロは毎年焼き直し、マクロは対策しにくい」とよく言ってくれた、その言葉が今も印象に残っています。一生懸命教えてくれた彼のためにも高得点を取りたい、という気持ちが、経済学・経済政策への向き合い方を変えてくれたように思います。

 今回は私の経験談が参考になると思い、書いていきたいと思います。

 2026年3月からタキプロのブログを3本書いているので、お時間あれば私のブログをご覧いただけたら嬉しいです。

リョウタロウのノウハウ】

2026年3月17日

【合格体験記】中小企業診断士試験、財務・会計が苦手な人へ by リョウタロウ

2026年4月1日

【7科目共通】中小企業診断士1次試験、学習スケジュール by リョウタロウ

2026年5月17日

企業経営理論が苦手な方へ by リョウタロウ  

■経済学・経済政策の学習方法― リョウタロウ(1.5年ストレート合格)の体験談

 私は中小企業診断士の勉強を2024年の6月から始めました。1月あたり1科目ずつ、①企業経営理論、②財務・会計、③運営管理と順に学習し、④経済学・経済政策は10月頃から始めました。

 2025年8月2日の試験まで時間があったのと、TBCの速修テキストは理解を重視していたのでそちらを購入し、YouTubeの講義動画を見始めました。インプットの学習中は講師の話を聞いて、実際に手を動かし理解に努めました。

 

 マクロ経済分野ではIS-LM曲線の導出過程の式を何度も書きました。ミクロ経済学分野では、講師の板書の動画を停止し、グラフに曲線を手書きし理解に努めました。他の科目はiPadとSTUDYingまたはPDF化したテキストや問題集をgoodnotesに入れ、少し読んで少し書く程度の学習で完結しましたが、経済学・経済政策は泥臭く勉強しました。

 また、まとめシートをGoodnotesに取り込み、隙間時間にはスマホのGoodnotesを開き、要点を読み込んでいました。

 翌年の2025年の3月に過去問を使ったセルフ模試をし、概ね6割以上取れるようになっていました。

■経済学・経済政策― 模試の結果に衝撃を受ける

 2025年5月3日と4日にLECステップアップ模試を受験し、結果は48点(平均点57.4点、偏差値44.3)でした。

 セルフ模試で6割以上取れていたので、自宅でのセルフ模試の点数と本番さながらのLECステップアップ模試との差に衝撃を受けました。

 本質的な理解をしておらず、過去問を解きすぎて反射的に正解を導けるようになっていたことに気づき、反省しました。

 LECステップアップ模試はまだゴールデンウィークということもあり、残り3ヶ月頑張れば挽回できるので、あまり気にしないようにしました。

 予備校は模試と本試験を比べ、自社のWEBサイトに的中した問題を公開しています。このことから、「模試は予備校が本気であてにくる予想問題」だと認識し直し、LECステップアップ模試に付いてくる解説や動画を見ることに注力しました。解説は漫然と読まずに、予備校が重要としている問題と、他の受験生の正答率が高い問題に絞って復習しました。特に動画の講義は丁寧で、ここで力をつけることができました。

 その後、6月28日と29日のTAC公開模試で36点(平均点45.3、偏差値43.7)を取り足切り。偏差値も落としてしまい、地獄にたたき落とされた気分になりました。LECステップアップ模試より点数を落としたのは経済学・経済政策と中小企業経営・中小企業政策でした。中小企業経営・中小企業政策は受験年の難易度により点数がかなりばらつくのでさほど気になりませんでしたが、とにかく経済学・経済政策の低さにショックを受けました。

(ちなみにTAC全国公開模試の成績は、経済学・経済政策36点偏差値43.7、財務・会計48点偏差値47.7、企業経営理論62点偏差値59.9、運営管理70点偏差値57.6、経営法務52点偏差値53.3、経営情報システム68点偏差値65.4、中小企業経営・中小企業政策52点偏差値47.2、合計388点偏差値53.5でした。)

■経済学・経済政策― 残り1ヶ月の追い込み

 試験まで残り1ヶ月と迫り、7科目分の復習をする上に、直前の暗記対策も必要でした。経済学・経済政策の勉強時間が限られていたので、最後の1ヶ月にしたことは

 ①過去問5年分は覚えてしまうくらい解いてしまっていたので模試の復習を徹底

 ②冒頭3問(時事問題)は診断士のYouTubeを視聴してノートにまとめ、予想問題とすること

 でした。

■経済学・経済政策― 本試験

 2025年8月2日に受けた本試験の結果はなんと68点でした。6月28日の模試で36点をとってから32点アップして挽回できました。全ての科目の中で、一番伸ばすことができた科目です。

 模試の復習がいかに大切か証明できたと思いました。重複しますがLECのステップアップ模試は、講師が模試の問題を解きながら解説してくれます。解説動画を繰り返し見るうちに、「この講師ならこの問題をどう切るか」という視点が身についてきました。初見の問題でも、自分ではなく講師として考えることで、正答への筋道が見えるようになった気がします。過去問を反射的に解けるようになっても模試で崩れたのは、この俯瞰的な視点が欠けていたからだと、今になって思います。

 時事問題の予想は全て外れました。ただし、3問のうち1問は自力で正答を導けました。YouTubeの予想問題はお守り代わりにはなりますが、あまり時間をかけるべきではないと思いました。

 ちなみに、令和7年度の経済学・経済政策の難易度は、科目受験者17,386人に対して合格者2,513人で、合格率14.5%です。難易度は例年並みです。

■経済学・経済政策の関連ページ

令和7年度合格者のリンク

 令和7年度合格者による最新のブログです。お時間があれば、こちらもご覧下さい。

2026年3月21日

【経済学・経済政策】を「得点源」に変える投資的思考と学習法 byやすとも

2026年4月15日

【経済学・経済政策】の「苦手」が「得点源」に変わる!「ロジック連鎖」学習法 by まこはや

2026年5月16日

【経済学・経済政策】「一本の線」で腹落ちするマクロ経済学攻略のコツ by 湯豆腐

■おわりに

次回は、ぴょん さんの登場です。 

お楽しみに! 

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