【中小企業経営・政策】暗記で勝ち取る「自作クイズ」と「多軸整理術」by あおなぎ

こんにちは。タキプロ17期の あおなぎ と申します。
今回のテーマは「中小企業経営・政策」の攻略法です。この科目、「覚えることが多すぎる」「細かくて頭に入らない」と感じている方は少なくないと思います。
私はこの科目を3回受験していますが、77点・79点・85点と、一貫して得点源にしてきました。
今回はその経験をもとに、試行錯誤の末にたどり着いた勉強法をお伝えします。
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■「中小企業経営・政策」という科目の特色
この科目を攻略する上で、まず知っておくべき「他の科目とは決定的に違う特徴」が2つあります。
1 圧倒的な「暗記科目」であること(直前対策が吉)
思考力や応用力が問われる他の科目とは異なり、この科目は純粋な「知識の量」が勝負を分けます。裏を返せば、直前期にどれだけ詰め込めるかで勝負が決まるということです。早い段階から完璧にしようとするより、直前期に集中して詰め込む学習スケジュールが効果的です。
2 過去問に固執するのは危険
診断士試験は基本的に過去問の取り組みが有効ですが、この科目に関しては少し注意が必要です。
もちろん、「中小企業者の範囲」など、毎年繰り返し出題される超重要・基本的な問題に触れることができるため、やっておくに越したことはありません。
しかし、最新の「中小企業白書」のデータや、毎年の最新施策・トレンドを踏まえて出題されるのがこの科目の特徴です。そのため、過去問だけで対策しようとするのは非常に危険です。過去問に固執しすぎず、最新データに対応した予想問題集にもバランスよく取り組むようにしましょう。
■私が実践した2つの勉強法
私が短期間で一気に暗記するために実践していた2つの勉強方法をご紹介します。
1 自作クイズ
テキストを受動的に読んでいるだけでは、知識は定着しません。そこでおすすめなのが、「自分で問題(クイズ)を作る」という方法です。
(クイズ化の例)
「開業率が高い業種、上位3つは?」
「海外展開を実施している業種上位3つは?」
💡ここがポイント!
「普通に考えたらそうだよね」というものは、わざわざクイズにしないことです。そこに時間をかけるのは効率が悪く、もったいないからです。
例えば、テキストには、以下のようなデータが記載されています。
・「2012年から2022年にかけて起業者における女性の割合が上昇傾向にある」
・「2012年に比べると2022年は29歳以下の起業者数は増加している」
しかし、これらは現代の社会情勢からして「そりゃそうだろう」と推測できますよね。普通に考えたら推測できるものはわざわざクイズにせず、スルーします。
逆に、「自分の直感とは反するもの(普通に考えたら間違えるもの)」だけを厳選してクイズにするのが、得点効率を上げるコツです。
なお、私は、作成した自作クイズを通勤時間やちょっとしたスキマ時間を活用して繰り返し解いていました。まとまった時間での学習だけでなく、日常の細切れの時間に何度も知識に触れることが、暗記のいちばんの近道です。
2 多軸整理術
中小企業政策では、似たような融資制度や補助金が大量に出てきます。テキストの順番通りに1つずつ読んでも、ページをめくる頃には混乱してしまいます。
大切なのは、「テキストの順番」から離れ、自分で新しい軸(切り口)を作ってグループ化(整理)しておくことです。
「主体の軸」で整理する:市町村が行うこと/都道府県が行うこと/経済産業大臣が行うことなど
「目的の軸」で整理する:資金繰り支援/事業承継支援/生産性向上支援など
このように、複数の角度から制度を整理し直すことで、試験本番で「引っ掛け問題」が出されても、迷わずに正解を選べるようになります。
■おわりに
勉強している最中は、「こんな細かいことを覚えさせて、一体何の意味があるんだ……」と、苦痛を感じる瞬間が何度も訪れると思います。
しかし、この科目の最大の魅力は「暗記すればするほど、裏切らずに得点が伸びる」という点です。やったらやった分だけ、着実に合格が近づきます。
今回ご紹介した「自作クイズ」や「多軸整理術」を武器に、ぜひ本番での得点源にしていただければと思います。
次回は、あっきー さんの登場です。
お楽しみに!
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