簿記・ビジネス会計・FPは診断士試験に役立つ?3資格取得した私の結論 by あおなぎ

こんにちは。タキプロ17期の   あおなぎ と申します。
今回は、「診断士試験のために簿記やFPを取るべきか?」というテーマについてお話しします。  

勉強会開催!
★参加応募受付中★
詳しくは下記バナーをクリック!!

■はじめに

中小企業診断士の受験生向けブログやSNSを読んでいると、こんなアドバイスを目にします。

・「財務の基礎固めに、まずは簿記2級から始めた方がいい」
・「まずは診断士試験と関連のあるビジネス会計やFPで基礎を作ろう」

実は私も、初めて受けた2次試験で不合格になり、そこから合格するまでの間に「簿記2級」「ビジネス会計検定2級」「FP2級」の3つの資格を取得しました。
実際にこのルートを経験し、最終的に診断士試験に合格した私の結論は、次のとおりです。

「確かに診断士試験と重複する部分はある。しかし、最短合格を目指すなら、あえて他資格を経由する必要はなく、最初から診断士試験に集中すべき」です。

※なお、私は1次試験では財務・会計と経営法務の科目免除を受けました。そのため、本記事では、私自身の受験経験を踏まえ、主に2次試験の事例Ⅳや実際に受験した1次科目との関連を中心にお話しします。

以下では、各資格と診断士試験との繋がりを整理した上で、なぜ私が「直球」を勧めるのか、その理由をお伝えします。

各資格と診断士試験との繋がり

もちろん、これらの資格を勉強したことが無駄だったわけではありません。内容が重複する部分もあり、診断士試験の学習に役立った点もありました。

⑴ 簿記2級 ⇒ 「CVP分析」や「原価計算」の基礎を学べる
工業簿記で学ぶ「CVP分析」や「原価計算(差異分析など)」の知識は、事例Ⅳの頻出論点における基礎知識を学ぶのに役立ちます。一方で、商業簿記で学ぶ仕訳などの知識は、事例Ⅳの現場ではほぼ役に立ちませんでした。

⑵ ビジネス会計検定2級 ⇒ 事例Ⅳの頻出論点の基礎を学べる
財務諸表を「読む・分析する」ことを目的とした試験であり、経営分析、CVP分析、キャッシュ・フロー計算書など、こちらも事例Ⅳで頻出となる論点の基礎を学ぶことができます。

⑶ FP2級 ⇒ 1次試験の複数科目の土台になる
FP2級は、診断士1次試験の一部科目の基礎知識として役立つ内容が含まれています。私が実際に受験した科目でいえば、社会保険制度は企業経営理論、金融分野は経済学・経済政策、税制や共済制度は中小企業経営・政策の基礎知識として役立ちました。

それでも他資格に時間をかけず「直球」でいくべき理由

このように、それぞれの資格には部分的なメリットがあります。
それでも私は、「診断士試験の勉強をストレートに進めるべき」だと考えています。

理由はシンプルです。
診断士試験は、他資格とは求められるレベルも、問われ方も大きく異なるからです。

例えば事例Ⅳでは、与件文を読みながら必要な数値を抽出し、複数の論点を組み合わせて解答を導かなければなりません。単に公式や解法を知っているだけでは対応できず、本試験特有の対応力が求められます。

同じ論点でも、求められる力は別物です。

また、2次試験は単なる計算力を競うものではありません。企業の状況を踏まえ、「社長に対して財務面から助言する」というコンサルタントとしての思考が求められます。この力は、他資格の学習だけで身につけることは難しいと思います。

さらに、これらの資格は、それぞれ決して簡単な試験ではなく、合格までにある程度の学習時間を要します。

他資格の勉強に時間を費やすくらいなら、その時間を診断士試験のテキストや過去問演習、特に事例Ⅳの反復学習に充てた方が、「診断士試験に合格する」という目的に直結すると私は考えています。

「急がば直球」のススメ

私の場合、初めて受けた2次試験で不合格となり、次の試験まで約10か月という時間がある中で、「まだ時間はあるし、事例Ⅳの基礎固めにもなるから」と簿記とビジネス会計を受験しました。また、2回目の2次試験にも落ちて1次試験からやり直しとなったときには、「1次科目の知識の底上げになるから」とFPを受験しました。

しかし、今振り返ると、この「寄り道」が遠回りだったと思っています。

基礎固めのつもりで始めた他資格の学習に時間を使った結果、本当に向き合うべきだった「2次試験の型」や「事例Ⅳ特有の現場対応力」を鍛える時間が減ってしまい、合格まで遠回りすることになりました。

もちろん、簿記やFPが仕事で必要だったり、実務上の知識として身につけたいのであれば、それらを学ぶ価値は十分あります。しかし、「診断士試験に最短で合格すること」が今の目的なのであれば、「まだ時間があるから」「苦手だから基礎から」と他資格へ寄り道することが、かえって遠回りになる可能性があります。

「急がば回れ」ではなく、「急がば直球」。

私のような遠回りをすることなく、目の前の診断士の教材と過去問を信じて、最後までストレートに突き進んでいただければと思います!

次回は、あっきー さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA