解法プロセス手順 -事例Ⅰ- byまぁしぃ

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まぁしぃ

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さて、今回私が書かせていただくのは≪2次試験ノウハウ事例Ⅰ≫
「題意を捉えるのが難しい」「何を問われているのかがわからない」という声をよく聴くこの科目!
かく言う私も初挑戦だった令和2年度に唯一のAを獲得したことで、1年間得意科目と豪語し、合格した令和3年度の結果4科目で最低得点を獲得して道に迷いました…

厳しいご意見

なんだよ!お前事例Ⅰの点数低かったのかよ!

という厳しいご意見も聞こえてきそうですが…ご心配なく!
ちゃんと合格点を獲得できた事例Ⅰ~Ⅲに共通する解法プロセスをベースに解説をしつつ、タキプロの同期にお願いをして高得点再現答案をお借りしてきたので、お恥ずかしながら私の解答と比較しつつ得点のポイントも説明できたらと思います。

まさに、身を切る覚悟でございます!

■解法プロセス手順について

2次試験の事例問題は勉強時間をかければかけるほど点数が上がるというタイプのものではなく、一定のコツを掴んだり、診断士試験特有のお作法を身に着けることが必要とされています。

そこで、私が2度の2次試験挑戦経験から、1度目不合格だった時にできておらず、2回目の合格時に実践した解法プロセスについて手順を追って説明したいと思います。

≪解法プロセス手順≫

今回の説明は令和3年度2次試験事例Ⅰの問題を使用します。

  • 与件文の最初の段落と最後の段落を読む(1分)
  • 設問分析(10分)
  • 与件文読解(14分)
  • 解答メモの作成(25分)
  • 解答の記入(30分)

※()は私の目安時間

それでは次項より、この5つのプロセスを説明していきます。
以降の説明の参考として、私が使用していた経営戦略立案プロセス(試験対策用簡略版)の図を添付します。

経営理念:そのまま出てきたり、経営者の想いとして出てきたり様々ですが、とにかく一番大事です!
内外部環境分析:事例企業の戦略・意思決定は環境変化に対応するために起こります。分析によってしっかりと変化を捉えましょう!(試験対策上はSWOT分析を基本とするのが有効+5フォース分析、PEST分析、VRIO分析など余裕があれば…)
全体戦略:事業ドメインを決定したり、全社戦略や競争戦略を決定したり…80分の中で明確に切り分けるのは難しすぎる!ということで、この辺りの企業全体に関わる戦略決定プロセスを「全体戦略」としてまとめて捉えていました。
個別戦略:事例Ⅰであれば人事(人的資源)戦略&組織戦略、事例ⅡやⅢなら4Pなどがここに当てはまります。
「さちのひもけぶかいねこ」の「さちのひも」or「茶化」が「人事戦略」に、「けぶかいねこ」が「組織戦略」に使えるフレームワークです。
(「さちのひ」や「茶化」の詳細はtanayanさんのブログまっぺさんのブログで詳しく説明されています。)

まぁしぃ

それではプロセスの説明に参りましょう!

❶与件文の最初の段落と最後の段落を読む

試験時間が始まったら、まずは与件文の最初と最後の段落を読みます。

最初の段落を読むことで、事例企業の概要を把握します。

令和3年度のA社であれば、「印刷・広告制作会社」=製造業「1960年創業」「現在の社長は3代目」、「おそらく同族経営」、「拠点は首都圏」、「小規模企業」といった企業であることがわかります。

また、最後の段落をよむことで、この事例(企業)の解決すべき問題テーマを把握します。

この段落から、2代目経営者が事業変革を行ったが、3代目でそれを売上向上に結び付ける営業活動を行っておらず、既存顧客からの紹介や口コミに頼った新規顧客開拓では(低下した)売り上げの回復が見込めていないということがわかります。
このことから解決すべき問題テーマとして「新規顧客獲得による売上回復」が推察されます。

❷設問分析

「分析」なんていうと大層なイメージですが、ようするに以下の点に気を付けながら設問を読み、その意図を読み取るということです。目的はもちろん、質問されていることに正しく答えるためです。

  • 5W1Hを確認しながら設問を読む
    →特に「いつ」のことか、「誰」のことかは、間違えやすいので注意!
  • 制約条件に注意しながら読む
    →思わぬところに条件トラップが仕掛けられています。1問に条件が2つ3つということも…
  • 与件文から探すべき情報を整理する
    →設問では基本的に以下の3種類の情報を使って解答を導くことになります。
    「与件文から探す情報」、「1次試験の知識」、「与件文と1次知識からの類推」
  • 解答に必要な1次試験知識を整理する
    →設問文に必要な知識がそのまま書いてあることもあれば、設問文のヒントをもとに、与件文の情報から必要な知識を絞り込むパターンなどもあります。

それでは1問ずつ見ていきましょう。
黄蛍光=問われていること赤蛍光=制約条件赤下線=その他のポイント

第1問はファブレス化を行った理由が問われています。
ドメインや競争戦略などの「全体戦略」の実行に関する設問であると思われます。
設問文からだけでも、これは2代目経営者のもとで行われたこと、「ファブレス“化”」ということは元は印刷工場を持っていたのであろうことが推察できます。
「理由」の設問は、基本的には与件文に書かれていることを探して解答するのがパターンです。
「内部・外部に何らかの環境変化が生じ、それに対応するためにファブレス化した」という理由を想定しつつ、与件文から「ファブレス化が行われるまでにA社に生じた環境変化」「環境変化に対する対応」を探します。

第2問は2代目経営者の意思決定の理由が問われています。意思決定の内容は、「3代目にデザイン部門の統括を任せたこと」です。
つまり、「人事戦略」の実行に関する設問であることがわかります。
ここは設問の対象(誰)が3代目ではなく、2代目であることに注意したいです。
ここで登場する3代目はただの後継者候補ではなく、「“A社での経験のなかった”3代目」ということがポイントです。既存事業の経営・技術承継等を進めるのであれば、A社で経験があるに越したことはありません。そうなると既存事業ではなく、イノベーションが必要な新規事業関連で能力発揮を期待したから?など、この一文がヒントとなり予想することができます。
また、与件文冒頭から同族経営企業であることが推察されていましたので、「統括を任せた」+3代目として事業承継していることと併せて、後継者育成の意図が読み取れます。
「理由」の設問は、基本的には与件文に書かれていることを探して解答するのがパターンです。
「3代目の持つ特徴・強みが新規事業開発に活かせるため」+「後継者育成」という理由を想定しつつ、与件文から「3代目の強み」「新規事業についての記述」「後継者育成について」を探します。

第3問は初めて現経営者3代目についての設問です。事業ドメイン拡大による利点と欠点が問われています。
「事業ドメイン」と言っているので、「全体戦略」の実行に関する設問ですね。
利点と欠点は解答を考える上で「メリット」「デメリット」と読み換えていいでしょう。(こちらの方が慣れているので)
まずは制約条件に気をつけます。A社の良点・悪点ではなく、あくまで「事業ドメイン拡大」に限定したメリット・デメリットを答えるということを外してはいけません。(解答を後で読み返すと外れていたりするので要注意!)
「メリット・デメリット」の設問は与件文から探し出したり、それをヒントに1次知識を活用したり、一部類推したりと様々です。まずは与件文からヒントを探しましょう。
現段階で、「印刷業 → 広告制作業」への事業ドメイン拡大は、広告という新製品・サービス×広告市場という新市場の「多角化戦略」に通じることが推察できます。
多角化戦略のメリット・デメリットという1次知識を思い出しつつ、与件文から「広告制作業への事業ドメイン拡大後の出来事」などを探します。
解答は100字で利点と欠点両方を答える必要がありますので、それぞれ50字ずつ程度の文量を想定しておきましょう。

第4問は3代目が外部企業との関係(=アライアンス)をどのように発展させるべきかが問われています。
設問が「2代目経営者は、」から始まるので、設問の対象が誰か間違えないように注意です!3代目ですよ!
ここに来て何ともふわっとした捉えどころの難しい問題が来ました。推察を多めにしますので、あくまで一例としてお読みください。
「2代目が構築してきた外部企業との関係」は親切に冒頭からヒントをくれています。=「2代目経営者は、~事業を展開してきた」がこの関係にあたります。本問冒頭の一文からわかるようにA社はアライアンスにより事業展開してきた企業ですので、これは「組織戦略」の立案に関する設問であることがわかります。
まずは制約条件に気をつけます。 A社をどのように発展させるかが問われているのではなく、あくまで「外部企業との関係(アライアンス)」に限定した設問です。
「発展が求められる」ということは、それによって何かの目標を達成することが求められているということです。それは何か?これは難しいですが、私は一旦前項で解決すべき問題テーマと推察した「新規顧客獲得による売上回復」をあてておきます。「新規顧客獲得による売上回復」を成功させるために、2代目から引き継いだ外部企業との関係をどのように発展させる必要があるのか。推察で補いつつ、このように考えるということですね。
これは与件文の内容をヒントに類推を交えつつ、1次知識を活用して解答する必要がありそうです。(難しい…)
アライアンスのメリットや留意点といった1次知識を思い出しつつ、与件文から「2代目のアライアンスを活用した事業展開」「3代目に事業承継してからの現状」などを探します。

第5問は3代目が全社の経営を承継して事業存続させる上での長期的課題とその解決策が問われています。
(余談)第2問で3代目の新規事業の関わりを予想していましたが、ここで明らかになりましたね!3代目は新規事業担当です。
これは「全体戦略」と「組織戦略」の両面で考えられる設問に感じましたが、事例Ⅰなので「組織戦略」よりで考えつつ、「全体戦略」の内容で補うくらいのつもりです。
制約条件が2つあります。1つ目は統括経験のある新規事業だけでなく既存事業も含めた「全社経営の課題」、2つ目は「長期的な課題」です。単にA社の課題というだけでは条件を外すのでご注意を!
「課題」の設問は 与件文に書かれていることを探して解答 or 与件文から「問題点」を探して課題設定するパターンが多いです。
また、「解決策」は課題とセットでの出題がほとんどで、その課題に関する1次知識を活用して解答するのがパターンです。
ここからは推察が混じりますが、第2問に続き再びただの3代目でなく「新規事業であるデザイン部門を担う3代目」と強調されています(…これは匂うな)「新規事業」は長期的課題のキーワードになるかもしれません。ただ、新規事業に偏ると「全社経営の課題」という制約を外すのでここは要注意です。
前項で解決すべき問題テーマを 「新規顧客獲得による売上回復」 と推察しているのでこれを大きな課題と捉えつつ、A社の「問題点」と「課題」に注目して与件文を読みます。

❸与件文読解

設問分析の説明がずいぶん長くなってしまいました。
というのも、私は設問分析をしっかり行って「何を答える必要があるのか理解すること」、「与件文から読み取る内容を理解すること」ができていれば、後の工程はとても楽に、極端に言うと材料を集めて、整理して、記述する作業を行うだけで良いと考えています。
そういった理由から、この先はさらっといきます。

手抜きではない
まぁしぃ

決して手抜きではないんよ~♪

与件文の読解には大きく2パターンあると考えています。
1.設問で切り分けてキーワードを拾うパターン
2.SWOTで切り分けてキーワードを拾うパターン

まぁしぃ

これ以外にもあります!
極端に言うと受験生の数だけあるので割愛!

私は2のSWOTで切り分けてキーワードを拾っていました。
4色+シャーペン付のボールペンを使用し、赤:S(強み)青:W(弱み)緑:O(機会)、黒:T(脅威)、シャーペン:その他キーワード、で色を使い分けて、与件文の文章に下線を引くことで仕訳けをしながら読んでいました。

2次試験1回目のときにSWOTの切り分けができている気になって、まったくできていなかった反省を活かしポイントをまとめます。
×これはやってはいけないやつ
A社にとって良いことは S or O、悪いことは W or T
感覚で読んでしまうと意外とこれに陥ってしまいます。

SWOT切り分けの最大のポイントは「環境変化を捉える」ということです。
そもそもSWOT分析というのは社内・外の環境変化を整理し、戦略に活用するための分析です。
その為、変化を捉えるということが最大のポイントとなります。

≪SWOTのポイント≫

  • S(強み):同業他社にはない独自の武器であるか、同業他社との差別化(競争優位)要因となっているか
    →創業、○○強化、M&A、事業ドメイン拡大など社内での環境変化が生じていることが多いのでそこに注目!
  • W(弱み):自社だけの問題点であるか(業界全体の問題は違う)、同業他社に劣る原因となっているか
    →高齢化、社員の入退社、技術革新への未対応など社内での環境変化が生じていることが多いのでそこに注目!
  • O(機会):市場・顧客・競合など外部環境に変化が生じているか、それに対応できているか
  • T(脅威):市場・顧客・競合など外部環境に変化が生じているか、それに対応できていないか
    →外部環境変化が起きるのは「機会」も「脅威」も同じです。
    自社が対応できて競争優位性を築けたら「機会」、対応できず競争優位性を失えば「脅威」です。
    一見、自社や業界にとって良さそうなことでも対応できなければ「脅威」になりますし(例えば増加するインバウンド客への対応ができていない旅館など)、反対に良くなさそうなことでも対応できれば「機会」となります。(令和3年度のA社は新規参入増加などの外部環境変化をファブレス化やディレクション化でうまく「機会」にしています)

❹解答メモの作成

とりあえず、論より証拠の現物を…まぁメモなのでこんなもんです。

時間があれば解答骨子を作っておくと良いかもしれません。
第1問と第5問の例だけ書いておきます。

第1問:「理由は、(環境変化の内容30字)により、①(環境変化への対応①30字)ため②(環境変化への対応②)ため」
第5問:「課題は、(与件文から抜き出し40字)すること。解決策は①(1次知識20字)すること②(1次知識20字)すること」

合格者からよく聞く「自分のパターン」を作るとか、「型」を作るというのは、自分独自の解法プロセス手順を持っておくこと、あるいは独自の解答骨子のパターンを持っておくことです。このブログを参考にして、自分自身の「型」を見つけていただけると幸いです。

❺解答の記入- A高得点解答とB評価解答 –

お待ちかねの身を切るタイム!
タキプロ同期に借りた高得点答案と私の悲しいB評価答案を比較して、解答記述のポイントをまとめます!
あくまで個人的見解なので、正確な分析は今年発売予定の「ふぞろいな合格答案15」などでご確認ください。
桃蛍光:得点と思われるポイント紫蛍光:無駄と思われるポイント、線無し:判断ができない)

第1問
≪同期の高得点答案≫

技術革新により高度な専門的技術や知識が不要になったことで新規参入や価格競争が激化したため製版・印刷工程 を外部連携し効率化し自社の経営資源を細かなニーズ対応や高精度な印刷に集中し差別化を図るため。(99字)
≪私のB評価答案≫
理由は、オフセット機普及で大量安価な印刷が可能になり、情報通信技術進化と印刷デジタル化加速によるオンデマンド機の普及で安価で小ロットなサービスへ需要変化し参入障壁と印刷単価の低下の環境変化に対応するため。(99字)

→比較するとわかりやすいですね。高得点答案が1点目に技術革新等の環境変化への対応、2点目にファブレスによる効率化とそれを活かした競争戦略の視点を書いているのに対し、私の答案は環境変化の内容を長々と書いて、問われているファブレス化の理由にほとんど触れていません。

第2問
≪同期の高得点答案≫
新規事業展開に伴い既存事業にとらわれない視点を持ち②広告代理店の経験や人脈を活用しデザイン人材の採用ができ権限委譲により迅速な意思決定次期経営者としての教育や実績作りが可能と考えたため。(97字)
≪私のB評価答案≫
理由は①3代目が広告代理店で得たノウハウや人脈を活用でき②デザイン・印刷コンテンツデジタル化への投資を成功させ3代目を後継経営者として育成でき④ファブレス企業として、事業拡大を図るため。(89字)

→まず、設問分析の時点で出ていた「新規事業」これは必須だった気がします。私の解答には入っていません…
「デジタル化投資成功」「ファブレス企業として事業拡大」…そんなこと与件文のどこに書いてあったんだ。
と今は比較してみて思います。

第3問
≪同期の高得点答案≫
利点は①事業リスクの分散が可能既存事業とのシナジーが期待できる事。欠点は①経営資源の分散により人手不足になること②組織文化の醸成に手間がかかる事③社員の混乱を招き士気が低下してしまったこと。(97字)
≪私のB評価答案≫
利点は①専門技術者や企業と協力し、事業案件に合ったプロジェクトチームを社内に形成でき②事務用印刷市場の変化に対応できたこと。欠点は①シナジーの薄い分野への投資で経営資源が分散し②既存事業者との競争激化。(98字)

→設問分析のところで、多角化のメリット・デメリットを説明したのに、全然書けてないじゃないか!「事務用印刷市場の変化への対応」…何!?ファブレスの話?これが制約条件を外した解答ってやつです…_(´ཀ`」 ∠)_
それに比べて同期の答案は多角化のメリット・デメリットがきっちり書けていますね。

第4問
≪同期の高得点答案≫
外部企業との連携強化が求められる。①人材交流を行い組織活性化を行い②高精細画像データを共有しプロジェクト管理者を設置することで進捗管理を効率化し価値向上を図る。(81字)
≪私のB評価答案≫
求められる発展は①営業力を強化して新規顧客獲得にも協力を仰ぎ、顧客ニーズを把握して共有し、デザインや制作に活かすこと②サプライチェーンを効率化して、コスト削減を図り、関係企業全ての収益を向上すること。(95字)

→この問題は題意が捉えにくくとても難しかったのですが、同期の解答があくまで事例Ⅰ組織戦略の範囲内で書かれているのに対し、私の解答…事例Ⅱか!「事例Ⅰの問題であることを忘れない」これ大事!!

第5問
≪同期の高得点答案≫
課題は、新規顧客の獲得と既存顧客の新規需要を開拓することである。①経営人材の採用や育成を行い②営業部を設置し③公平公正な人事評価制度の構築により士気向上を図り売上拡大につなげる。(90字)
≪私のB評価答案≫
課題は①新規顧客を獲得すること各プロジェクトリーダーや管理者を育成し、事業の拡大を図ること。解決策は①営業力の強化により新規顧客を獲得すること②権限委譲を進め管理者を育成し、採用を強化する。(92字)

→私が最初に推察により設定した事例(企業)の問題テーマ「新規顧客獲得による売上回復」がありましが、同期の解答は人事・組織戦略の施策を提案しつつ、きっちりとこの問題テーマへの課題設定と解決策が述べられています。それに対して私の解答、お!課題は悪くないんじゃない?からの…解決策…事例Ⅱか!「営業力強化△→営業部設置◎」事例Ⅰならやはり部門設置ですよね。

まぁしぃの
つらい背中

受験生の皆さんのため身を切る覚悟でしたが、自分の解答を切るのは中々つらいですね。。。

■まとめ

いかがでしたでしょうか!
長くなってしまいましたが、私が受験生時代この時期に知りたかった解法プロセス手順について書かせていただきました。 2度の2次試験挑戦経験から、1度目不合格だった時にできておらず、2回目の合格時に実践した解法プロセスについて、 今の段階で伝えられることは全て込めたつもりです。
設問や解答の解釈は人によって異なるところもあるので、色々な考え方を参考にしつつ、自分自身の「型」を見つけてください。
皆さんが今年度合格するため、少しでもお力になれていれば幸いです。

チアパンダ

がんばってくださーい!


次回はしふぉんさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
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