ヲタクに資格は難しい!? byまぁしぃ

読者のみなさん、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
タキプロ13期のまぁしぃと申します。
各セクションにダイジェストを配置していますので、
お時間のない方も、ざっと確認してみてください!

■はじめに

中小企業診断士といえば、「中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家」です。
受験勉強をする中で、私はあることに気がつきました。
それは、診断士試験という市場において、競争する受験生を企業と見立てると、私こそ中小企業ではないか!ということ。勉強が得意ではない、学歴も自信ない、勤務先も有名企業ではない。
「THE普通の人」の私は、まさに試験市場を戦い抜こうとする中小企業だ!と考えるようになったのです。

今日のブログは「合格体験記」ということで、私が自分自身という中小企業(?)を診断・助言して、診断士試験の市場競争を勝ち抜いた体験談を書かせていただきます。

冒頭から、よくわからない妄想話をつらつらと書いてしまいました。
お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はヲタク気質です。
ヲタクが資格に挑戦したエピソード、一つでも共感していただければ幸いです。
受験勉強の貴重な時間とは思いますが、ぜひお付き合いください!

■自己紹介

ハンドルネーム:まぁしぃ
年代/性別:30代/男性
職種:サービス業/管理部門(マーケティング支援など)
居住地:大阪市
受験歴:1次1回、2次2回
勉強方法 :1次 独学、2次 通信講座(クレアール)
得意科目:1次 企業経営理論、2次 事例Ⅰ
苦手科目:1次 財務・会計、2次 事例Ⅳ

会社に入社して14年、引越しを9回経験した転勤族です。
半年前まで都内に住んでおりました。(その2年前は大阪市にいました。)

■受験のきっかけ

私が初めて診断士試験に挑戦してみよう!と思ったのは、実に十数年前、新卒入社1年目のことでした。
サービス業の現場で働き始めた私は、社内にある経営企画部という名前に憧れを抱きます。
そして、いずれは経営者のブレインとなって、全社の現場に助言をするのだ!という野望を持ち始めます。
その為には、何をすれば良い?と調べたところ、診断士という資格が、日本版MBA、経営コンサルタントの国家資格と呼ばれていることを知りました。

私は閃きました。
「これだ!」と。
この資格を取って待っていれば、あちらから声がかかるはずだと。
当時、私にとって資格といえばユーキャンだった(それしか知らなかった)ので、さっそく講座申込みをしました。
教材を入手して、テキストの情報をノートにまとめる日々…1ヵ月経った頃にはまったく触れなくなっていました。

そう!飽きたのです!

 

勉強しないくせに教材は捨てられず、数回引越しに連れまわした挙句、ようやく廃棄し、そんな感じで十数年の月日が流れました。

私はいろいろな趣味にのめり込み、ヲタク活動に夢中になっておりました。
資格に挑戦?そんな気持ちは微塵も残っていませんでした。
しかし、ある日パタリとその趣味の終わりがやってきたのです。
新しい趣味を探す日々、ソロキャンプ、サウナ、ラーメン巡り…偶然にも昨今ブームが来ているものを一通り触っていました。

楽しい…けど何か物足りない。
ハラハラドキドキとした非日常的なスリルや緊張感、適度に承認欲求が満たされ、時間を忘れて没頭できること。
これが足りない。

そんな時に、昔、会社の先輩に言われた言葉がふと蘇ったのです。
「そのヲタク活動への集中力を仕事に回したらすぐ出世できるんじゃないか」と。
じゃあ、試しに自己啓発でもしてみるか。そんな感じで資格受験がスタートします。

 

資格の勉強をするにあたって、私には一つの考えがありました。
それは、「資格って、過去問で合格点取れる状態にすれば普通は受かるよね」というもの。
とりあえず、マーケティング関係の民間主催の資格、業務に使えそうなビジネス文書技能検定、名前がかっこいいFP、なんだか役に立ちそうな日商簿記など毎月1つのペースで試験を受けまくります。

そして、この甘い考えが、ことごとく成功してしまったのです!
というのも、勉強を進める中で、どうもこれは勉強が間に合わないぞ、落ちるぞと感じてから試験日までのドキドキするスリル、足りない距離を埋めるための独自の戦略を練る面白さ、本番で作戦がハマった時の爽快感、試験会場の独特の緊張感と雰囲気、これに完全にはまってしまったのです。
こうして私は資格受験にのめり込むヲタクとなりました。

 

そして、私はまた甘い考えを持ちます。「このやり方なら難関資格も普通は受かるよね」

診断士試験への挑戦が始まります。

この他にも、趣味で知り合った友人に士業が多かった、生きざまに憧れている人が診断士資格を持っていた、上司に勧められた、昇進試験対策など、理由が重なったこともあります。

■自分の強み

自分を中小企業と見立てて、戦略を練る上での基本は「強み×機会」ということで、自分自身の強みを分析してみました。

≪まぁしぃの強み≫
① 試験本番で過去最高点を出せること
② 現状分析をして、合格までの距離を測り、必要な戦略が練られること

この2点の強みを身につけたきっかけや、それを活かした戦略は、この後の項目で説明していきます。

■出来過ぎの1次試験

1次試験への最初の挑戦はR2年度だったのですが、この年はオリンピックとの兼ね合いもあり、1次試験が1ヵ月前倒しで7月に実施された年でした。私は2月末の日商簿記3級の受験を終え、診断士試験に挑戦してみるか!ということで、市販の教材を購入し、3月の頭より勉強を開始しました。ちなみに、当時は東京都内に住んでいました。

私が使用したテキスト・問題集はTAC出版の「みんなが欲しかった!シリーズ」です。
テキスト、問題集ともに上下巻の2冊のみ!(中身を分冊可)

やすい!うすい!見やすい!の3拍子です!問題集は各教科100問前後と凝縮。
それでいいのか?と思われるかもしれませんが、4ヵ月1本勝負の基本テキストにはこれくらいの量がちょうど良かったのです。

テキストを1セクション読んで、すぐにその範囲の問題を解く、1週間で1教科分を消化するペースで進め、7教科分の問題集を7週間で1周しました。この時点ですでに試験日まで折り返し…。

残りの半分で行ったのは、隙間時間で問題集の2周目、3周目を回すことと、過去問題集で過去問を解くことでした。過去問題集もテキストと同じTAC出版のものを使用しました。

最終的に問題集は往復1時間程度の電車移動中に1教科回せるまでになりました。しかし、5年分を1周半させた過去問で合格点に届いたのは後にも先にも令和元年度の1年分のみでした…。

 

さて、楽天的な私でも一般的に難関資格と言われる診断士試験にあっさり合格とはいかないと考えていました。
理屈的には受かるはず、でも難関と言われる理由があるはず…といった気持ちでした。

そこで以下のような目標を立てました。

≪まぁしぃ初受験の目標≫
最低限の目標:診断士試験を受験し、合格までの距離感を掴んでくる
メインの目標:願わくば、3教科くらい科目合格する
“出来過ぎ”の目標:1次試験を突破して、2次試験に挑戦!合格までの距離感を掴んでくる

 

この目標にはあるカラクリがありまして、
「最低限の目標、受験経験をして合格までの距離感を掴む」というのは、とりあえず受けてみるというような意味ではなく、最低限“五分五分の勝負”までは持って行って、この試験の難易度を感じてくるというものでした。
ただ、「難しい」ではなく、「手が届かないほど難しい」のか、「必死でやれば届く難しい」なのか、「ちょっとやれば受かる難しい」なのか、その違いを知りたかったのです。

そして、私の強みは試験本番で過去最高点を出せること!
五分五分の勝負まで持って行って過去最高点が出せれば合格できる。
出来過ぎの目標まで視野には入れていたのです。

 

1次試験の結果は、
経済学・経済政策64点、財務・会計52点、企業経営理論58点、運営管理61点、
経営法務64点、経営情報システム76点、中小企業経営・政策57点
⇒合計432点

高得点ではありませんが、狙い通りの過去最高得点!
そもそも過去問で1回しか合格点を出せていない私としてはまさに”出来過ぎ”の結果でした。

■想定外の連続

なんとか1次試験を突破できた私は続いて2次筆記試験への挑戦を開始しました。

勉強を始めた当初は解答文が書けず、とにかく書いてみようと挑戦しても1行書いて、それ以上何を書いて良いのかわからないまま、1ヵ月が過ぎていきました。
この頃に、タキプロの勉強会やセミナーを受けて勉強の仕方や解答の書き方を学びました。

 

ようやく指定の文字数が書けるようになってきた頃、私の中でとある不具合が発生します。

「ゴウカクマデノキョリガソクテイデキマセン。センサー、エラーデス。」(イメージ)

私の強みの一つは、現状分析をして合格までの距離を測り、必要な戦略を練ることなのですが、診断士の2次筆記試験は模範解答などが発表されておらず、合格までの距離がまったく測れなかったのです。

さらに、過去問を何回やっても解答時間が全然足りないという問題点が、私を悩ませます。
この問題点は、最初に与件文をすべて一気読みし、解答メモなどは作成せず、1問ずつ即答していくという方法で解決しました。試験当日になって、このやり方で合格は難しいと気づくのですが…。

 

こうした想定外の連続の極めつけは試験会場でした。
タキプロのセミナーで噂を聞いていた立教大学の”あの会場”を引き当ててしまったのです。
多年度生の方は、これで理解される有名な試験会場です。

とにかく机が小さい!モチベーションを上げるために、使いこなせもしないカラーペンをたくさん持ち込んでいた私に対して、その机は容赦なく小さかったのです!

 

事例Ⅰはなんとかやりこなしたものの、事例Ⅱの与件文を読んだときに事件は起こります。
内容がまったく頭に入ってこない…問題を読んでも何を聞かれているのかよくわからない。
1次試験と同じく五分五分の勝負ができると思うまで過去問をやりこんできたつもりでした。

ただ、私は気づいていなかったのです。
初見問題への対応の難しさを。

しかし、問題を一気読みして即答しか作戦を持っていない私にはリカバリーの方法が見つかりません。
結局、事例Ⅱはなんとか全問記入をしたもののボロボロの手応え、事例Ⅲで少しだけあがきましたが、元々苦手な事例Ⅳは…チーン。

これで受かるなら難関でもなんでもないよ…と不合格を確信して帰路につきました。

結果は、
事例Ⅰ:A、事例Ⅱ:C、事例Ⅲ:B、事例Ⅳ:Cの総合B評価で不合格。
試験当日の手応えそのままの結果でした。

■いざ、リベンジ!

リベンジのスタートは合格発表日から。リフレッシュも十分にできた!ということで改めて作戦を練りました。

想定外の連続でボロボロになったとは言え、自分としては五分五分の勝負ができると思って挑戦しました。
そのため、これ以上は自分一人の力では無理だと思い、資格学校を検討しました。
基本的に勉強計画を立てるのが得意だったので、マイペースに学習できる通信教育を探し、「非常識合格法」というキャッチフレーズが自身のポリシーと合致したクレアールに申込みをしました。

また、ボロボロの結果ではあったのですが、一つだけ収穫がありました。
それは事例ⅠだけはA評価が取れたこと。
私の中の合格までの距離センサーが動き出しました。
全教科で事例Ⅰレベルの解答ができれば合格できる!
ゴールを見据えて勉強を開始しました。

 

クレアールの非常識合格法は私に合っていたのか、答練を繰り返す中で自然と解法プロセスを身に着けることができ、気が付けば解答用紙記入前に解答メモを作成しても、時間内に解くことができるようになっていました。
また、昨年のパニックの原因である初見問題についても、初見の答練を何問も解いていくことで、ブレなく対応ができるようになりました。

唯一の悩みどころは、答練の採点でほぼ40点以下しかもらえなかったことでした。
ただ、そこは自分の強みである合格までの距離計測力を信じて、これで合格できるはず!と気持ちを強く持ちました。

筆記用具も、使いこなせなかったカラーペンを封印し、4色ボールペンに持ち替えました。
結局、試験前に大阪に引っ越すこととなり、2回目の2次試験は広々とした大阪経済大学で受験することになりました。

 

受験後は合格を確信することは無かったのですが、昨年とは違い、落ち着いて対応できたという手応えでした。
そうは言っても、日が経つにつれてどんどんと自信がなくなり、合格発表日には、応援してくれた先輩たちにどうやって落ちたことを報告しようかということばかり考えていました。
合格者の受験番号に私の番号があったので、自分だけでは信じられないからと、先輩たちに一緒に確認してくれとお願いするなど大騒ぎをしてしまいました。

その後、新型コロナウイルスのオミクロン株が感染拡大する中、口述試験まで無事にたどり着くためにピリピリとした日々を過ごし、合格を頂きました。

そして、今タキプロの一員となり、このブログの執筆に至ります。

■ヲタクに資格は難しくない!

以上が、私という中小企業が、診断士試験という市場を戦い抜いた体験談でした。

最後に私のヲタクとしての真骨頂をご紹介します。
実は私は試験会場に漂う緊張感、ピリピリとした空気が大好きなんです。
試験当日まで真剣に準備してきたからこそ、共感を味わえるとても貴重な非日常体験です。

例えるなら、一所懸命に登った山の山頂で吸う澄んだ空気のようです。
この例え、ほとんど共感されたことがありません!

試験会場に着くと、必ず時間を取って深呼吸をし、この会場の雰囲気を目一杯味わうようにしています。
最後まで必死にテキストを読み込む人、スマホを触っている人、ご飯を食べている人、寝ている人、いろいろな人がいるのを観察し、その独特な空気感を余すところなく楽しむことに集中します。

私の場合は、これをすることで試験会場の中で心からリラックスすることができ、多くの場合、試験本番で過去最高点を出すことができています。
1年先に診断士試験に合格した会社の先輩からは変態的だと失笑されましたが…(笑)

ただ、受験生の皆さんにお伝えしたいことは、どう向き合っても与件文も問題文も変わりませんし、合格率も毎年だいたい同じくらいです。
どうせなら、誰よりも目一杯楽しんでやりましょう!

 

このブログの結論は、ヲタクに資格は難しくない!

受験勉強に追われるのではなく、ヲタクと言えるくらいに没頭してみる!
何回やってもつまずくその1問を大好きになってみる。
いろいろな見方を楽しむことで同じことも違った感じ方ができることがあります。

受験勉強は辛いこともたくさんあると思いますが、ぜひ楽しめる角度はないか?見方はないか?と探してみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました!        


次回はかずをさんの登場です。
お楽しみに!

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