高得点は狙わない!?事例Ⅱ 低リスク解答のススメbyわらびもち

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のわらびもちと申します。

これから1年、ブログを通じて少しでも皆様のお役にたてるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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■はじめに

まず、初めに簡単に自己紹介させていただきます。

年代/性別:30代前半 男性
職種:食品メーカーの商品開発
受験歴:1次2回、2次2回
勉強時間:1次500~600時間程度、2次100~200時間程度
勉強方法:1次/通信教材での独学、2次/2次対策予備校
得意科目:1次/企業経営論、2次/事例Ⅱ

1度目の2次試験の結果は(BBCD)とまったく歯が立ちませんでしたが、1年間の2次試験対策によりなんとか合格することができました。

特別な勉強法はありませんが、少しでも私の経験がお役にたてば幸いです!

■2次試験全般の注意点

今回のテーマは事例Ⅱについてですが、本試験まで時間があるので、2次試験全般のポイントも併せてお伝えさせていただきます。

ポイント①:高得点は目指さず、合格点をコンスタントに取れるようになろう

私が最も意識したことがこちらです。2次試験は明確な正解が示されておらず、ハマれば高得点or外せば不合格という勉強方法は大きなリスクであると考えました。

そこで、【どんな事例文がきても】【いつも通りのレベルの解答を】【いつもの通りの時間で】作成できるようになることを目指してトレーニングを行いました。

同じような解答作成の練習が続き、新しい知識も特に増えないため、手ごたえのない不安な時期もありましたが、結果的に安定した解答作成力がついたと感じます。

ポイント②:試験中のタイムスケジュールを決めよう

2次試験は80分という限られた時間内で解答作成しなければならず、1秒も無駄にはできません。そのため、綿密なタイムスケジュールを決めておき、その通りに進められるようトレーニングしましょう。

私の場合、以下のようなタイムスケジュールで試験にのぞみました。

  • 20分で設問&事例文をさらっと確認し、大まかな回答の方向性を決める
  • 次の20分で事例文を精読し、どの要素やワードを解答に盛り込むかチェックする
  • 各設問10分間ずつで、解答を作成する

本試験の緊張下では、普段通りに解答がまとまらず、納得がいくまで何度も書き直したくなります。しかし、そのせいで別の設問が空欄になればそれこそ致命傷になりかねません。

タイムスケジュールを守る意識を持つことで、いい意味で割り切りの心を持ち、全設問で一定レベルの解答を目指しましょう。

ポイント③:解答のひな型を作っておく

初めて2次試験対策を始めた時、解答の文字数に圧倒された方も多いのではないでしょうか。まっさらの解答用紙に100文字以上も書くなんで無理だ!と私も感じました。

そこで、あらかじめ解答のひな型を作っておくことをおすすめします。

2次試験で問われる設問内容は、毎年似通っています。そのため、解答のひな型をいくつかストックしておき、設問にあったものを適宜活用します。仕事等で書類作成する際も、既存のフォーマットを使用し変更点だけ書き換えることが多いのではないでしょうか。2次試験もそれと同じ要領で時間短縮を図りましょう。

■事例Ⅱのポイント①:事例文中に答えはある

さて、ここからは事例Ⅱに関する注意点をお伝えさせていただきます。

事例Ⅱは身近な内容が多くとっつきやすい分、どんな解答も書けてしまう余地があります。そのため、自身の持つ経験やアイデアを盛り込んで、高得点を取りたいと考えてしまいます。

しかし、受験生には事例文以上のことは示されておらず、それ以上のことを想像し解答することは、独りよがりの解答になる危険性があります。

また、資格試験という性質上、特定の人しか知りえない特別な知識を使わないと合格できないとも考えづらいため、【1次試験の知識】+【事例文と設問】の情報だけで合格点は取れるできると考えられます。

そのため、オリジナリティあふれる解答で高得点を取りたいという欲をぐっと抑えて、事例文中にある情報を活用して、きっちり合格点を目指しましょう。

■事例Ⅱのポイント②:強み、弱み、施策、効果等のワードストックを作ろう

上記の通り、解答は事例文をベースに作成することが重要です。しかし、試験時間中に強みや弱み等を一から考えていては80分の時間では足りません。

そのため、強みや弱み等の頻出ワードはあらかじめストックしておくことをおすすめします。そして、どのストックが使えるかアンテナを張りながら事例文を読み進めましょう。

ストックしてある文章のひな型】と【ストックしてあるワード】を組み合わせて解答を作成する事で、時間短縮と安定した解答作成を目指しましょう。

■事例Ⅱのポイント③:時制を大事に

事例Ⅱでは事例企業について過去~現在までの状況が詳しく書かれており、時期ごとに強みや課題が移り変わることがあります。

そのため、設問と異なる時期の内容を解答してしまうと大幅減点につながる可能性があるので注意が必要です。

事例文を読み進める際には、年代の部分はしっかりマークしておき、後から素早く見直しできるようにしておくとよいでしょう。

■おわりに

事例Ⅱは他の事例と比べ身近なテーマが多くとっつきやすいため、2次試験対策を始めてすぐの方は、他の事例を解いた後に事例Ⅱの勉強をすることをおススメします。

2次試験の勉強を始めてすぐは、1事例解いただけでヘトヘトになるかと思います。そのため、後ろに気軽な事例Ⅱを持ってくることで、楽しみながら4事例を解ききる体力づくりをしてみるのはいかがでしょうか。


次回はHIROさんの登場です。
お楽しみに!

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