事例Ⅱでの反省点を踏まえて by バゴ

読者の皆様、初めまして!
タキプロ12期の「バゴ」と申します。

■はじめに

まずは、私「バゴ」の自己紹介です。

年代/性別:今年40歳/男性
職種   :製造業(電子部品メーカー)。現在は金型設計に従事。
受験歴  :1次2回、2次1回
勉強時間 :1次 1年目600時間 2年目600時間、2次 450時間 
勉強方法 :1次 1年目 通信(studying)→2年目 独学(主にスピードテキスト)、2次 独学(ふぞろいと過去問)

■自己紹介つづき

出身は神奈川県です。
理系ということもあり、大学院修士課程まで進み、卒業後は電子部品メーカーに就職し、現在まで同社にて勤務。
転勤や異動などを経て、現居住地は宮城県ですが、こちらに来てからは早いもので10年ちょっとが経過しています。
宮城県に来てからの、仕事以外での大きな出来事と言えば、何と言っても2011年の東日本大震災になります。
ただ、居住地が多少内陸側にあることもあり、幸い被害はそこまで酷くはなかったのですが、震災後は、数日間は会社(工場)も休止となり、電気・水道・ガスも止まっていて、家に居てもやることがありませんでした。
そこで、何を血迷ったのか、片道40数キロある仙台に行くために、折り畳み自転車(ギア無し)を必死に漕いで向かったことがありました。あの頃はまだ体力も多少ありましたので。
しかしながら、仙台に着いたものの、その日のうちに帰るため、アーケード内で支給されていた炊き出しを食べただけで、また40数キロを戻るという、結局、何がしたかったのかすら忘れてしまいましたが、そんなこともありました。
後日、会社の同僚に、その時には既に高速バスは普通に動いていたよ、と教えて貰った時には愕然としましたが。
そんなこんなで、情報収集力は若干弱めではありますが、あの時の粘りは診断士の受験勉強にも多少は役立ったかも知れません(嘘)。

■事例Ⅱでの反省点を踏まえて

さて、先に申し上げてしまいますが、私の令和2年度の事例Ⅱの得点は何と45点でした。。。
得点開示を見た瞬間はさすがに肝を冷やしました。
元々、事例Ⅱにはやや苦手意識はありましたが、ここまでとは。
では、そんな私が何を伝えられるかと申しますと、
自分が躓いたところ、ここは気を付けて欲しいということだけです。
もう少し具体的に、令和2年度の事例Ⅱの問いを例に挙げますが、
大きくは以下の2点に集約しました。

●1次試験の知識問題は落とさないこと
第3問 設問1はアンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って説明せよという、もろに1次試験の知識問題が出題されました。
分かっていた人にはボーナス問題でしたが、
私はPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)について言及してしまい、完全にアウトでした。
事例Ⅱはこのような1次試験の知識問題が出題されることが度々ありますので、ここでの差は大きいです。
出来なかった私が言うのは何なのですが、
2次試験では、1次の知識を”使える”状態にまで持っていくことが大切です。
ただ、2次試験で問われそうな1次知識の分野は、やはりある程度限られている為、
そこは過去問研究なり情報収集なりを行うことで、重点的・効率的に学習して頂きたいと思います。
とは言うものの、やはり何と言っても繰り返し復習するという勉強量が最後はモノをいうのでは?と個人的には思います。

●設問で問われていることに答えられているか?(設問のゴールを意識する)
何を当たり前のことを?
と言われてしまいそうですが、これが結構出来ておらず
設問の題意を捉えられていなかったことが、私の得点が伸びなかった大きな原因だと考えています。
特に、第2問、3問 設問2、第4問のような助言問題では、
事例Ⅱの定番のフレームワーク「誰に」、「何を」、「どのように」、そして「効果」=ゴール
をちゃんと使えているかは大事だということは、事例Ⅱ対策の勉強を行ったことのある方なら重々承知かと思います。
自分の場合は、いつも「どのように」という手段系のことをあれやこれやと悩んでしまうことが多く、
そこで時間を費やしてしまう悪循環に陥ることが多かったです。

ですが、今思うこととして、もう一度事例Ⅱ対策で受験勉強をするとなれば、
まずは、設問文を読んで、ゴールとなる「効果」の部分:例としては 売上向上/新規顧客獲得/固定客化/主要顧客依存脱却など素早く・正確に捉えることを過去問を通して訓練すると思います。
なぜなら、ゴールを捉えられているかいないかでは、回答の質も全然違ってくると思いますし、
「誰に」、「何を」、「どのように」という、主要論点の方向性にも
また、このゴールは、ほぼ設問文に書いてありますので、ちゃんと読めていれば、本来は大きく外すことはない筈です。
ところがどっこい、これが最後までちゃんと出来ていなかったのが、自分の反省点なのですが。

事例Ⅱに少しでも苦手意識がある方には、
特に助言系の問題では、まずはゴールとなる「効果」を設問文から素早く・正確に捉えられるように意識しながら取り組んでみてはどうかと思います。
なお、事例Ⅱに限ったことではなく、2次試験全般にも通じることかと思います。

■今年受験される皆様へ

上述の通り、私からは何も偉そうなことは言えません。。。
事例Ⅱの攻略やより詳しい勉強方法については、丸投げ気味ですが、既に先に投稿されている12期のみなさまの記事や
歴代の諸先輩方の素晴らしい記事が多数ございますので、それらを是非参照して頂ければと思います。
唯一、私から言えることがあるとすれば、診断士試験全般について、
”最後まで諦めないこと”
ありきたりですが、本当にこれに尽きます。
試験本番では勿論ですが、受験勉強中でも、
時には自信をなくしたり、モチベーションが上がらない等々、
挫けそうになる時はあると思いますが、
諦めずに勉強を続けていれば、必ず受かる試験だと思います。

■おわりに

今回は、反省と後悔の内容となってしまいました。
ですが、このような不出来な科目があっても、受かっている人間はいるということはお伝えしたいと思っておりました。
これから追々、自身の内面的なことや1年目の診断士活動の内容なども書いていければと思います。それではまた。

次回はけいひほさんの登場です。
お楽しみに!

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