事例Ⅱ=「売上」という世界観と、それに合わせた「だなどこ」フレームワーク改良 by ひがし

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のひがしと申します。

私は最近、新人診断士の登竜門的存在?である、事業再構築補助金の事業計画書を作成しています。
事業計画書の作成では中小企業診断士の学習や実務補習での経験を活かすことが出来ていると感じています。コンサルタントとして最前線で活躍していくためにはまだまだ圧倒的に勉強量・経験ともに不足していますが、自分の頑張ってきたことが少しでも役に立っていると実感するのは嬉しいものですね。

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■事例Ⅱの世界観=「売上」と仮定

早速ですが本題に入ります。
今回のブログは事例Ⅱについての内容となります。
事例Ⅱに限らず、2次試験は事例ごとに自分なりの世界観を作ることが重要です。
私の事例Ⅱの世界観はどういうものだったか。それはずばり「売上」です。
極端かもしれませんが、私が事例Ⅱと聞いて真っ先に浮かぶ言葉は「売上」でした。

事例Ⅱの設問の特徴として、「SWOT分析」と「マーケティングの助言」があります。
私はこの2つの究極的な目的は何か?を考え、ずばり「売上」と割り切りました。
「SWOT分析」であれば、「売上」につながりそうな強みと機会は優先順位を高めて選択し、
同様に弱みと脅威は「売上減少」につながる要因となるもの選んでいました。

「マーケティングの助言」問題とは、事例Ⅱのフレームワークとして有名な「だなどこ」問題のことです。
私は「だなどこ」問題も「売上」を究極的な目的であると仮定して答案を作っていました。

■「だなどこ」フレームワークの改良

「だなどこ」を知らない、聞いたことがないという受験生はいないと思います。それくらい有名なフレームワークですね。実際に私も使っていました。しかし、私なりに使いやすいように改良した上で使用していました。
このフレームワークはMECE(=モレなく、ダブりなく)に近くなっているため、汎用性のある優秀なフレームワークだと思いますが、受験生時代の私にはあまり使い勝手が良いとは感じられませんでした。
理由としては、「だ=誰に」「な=何を」「ど=どのように」「こ=効果」の4つだけでは答案を作る切り口が少なかったためだと思います。
上述の通り、「だなどこ」はMECEとなっているため、事例Ⅱを徹底的に理解している方であれば過不足ないフレームワークになると思います。

■「だなどこ 4P にさかつ」

私はその自分専用のフレームワークを「だなどこ 4P にさかつ」と呼んでいました。
うーん、ごろが悪い上に長い笑。
文字の配置は画像の通りです。試験開始後、まずは余白に書き込むようにしていました。
実際に私が本番で使用したファイナルペーパーも添えてご紹介いたします。

これだけ見ても全く意味不明ですので、このフレームワークを形成するに至った私の思考の流れを表現した画像を見て下さい。

まず、答案の切り口をメモする意味合いで「4P(=マーケティングの4P)」を入れました。
「にさかつ」とは、それぞれ「ニーズ(機会)対応」「差別化戦略」「関係性強化」「強み」の頭文字になります。
どれも事例Ⅱではよく見かけるキーワードですよね。私はそれらを自分が使いやすいように付け足しただけになります。
少しだけ珍しいのかな?と思うことは、私が「だなどこ」問題(=マーケティングの助言問題)の究極的な目的を「売上」につながることと仮定している点です。
私はそういう世界観を持って事例Ⅱに取り組んでいましたので、すべての「だなどこ」問題(しつこいようですが、=マーケティングの助言問題)を、「売上」という枠組みでとらえていました。
「売上」というキーワードを答案に使わない設問も多いので無駄な考えのようにも思えますが、毎回決まった世界観で設問を理解しているので、得点の安定感はぐっと高まりました。

■おわりに

間もなく2次試験ですね。
僭越ながら去年の合格者としてアドバイスさせて頂きますと、当日は「集中力」も合格に近づくための要素になるため、この時期の生活習慣はとても重要だということです。
このブログを閲覧して下さった皆様の合格を祈っています。


次回はらむさんの登場です。
お楽しみに!

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