私流!事例Ⅲの心構えbyナナセ

読者の皆様、初めまして!
タキプロ12期の「ナナセ」と申します。
これから1年間読者の皆さまのお役にたてるような情報を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

今回は2次試験の事例Ⅲについて書いていきます。
私自身の経験をもとにどのような心構えで試験へ挑んだかお伝えできればと思います。

はじめに

まずは、私「ナナセ」の自己紹介です。

年代   :20代後半
職種   :会社員
受験歴  :1次1回(R1)、2次2回(R1、R2)
勉強時間 :1次400時間(R1)、2次650時間【200時間(R1)+ 450時間(R2)】
勉強方法 :予備校(通信)

私は、「中小企業診断士試験はあくまでも”試験”」、と割り切って試験に挑んでおりました。従い、現実世界の企業診断とは異なり、題点や課題は問題文に必ず織り込まれている、各事例には共通した特徴がある、それに基づいた心構えがあるはず、、、という前提で日々の勉強に取り組んでおりました。

今回は、私なりに整理した事例Ⅲの特徴、及びそれをベースにした私なりの心構えを紹介したく思います。皆さんの試験勉強の参考になれば幸いです!

■設問タイプごとに異なる心構えで!

早速、事例Ⅲの特徴、及びそれに基づいた私の心構えを紹介します。

事例Ⅲを学習して感じたのは、「聞かれることはある程度同じ」いう点です。従い、心構えも設問別に区切って考えるようにしていました!

特徴①:設問は大きくわけて3部構成!
第一問で「C社強みの整理」、第二問/第三問で「問題点/課題の対応言及」、第四問で「C社の戦略言及」と3部に分けるられるパターンが多いです。設問の文章は年度によって異なりますが、聞かれている内容は大抵この3つです。いつもと違う設問の記載でも、この点を意識して設問分析していました


特徴②:第一問のC社強みは「技術力/開発力」か「生産体制」がほぼ!
顧客から評価されている点、C社独自である点を軸に、強み特定
していました。設問によっては「顧客との繋がり」や「受注力」といった営業面も強みとなるケースもありますが、基本は生産に関連する部分を優先していました。


特徴③:第二問/第三問は、あくまでもオペレーションレベル!

事例Ⅲは生産現場の改善がテーマです。従い、対応策もオペレーションレベルです。
生産管理であれば→→一元管理/全体最適/全体としての計画統制など。
生産業務であれば→→各担当情報の共有/標準化/兼任化/5Sの徹底など。
従い、採用して人員を増やす/新規の設備投資をする、、、といった対応策は避けるように心がけました。同時に、現状設備でどうできるか(人/物/情報の移動)という前提で考えるようにしていました。


特徴④:第四問は、第一問の「強み」を活用して「機会」を捉える方向性!
戦略はC社の強みを問題文で触れられている機会に活用する流れにしていました。
従い、問題文を読み進めるときは、機会になり得るもの、具体的には、顧客の追加要望、業界の動き、評価されている技術などに注意していました。


特徴⑤:第二問/第三問と第四問は別物!
第四問では経営的な課題の対応(強みの補強/活用)が問われていることが多いです。
逆にオペレーション上の問題は第四問より前で解決する方向で纏めるようにしていました。
また、第二問/第三問は「コストの削減」、第四問は「売上増加」を心がけました

以上、私なりの設問別心構えでした。

”変化”に注目

次に、私が失敗から心がけるようになった、もう一つの心構えを紹介します。

事例Ⅲはオペレーションレベルの改善がテーマ故、問題文も具体的な内容です。だからこそ問題点の真の原因は何か、真に妥当な改善策は何か、悩むことが多いです。どれもそれっぽく見えてしまいますよね。。。私は網羅的に書いた結果、令和元年の試験では思う点数になりませんでした。。。

その対策として、令和二年は、”変化”に注目して事例Ⅲに挑むことにしました。
特に”変わったこと”は何かを見つけながら問題文を読み進めるよう心がけました。(例:材料や外注加工品が数種類から多様化)

”変わったこと”が特定できた後は、設問に関連しそうな事項(例:調達方法/在庫方法など)で、”変わっていないこと”(例:全て定量発注継続)を探します。

最後に”変わっていないこと”を”あるべき姿”に改善(例:ABC分析に基づいた発注方式変更)という流れで回答を作成するよう心がけました。

以上、過去問を解く際に確認してみてください!

おわりに

いかがでしたでしょうか?
私流の「事例Ⅲの心構え」について書いてきました。

この他にも事例Ⅲの特徴が色々な書籍やサイトで紹介されています。
過去問を解き進めながら、是非自分の目で確認してみてください。
もし、「その通りだ!」と納得いった事項があれば、それに対してどのような心構えで臨むかも考えてみてください。
そして、自分が納得した特徴と心構えを本番の試験でも忘れないよう、普段から教材に取り組んでいくのが良いのかなと思います!

上記がその一助になれば幸いです!

次回はスズさんの登場です。お楽しみに!

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