【事例Ⅳ】定番の記述問題を取りに行く! by ぴょん

事例Ⅳ 財務・会計

タキプロ17期の   ぴょん と申します。

6回目の投稿テーマは、「2次試験-事例Ⅳ-」です。

事例Ⅳは、2次試験の中で唯一、計算問題が出題される科目です。
そのため、私は計算結果だけでなく、計算過程や考え方が合っているかを意識しながら、常に勉強していました。

また、他の事例と比較すると、文章量が少なめの記述問題も出題されます。
そのため、題意を正確に捉え、何を書くべきかをコンパクトにまとめることを意識していました。

本ブログでは、私自身の勉強経験をもとに、初心者の方でも実践できる事例Ⅳへの向き合い方について、詳しく解説していきます。

なお、私は、2026年3月から中小企業診断士試験に関するブログを5本執筆しております。
お時間あれば以下の記事もあわせてご覧ください!
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① 2026/3/18
【合格体験記】短期集中・気楽に試験にチャレンジしよう! by ぴょん
② 2026/4/2
【対策本・道具】合格したいならコレを使いこなせ!1次試験ver. by ぴょん
③ 2026/5/18

【財務・会計】苦手な受験者へ!試験の本質を理解して、10問正解を狙え! by ぴょん
④ 2026/6/16
【7科目共通】1次試験と2次試験の繋がりを考えて勉強しよう! by ぴょん
⑤2026/7/13
【事例Ⅰ】人事系未経験者でも大丈夫!ココだけ押さえて! by ぴょん  

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■はじめに

改めて、私の自己紹介と2次試験の結果を共有いたします。

 年齢:20代 (化学系の院卒 / 現在 社会人2年目)
 職種:システムエンジニア
受験歴:1次試験→2回、2次試験→1回

事例Ⅰ(組織・人事)  :69点
事例Ⅱ(マーケティング):63点
事例Ⅲ(生産・技術)  :65点
事例Ⅳ(財務・会計)  :67点
        合計 :264点

実は、試験当日に事例Ⅳに取り組んでいる際、第2問でいろいろと勘違いをしてしまい、大問を丸ごと(30点分)落としてしまいました

なんと、数字が1個も合っていなかったんです…。

試験本番では、本当に何が起こるか分かりませんね…。

幸い、他の大問は概ね合っていたため、なんとか合格点を超えることができました(笑)。

■そもそも2次試験の事例Ⅳとは?

事例Ⅳは、「財務・会計」をテーマにした長文1ページと、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)や各資料を基に、4つの大問に解答するものです。
80分の中で多種多様な計算が求められるので、時間的な余裕はありません。
計算は一発勝負だと思って下さい。

各大問は、概ね以下のように分類されます。

第1問(配点20~25点):経営分析 (収益性・安全性・効率性)
第2問(配点20~30点):損益分岐点(CVP)分析、セールスミックス
第3問(配点20~30点):キャッシュフロー(CF)計算、正味現在価値
第4問(配点20~25点):20~100字程度のその他記述問題

■事例Ⅳの歴史(過去6年分)

ぴょん独自の目線で、事例ⅣのR2年度(2020年)~R7年度(2025年)に関して、問題テーマと設問別の分析をまとめたものを示します。

年度
(問題テーマ)
大問1大問2大問3大問4
R2年度
(多角的事業)
経営分析
※記述 60字
CVP分析
正味現在価値
会計処理
※記述 40字・60字
ROI計算
業績評価
※記述 20字・20字
R3年度
(スーパーマーケット)
経営分析
※記述 80字
CF計算
正味現在価値
CVP分析経営分析
企業価値
※記述 40字・40字
R4年度
(中古車)
経営分析
※記述 80字
セールスミックスCVP分析
CF計算
正味現在価値
為替リスク
資金繰りリスク
※記述 100字
R5年度
(化粧品)
経営分析
※記述 80字
CVP分析
セグメント別損益計算
※記述 20字・80字
CF計算
正味現在価値
※記述 50字
経営分析
※記述 50字・50字
R6年度
(飲食)
経営分析
※記述 80字
セールスミックスCF計算
正味現在価値
業績評価
※記述 80字・60字
R7年度
(仏壇・仏具)
経営分析
※記述 80字
CVP分析
セールスミックス
CF計算
正味現在価値
経営分析
為替リスク
※記述 80字・60字


大問1は、必ずと言ってもいいほど、収益性・安全性・効率性に焦点を当てた経営分析が出題されます。
ただし、同業他社の値と比較するか、同じ会社の異なる年度の値と比較するかの違いはあります。
貸借対照表や損益計算書を基に、正しく経営分析ができるように、トレーニングを日々積み重ねましょう。

大問2と大問3は、「財務・会計」分野の計算の要(かなめ)である、CVP分析・正味現在価値などが出題されます。
計算式が長くなるため、計算ミスには要注意です。
しかし、出題パターンはある程度決まっているので、計算手法は暗記するようにしましょう。

大問4は、多くの場合、「財務・会計」分野の全体的な記述問題です。
年度によって異なりますが、「業績評価」「経営分析」「為替リスク」については、短いサイクルで似たような問題が出題されています。
次の章で、定番の記述解答集を一部紹介します。

■大問4の定番記述解答集【2選】

過去問や問題集で出題されている記述問題は、解答例を暗記しましょう。
概ね50字程度なので、答案として使い回せる要素だけでも覚えることが重要です。
計算問題が苦手な受験生は、記述問題でも得点する事が合格へのひと押しにつながります。

①業績評価
ROI(資本利益率)による評価の問題点:
「評価の関心が利益額の増大ではなく、利益率の増大に向かうこと」
「各事業部の利害が対立しやすい」

残余利益による評価の問題点:
「規模の異なる部門間の比較には適さない」
※残余利益=利益ー資本コスト

②為替リスク
「為替変動リスクは、為替予約等のデリバティブの活用により、リスクヘッジを行う」
「プット・オプションやコール・オプションでは、オプション・プレミアムが必要」
「権利行使により、為替差損を回避 / 権利放棄により、為替差益を享受」

■おわりに

事例Ⅳは、計算問題が主であるため、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
しかし、記述問題も多く出題されており、各記述テーマにおける必須要素は限られています。
そして、事例Ⅳでは、計算問題も記述問題もパターン化されています。
どのパターンが出題されても本番でアウトプットできるように、念入りに手を動かして勉強していきましょう。

目指せ、事例Ⅳで高得点!
計算問題でミスをしなければ80点以上の高得点も狙える、唯一の科目です!

次回は、あおなぎ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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