【緑のペン1本で仮説と事実を分ける】中小企業診断士試験、2次試験の文房具に迷う人へ by リョウタロウ

4事例共通

タキプロ17期の   リョウタロウ と申します。  

勉強会開催!
★参加応募受付中★
詳しくは下記バナーをクリック!!

【ZOOM勉強会特別企画】
各事例動画集はこちらから↓↓↓

【2次試験前特別企画】
令和7年度の中小企業診断士試験を突破した17期タキプロメンバー(タキメン)が、再現答案を持ち寄り、その解答に至った思考プロセスを、タキプロの人気勉強会【ZOOM勉強会】の形式でディスカッション。
各事例動画集はこちらから↓↓↓

■はじめに

 2次試験は、80分×4事例を手書きで戦う試験です。1日で与件文を4本読み、解答用紙のマス目を埋めていきます。

 文房具の話は地味に聞こえるかもしれません。ですが、道具の選び方ひとつで、手の疲れや消しゴムを使う時間、そして何より「頭の整理のしやすさ」が変わると私は考えています。

 今回は、2次試験の受験経験者から聞いた声と、私自身のやり方をあわせてご紹介します。

 2026年3月からタキプロのブログを5本書いているので、お時間あれば私のブログもご覧いただけたら嬉しいです。

【リョウタロウのノウハウ】

2026年3月17日
【合格体験記】中小企業診断士試験、財務・会計が苦手な人へ by リョウタロウ(https://www.takipro.com/know-the-exam/experience-note/131936/)

2026年4月1日
【7科目共通】中小企業診断士1次試験、学習スケジュール by リョウタロウ(https://www.takipro.com/1jishikenknow-how/1jishiken-general/132516/)

2026年5月17日
企業経営理論が苦手な方へ by リョウタロウ(https://www.takipro.com/1jishikenknow-how/business-management/134251/)

2026年6月15日
経済学・経済政策が苦手な人へ by リョウタロウ(https://www.takipro.com/1jishikenknow-how/economics/135182/)

2026年8月8日
【伏線と回収】中小企業診断士試験、事例Ⅲが苦手な人へ by リョウタロウ(https://www.takipro.com/2jishikenknow-how/case3/136882/)

■私の色ペンは「緑のフリクション1本」だけ

 2次試験で私が使った色ペンは、パイロットの「フリクションシナジーノック」0.4mm・グリーンの1本だけです。単色で、軸の色はグレー。クリップの色でインクの色がわかるモデルです。

・パイロット フリクションシナジーノック04 グリーン(LFSK-14-G)
 (https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispDetail.do?volumeName=00004&itemID=t000100003467)
 ※メーカーのカタログでは、グリーンは在庫がなくなり次第販売終了とされています。

 このペンは、試験開始直後の設問解釈のときだけ使いました。与件文を読む前に設問だけを読み、そこから類推したこと(いわゆる設問解釈)や解答の方向性を、緑のペンで設問文の下に書き込みます。
 たとえば、類推の場合、事例Ⅰで「経営理念を従業員と策定した理由」を聞かれたとします。設問文の下に「モチベーション向上による一体感醸成、次世代のリーダーの育成」などと書きます。
 または、解答の方向性の場合、事例Ⅱの第1問が3C分析で、配点が15点、160字だとします。この場合、設問文の下に「15点、時間をかけない」「顧客50字、競合50字、自社50字」などと書きます。

 一見あたりまえのことですが、当日はパニックに陥りやすく、与件文を読んでから設問文に戻ってきたとき、頭が真っ白になることがあります。そんなときも、数十分前の自分が考えたことが緑で残っていると安心できます。緑のペンを使うのは試験開始直後だけで、その後は後述のシャーペン1本しか使いません。

 緑のペンを設問解釈だけに絞ったのには、理由があります。設問だけから立てた類推は、あくまで「仮説」です。与件文を読むと、仮説どおりのこともあれば、まったく違うこともあります。同じ色で書き込んでいると、どこまでが与件文に書かれた事実で、どこからが自分の思い込みなのか、あとから見分けがつかなくなります。
 緑で書いたメモは「設問だけから考えたこと」、シャーペンで書いたメモは「与件文を読んでから考えたこと」と一目でわかるので、与件文を読んだあとに仮説を修正しやすくなりました。

 事例Ⅲの記事でご紹介した通り、私は2次試験対策を始めたばかりの頃、AI採点で「与件文中の事実と異なる記述があり」と指摘されたことがあります。思い込みと事実を色で分けておくことは、こうした失点を防ぐことにもつながると思います。

 色ペンを何色も使い分ける方法もよく紹介されていますが、私は緑1色で十分でした。緑にした理由は、自分が安心できる色だったというそれだけです。

■シャーペン・消しゴム・グリップ

 2024年に勉強を始めた頃、2次試験の受験経験者から次の文房具を紹介していただきました。どれも試験当日まで使いました。

・オレンズネロ 0.3mm:ノックしなくても書き続けられる
 (https://www.amazon.co.jp/dp/B06VWPKXQH)
・サクラクレパス 消しゴム ピュアスリム:とてもきれいに消える
 (https://www.amazon.co.jp/dp/B018G18GDW)
・クツワ グリップ プニュスパイラル:ペン軸に巻いてペンだこを防ぐ
 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0DX74ZMWN)

 2次試験は1日に4事例分を手書きするので、書き続けても疲れにくい道具を選ぶのは理にかなっていると思います。一方で、芯の太さや書き心地の好みは人それぞれです。0.3mmは細い字になるので、実際に解答用紙のマス目(7mm方眼)に書いてみて、自分に合うか試してから決めるのがおすすめです。

■問題用紙は「破らない派」でした

 問題用紙の使い方については、受験経験者の中に、与件文の横や設問の下に直接書き込む派が複数いました。また、問題用紙を破ってメモ用紙にする派・破らない派の両方がいて、「どちらが自分に合うか試してみるといい」というアドバイスを受けました。

 問題用紙をきれいに切り離すための道具として、折りたたみアルミ定規も紹介していただきました。
・クツワ 折りたたみアルミ定規:問題用紙がきれいに切れる
 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BN1HW96X)

 ただ、私は結局、定規は使いませんでした。事例Ⅲの記事でも書いた通り、問題用紙を切り離してメモ用紙を作る方法を試したものの、紙がバラバラになり、目線が左右に動いて落ち着かなかったからです。

 私のやり方は、問題用紙を破らずに、次の3か所に書き込んでいくというものでした。
・設問文の下:緑のペンで、設問解釈のメモ
・与件文の左右の余白:シャーペンで、情報の整理と伏線の整理
・設問文の下:シャーペンで、解答骨子

 与件文の余白には、会社の組織図や外部環境などを簡単な図にして書きました。あとで使う伏線には☆の印をつけ、必ず使う伏線と、使わないかもしれない伏線の優先順位も余白に記しました。

 ※私は、与件文で提示された設定のうち、解答で受けるものを「伏線」と捉えていました。物語を創作するように張られたけれど受けない伏線と、張られたあとにしっかり受ける伏線に分けていました。

 問題用紙を破ってメモ用紙を用意するより、1冊の上ですべてが完結するほうが、メモがバラバラになるリスクが小さく、落ち着いて解くことができました。

■練習は「紙に印刷」して解いた

 2次試験の練習は、ほぼ紙に印刷して解きました。1次試験の勉強はiPadとGoodnotesが中心だったので、対照的でした。やはり、与件文の余白や設問文の余白をいかに上手に使うかが勝負の分かれ目だと思っていたからです。

 受験経験者の声でも、多くの人が問題を印刷して解いていました。本番の問題用紙に近づけるためにホチキスで留める人もいれば、普段はiPadで解いて、直前期だけ紙に切り替えたという人もいました。

 過去問や模試を何年分も印刷すると、用紙代もばかになりません。印刷用紙はダイソーやスーパーで買うと割安だそうです。

■試験当日の持ち物

 受験経験者の中には、試験当日にセロテープを持って行き、受験票を机に固定するのに使ったという人もいました。小さな工夫ですが、机の上がすっきりすると集中しやすくなります。

 ちなみに私は、合格体験記でも書いた通り、ドリンク剤とラムネの力を借りて集中力を途切らせないことに専念しました。

 なお、試験会場に持ち込めるもの・使えるものは、必ずその年の受験案内で確認してください。

■おわりに

 文房具や問題用紙の使い方に、正解はありません。大切なのは、セルフ模試や予備校の模試で実際に試して、本番前に「自分の型」を決めておくことだと思います。型が決まっていれば、当日は解くことだけに集中できます。

 私にとっては、緑のペン1本が、設問と与件文を行き来しながら頭を整理するための相棒でした。皆さんも、自分に合う道具を見つけてください。

次回は、いくら丼 さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA