準備してもし過ぎることはない口述試験 byえが

読者のみなさま、こんにちは!
タキプロ15期のえがです。
この記事では、昨年度私が口述試験を受けるにあたっての準備内容を記したいと思います。
これから口述試験を受験される皆様に向けての参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
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■口述試験の概要
口述試験の概要については、他の記事でも触れていますのでそちらを参照ください。
端的にいうと、2次筆記試験で出題された事例企業について口頭試問を行う形式の試験です。
合格率99.6%以上であることから、会場に辿り着いて受けさえすればほぼ合格する(はず)の試験です。
つまり、「感染症や風邪等にならずに万全の体調で受験できるようにするということ」が最も重要となります。
とはいえ、受けて万が一落ちてしまったら。。。今年から傾向が変わってしまったら。。。と思うのが通常だと思います。
昨年の私も同じ心境でした。
そんな私が準備した内容を紹介させていただきます。
■事前準備でやったこと
筆記試験合格が判明した後にやったことは以下の3つです。
①2次筆記試験問題の読み込み
②問答の練習
③口述試験セミナーへの参加
まず①2次筆記試験問題の読み込みについてです。
試験から約2か月経ち、すっかり内容が抜けている場合が大半だと思います。(ちなみに私はこんなの解いたっけっていうレベルでほぼ忘れていました。。笑)
兎にも角にも何度も黙読、音読を繰り返して、事例企業の概要について頭に叩き込みましょう。
この際にSWOT分析をして、それをまとめるやり方もおススメです。
試験問題の設問については、口述試験でそのまま聞かれることはないと思いますが、自身の再現答案、もしくは予備校が公表している模範解答などはチェックしておくと良いです。
次に②問答の練習を実施しましょう。
自分で作っても良いですが、手間を掛けないなら予備校や各種試験支援団体が提供している想定問答集(想定質問集)を活用することをお奨めします。
予備校の想定問答集は、有料もしくは個人情報の提供で手に入るかと思います。
試験支援団体のものは、模擬セミナーに参加すると貰えるケースが多いです。(ちなみにタキプロはセミナー後に共有されます)
想定問答集を手に入れたら、なるべく声を出して練習することを非常に重要です。
この際に時間を計って、2分の感覚を覚えるようにしましょう。
やってみると、2分は思っている以上に長いということが実感できると思います。
最後に、③口述試験セミナーへの参加です。
やはり本番を想定してリハーサルを重ねることは、当日緊張しないためにも大事だと思います。
家族や友人に練習の相手をしてもらうことも一案ですが、日程が合えば試験支援団体の口述セミナーに参加することを強くお奨めします。
私も昨年タキプロの口述試験セミナーに参加しましたが、本当に参加しておいてよかったと思いました。
もし参加せずにぶっつけ本番だったら、ちゃんと答えられたか怪しかったです。
また周りの受験生の解答も聞けるので、自分がどの程度の位置にいるのかも分かります。
上記①②③までやっておけば、想定外の質問にあって多少頓珍漢な回答になっても、最悪何も答えられなかったという事態は避けられるでしょう。
■口述試験当日で注意すること
やったことは以下の2つです。
①体調を崩さずに試験時間前に会場に到着すること
② 早口にならずにゆっくり話すこと
まず①体調を崩さずに試験時間前に会場に到着することについては、ある意味当たり前すぎる内容ですが、最重要項目になります。
集合時間については、1次、2次試験と違って集合時間が人によって異なります。分刻みでの集合時間が指定されているので、よく受験票を確認してください。
私は地方住まいで、集合時間の指定が15時台でした。
万が一交通機関が止まったりしたら大変だと思い、念のため午前中には移動を完了しておき、会場近くでランチを済ませて、残り時間を試験会場の待合室で待機していました。
だいぶ時間を持て余しましたが、心の余裕を持つためにも早めに到着した方が良いと思います。
次に②早口にならずにゆっくり話すことです。
やはりどんなに練習しても、本番の緊張感は再現しきれません。
1問あたり2分を目途に回答することになりますが、緊張すると早口になってしまい1分~1分半ぐらいになってしまいがちです。
私も元々早口になりがちなタイプで、口述試験セミナーでも「もっとゆっくりで良い」と何度もアドバイスをいただきました。
解答時間が短すぎると追加の質問が来る可能性が高まりますし、早口だと聞く側(試験官)も内容を理解しづらく、正直自分でも何言っているかわからなくなりがちです。
これでもかっていうぐらいゆっくり話すことを心掛けましょう。
■おわりに
99%以上受かっている試験なので、感染症対策・体調管理・遅刻しないだけで対策はほとんどOKかと思います。
「即興で約2分のスピーチをする」は結構難しいですが、2次筆記試験の事例を読み込んで、問答の練習を繰り返せば短期間でも合格できるレベルに到達出来ると思います。
ちなみに、昨年度の私の場合は事例ⅠとⅡから出題がされました。この2つは点数が低かった事例で正直焦りました。どの事例かはランダムだとは思いますが、どの事例も満遍なく準備しておいた方が良いです。準備しても準備しすぎることはないです。
1次試験・2次試験を乗り越えた皆様が、無事に口述試験も突破し、診断士試験に合格することを心よりお祈りしております。頑張ってください!
次回は、N さんの登場です。
お楽しみに!
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