【合格体験記】「まるで成長していない」自分からの脱却 by なおやん

こんにちは、タキプロ17期の なおやん と申します。
いつもタキプロブログをお読みいただきありがとうございます。
皆さまの合格率を1%でも上げられるよう全力で情報をお届けしていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
■はじめに(自己紹介)
はじめに簡単な自己紹介をさせていただきます。
名 前:なおやん
年 齢:30代(ぎりぎり)前半
家族構成:妻、子ども2人(6歳長男、3歳長女)
居 住 地:愛知県
職 業:会社員(交通インフラ/事務系)
受 験 歴:1次試験1回、2次試験1回
勉強方法:1次・2次ともに独学
勉強時間:1次試験400時間、2次試験300時間
■受験のきっかけ、保有資格
30歳になった頃に今までの社会人生活を振り返ったところ、自社特有のスキル(人間関係、仕事の進め方、サボり方etc)はそれなりに身についていたのですが、社会一般的なビジネススキルは何も身についていないことに気づき、焦りと不安、またリスキリングの流れも相まって3年前から資格勉強を始めました。
簿記やIT系の資格等様々な資格を取ることで不安を埋めようとしていましたが、中小企業診断士なるものを知り、「一般的なビジネススキルを持っていることを証明するには、これ一つでいいんじゃね?」と思い、受験を決意しました。
~簡単な資格勉強遍歴~
2023年6月 簿記3級合格
2024年3月 簿記2級、ITパスポート合格
2024年4月 情報セキュリティマネジメント合格
2024年6月 ビジネス法務実務検定2級不合格
(職場の異動、引越、住宅購入等重なり7月~年末まで勉強習慣頓挫…)
2025年4月 ITストラテジスト不合格
2025年5月~ 中小企業診断士試験勉強開始
2024年6月までは一日1時間程度でゆる~く勉強していました。その後は外部環境の変化や家庭の事情を言い訳にして半年ほど自堕落な生活を送りましたが、その年の年末に一念発起して勉強を再開し、そこからは一日3時間ほどの勉強を続けました。
(「中小企業診断士とITストラテジストのダブルライセンスってかっこよくね?」と無謀にもITストラテジスト試験を挟みあえなく不合格となりました…)
本格的に中小企業診断士試験の勉強をスタートさせたのは去年の5月からですが、今までの資格勉強で財務・会計、情報システム、(試験は落ちましたが)法務、経営戦略・マーケティング(ITストラテジストの一部)の予備知識はありました(今までの勉強も全て布石と考えれば2年くらい勉強していますね)。そのため、今までの勉強習慣を継続できれば独学でも一次試験は突破できるはずと信じ、独学を選択しました。
■1次試験の勉強方法
今までの資格勉強で、自分はインプットが苦手(机に向かって参考書を読むだけだと眠くなる、続かない…)と自覚していたので、机に向かって勉強する時はアウトプット(過去問演習)だけにしました。また資格勉強を始める際、子どもが起きている時間(朝6時~夜21時)は子どもとの時間と決めていたため、一日の勉強は土日問わず以下のとおりでした。
【一日の勉強ルーティン】
① 5時~6時:アウトプット(過去問演習)
② 通勤時間(往復1時間弱):インプット(YouTubeで無料講義視聴)
③ 21時~23時:アウトプット(過去問演習)
※調整日として、月に1回(試験1ヶ月前は毎週)土日のどちらか1日(7時~15時)はカフェや図書館で勉強していました。
予備知識があった科目はインプットを飛ばして過去問演習のみ、予備知識のない科目は通勤時間にYouTubeにアップされている無料講義を倍速視聴し全体像を把握後に過去問演習、といった流れで取り組みました。アウトプットは過去問マスター(中小政策はスピード問題集)を2周したら次の科目に移るようにしていました。最後の2週間は総復習として、間違えた問題をひたすら高速周回していました。
その結果、経済学・経済政策:60点、財務・会計:80点、企業経営理論:73点、運営管理:63点、経営法務:68点、情報システム:64点、中小企業経営・政策55点の合計463点で合格することができました。
■2次試験の勉強方法
1次試験が終わるまで2次試験の勉強は全くのゼロ(1次試験直前に各事例の問われ方をざっと見ただけ)でしたので、最初の1週間は通勤時間に参考書籍やこのタキプロブログ等を読みながら情報収集しつつ、過去問演習をスタートさせました。
また、1次試験の勉強を突貫で行ったため、2次試験に向けては知識不足を感じていました。そのため試験の情報収集の後は、インプットとして「全知識」を活用しました。アウトプットは、事例Ⅰ~Ⅲは①過去問→②ふぞろい採点→③ミスノート作成を、事例Ⅳは①過去問(全知・全ノウ)→②解法確認→③ミスノート作成という手順で行っていました。1次試験では朝と夜に分けてアウトプットしていましたが、①過去問→②ふぞろい採点→③ミスノート作成をやっていると私の場合3時間くらいかかったため、朝活はやめて夜にまとめて勉強するスタイルに切り替えました。
情報収集のなかで事例Ⅳの重要性とともに「事例Ⅳは毎日少しずつでもやった方がいい」とのアドバイスを多く見かけましたが、これ以上1日の勉強時間を増やすのはムリ…と判断し、事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳを一日おきに勉強することにしました。
【1日の勉強ルーティン】
① 通勤時間(往復1時間弱):インプット(全知識+YouTubeの2次試験対策動画)
② 21時~24時:アウトプット(過去問演習)
1次試験ではざっくりとしか勉強計画を立てておらず、「本当に間に合うのか?」と常に不安を抱えながら勉強していました。その反省を活かし、2次試験では毎日の勉強計画を立てることにしました。実績とともに計画も常に変えていましたので当初計画は残っていませんが、最終の実績は残していましたので、興味のある方は参考にしてください。
※上段は通勤時(土日の場合は午前中)、下段は夜の勉強内容です(途中から朝・昼・夜表示)
※疲労や飲み会で勉強出来なかった日は一目で分かるように赤色着色しています。
【8月~10月勉強計画(実績)】

結果として、事例Ⅰ:51点、事例Ⅱ:59点、事例Ⅲ:60点、事例Ⅳ:82点の合計252点で何とか合格することができました。
■試験勉強を振り返って
子どもが起きている時間は子どもとの時間に使いたかったため、勉強は子供たちが寝ている時間と通勤時間が中心でした。仕事、家庭、勉強と時間を明確に区切っていたためそれぞれにメリハリがついたこと、机に向かっている時はアウトプットしかしない学習スタイルにしたことで退屈さ・眠気防止、記憶定着に役立ったのかなと思っています。
学習スタイルは人それぞれかと思いますが、合格までに多くの勉強を要する診断士試験において、最も重要なのは「いかに継続して勉強するか」という習慣づくりだと思います。その習慣づくりの方法も人それぞれで、色々と試しながら自分にあったスタイルを確立していく必要があります。
参考までに、私が意識していたのは、①適度な余白を作った勉強スケジュールを立てる(勉強がスケジュール通りにいかないと自分が嫌になるので)、②1日1分でも机に向かう(机に向かってさえしまえば1分といわず意外と続けられる)、③そのために環境を整える(前日から机の上に今日やる問題集を開いて置いておく、勉強をやる前に先にご褒美(お菓子)を与える等)、④それでもしんどい時はさっさと寝て次の日朝4時に起きる、⑤もしできなくても自分を否定しない(できなかった自分が自分の全てだと思わない、お休みの日だと割り切って積極的に休む、楽しむ)、⑥家族との時間は勉強のことを考えない、です。
診断士試験は非常に長い道のりです。毎日継続して勉強ができれば理想ですが、私はそんな意思の固い人間ではないので、普通にサボる日もありました。ただ、私の場合は自分にサボり癖があることを十分に自覚していたので、そんな時も「今日の自分は”サボる自分”の日だな。明日からはまた”勉強する自分”に戻ってるでしょ」と気楽に考えて過ごしていました。「如何に勉強することのハードルを下げるか」を意識して、「勉強しないと」と積極的に自分にプレッシャーをかけることを避けるようにしていました。
私は元々誰かに言われて嫌々ではなく、自ら望んで診断士の勉強を始めました。そのため自分の中の悪魔が常に「勉強が嫌ならやめればいいじゃん」と囁くのですが、その度に、その囁きに乗っかれない自分、否定する自分がいることを改めて感じ、「自分は勉強したいんだ」と気づかされました。
■おわりに
診断士には独占業務があるわけでもないので、診断士になったからといっていきなり仕事や年収といった生活環境がガラッと変わることはあまりないと思っています。それでも受けたいと思ったきっかけは、何よりもまず「自分を変えたい」と思ったからではないでしょうか。どういう自分になりたいのか、そのために今何をすべきなのか。診断士になったからといって生活環境がガラッと変わることがないように、診断士になったからといって“自分”がガラッと変わるわけではなく、診断士を目指して勉強を頑張っている今この瞬間から、少しずつ“なりたい自分”になっていくのではないでしょうか。そう考えると、診断士を目指して勉強しているこの過程にこそ、大きな意味があるように感じます。
長々と私の拙い文章に付き合っていただきありがとうございました。少しでも皆さんが前向きに勉強に取り組むことができるよう、その一助になれば幸いです。診断士を目指して勉強に励まれているこの日々が、皆さんの人生にとって実りあるものとなるよう祈っております。
次回は、ともパパ さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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