【事例Ⅱ】脱!ポエム論 by こう

タキプロ17期の こう と申します。
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■はじめに
今回で7回目の投稿となりました。17期の こう と申します。
改めて自己紹介から。
年代:40代前半
職種:製造業で製造技術、スタートアップで事業企画。現在、製造業の技術管理部門
受験歴:1次2回、2次4回
勉強時間:1次500時間(たぶん)、2次 1,000 時間超(たぶん)
勉強方法:独学、最後の2次はクレアール
得意科目:1次運営管理、2次事例Ⅲ
自己紹介は1回目の投稿にもう少し詳しく書いてありますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
■本記事の想定読者
今回のテーマは事例Ⅱです。
事例Ⅱでありがちな失敗は「試験中にナイスアイデアが閃いてしまって、ついついオリジナリティある回答を書いてしまった」「あふれ出るインスピレーションそのままに筆を走らせてしまい、回答要素に偏り・抜け漏れが出た」等、いわゆる「ポエム回答」でしょう。私自身心当たりがあり、受験生の方との会話でも時々聞く話です。
今回は、そんな悩めるポエマーさんに向けたブログです。
■わたしの心掛けていたこと
2次試験を4回も受験した私ですが、事例Ⅱは60、61、61、59と、進歩がない超安定的。
ポエム回避のため、私が心掛けたことは以下3点です。
- ”問われていること”と”制約”は、設問文から「拾う」
- ”回答要素”は、与件文から「選ぶ」
- キーワードと切り口はテンプレ化
順を追って説明しますね。
■”問われていること”と”制約”は、設問文から「拾う」
当たり前ですが、設問文を落ち着いて読めば、”問われていること”が記載されています。例えば、令和7年度の第3問を見てみましょう。
「B社は~(中略)、どのような顧客情報を新たに蓄積し、どのように活用すべきか、150字以内で助言せよ。」
蓄積するべき”顧客情報”、情報の”活用法”、そして助言とあるので提案の”効果”も含めて回答すればよいことが分かります。
設問文の他の箇所に注目してみましょう。
「B社は現在、顧客の氏名、年齢、連絡先、受けた施術コースのみを登録している。今後、顧客に寄り添い、長期的な関係性を構築するために、B社の強みを活かして、(中略)」とあります。これらの文章は、回答要素を選ぶうえでの”制約”です。
設問文を読んだら、”問われていること”は〇(まる)で、”制約”は□(四角)で囲いましょう。こうすることで、回答要素の抜け漏れや、制約からの逸脱を防げます。
■回答の内容は、与件文から「選ぶ」
問われていることを明確にした上で、回答要素は与件文から選びます。回答内容を「考える」のではなく「選ぶ」と言っているのは、回答要素になるものは与件文に記載されているからです。独自のアイデアで勝負するではなく、与件文から合理的・論理的に説明可能な内容で勝負しましょう。
このとき、設問文にある制約条件を意識します。
設問文には”現在、顧客の氏名、年齢、連絡先、受けた施術コースのみを登録”、”顧客に寄り添い”、”長期的な関係性”、”B社の強みを活かして”とありましたね。
例えば、”受けた施術コース”は既に登録済の情報ですから、新たに蓄積すべき情報としての回答要素にはなりません。また、情報の活用方法では、顧客ニーズへの対応、長期的な顧客関係性構築、B社の強みを活かせる要素を選びます。
このように、問われていることと回答要素については、設問文・与件文をきちんと読むことでポエム化をある程度回避することができます。
■キーワードと切り口はテンプレ化
これまで、
”問われていること”と”制約”は、設問文から「拾う」。
”回答要素”は、与件文から「選ぶ」
と説明してきましたが、設問文と与件文にある単語だけでは流石に回答は構築できません。設問文・与件文から抽出した要素と、1次知識を組み合わせる必要があります。
そのためには、出てくるキーワードと切り口はテンプレ化してすらすら出てくるようにしておく必要があります。
例)
- SNS
- 双方向コミュ二ケーション、ニーズ把握、強みを活かした高付加価値商品開発、差別化
- 口コミ、新規顧客獲得
- 長期的な関係性、長期的な成功
- 継続的顧客接点(定期的な来店促進(DM活用)、定期配送体制、アフターサービス)、固定客化
- 単価×購買頻度×年数、LTV向上…etc
キーワード・切り口のテンプレ化は、過去問演習をしながらご自身で整理される形をとると身になって良いと思います。
それと、大事なことを最後にもう一つ。キーワード・切り口のテンプレを利用するときは与件企業にマッチしているものを優先的に選びましょう。思いついてしまったが最後、本来書くべき与件文から選べる要素をすっ飛ばし、頭の中の1次知識・キーワード・切り口のテンプレばかりの答案を書いても、B社に寄り添った内容にはならないですよね。
■おわりに
というわけで、拾う・選ぶ・テンプレ化で脱ポエム、という回でした。ポエマーな皆さんにとって、多少でも参考になりましたら幸いです。
次回は、べし さんの登場です。
お楽しみに!
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