【事例Ⅲ】工場見学を頭に浮かべて、問題をイメージしやすく! by ぴょん

事例Ⅲ

タキプロ17期の   ぴょん と申します。

7回目の投稿テーマは、「2次試験-事例Ⅲ-」です。

事例Ⅲは、「生産・技術」に関するテーマを題材として、製造業における生産現場の課題や改善策について問われる事例です。
そのため、製造業で実際に生産現場に携わっている受験生にとっては、比較的イメージしやすく、得意分野になりやすい事例だと思います。
しかし、受験生全員が製造業に勤めているわけではありません。
そこで、製造業に馴染みのない方は、「生産・技術」の問題を、「外部の人間として工場を見学する立場」から考えてみると、意外と取り組みやすくなるのではないかと感じました。
本ブログでは、私自身の勉強経験をもとに、初心者の方でも実践できる事例Ⅲへの向き合い方について、詳しく解説していきます。

なお、私は、2026年3月から中小企業診断士試験に関するブログを6本執筆しております。
お時間あれば以下の記事もあわせてご覧ください!
========
① 2026/3/18
【合格体験記】短期集中・気楽に試験にチャレンジしよう! by ぴょん
② 2026/4/2
【対策本・道具】合格したいならコレを使いこなせ!1次試験ver. by ぴょん
③ 2026/5/18

【財務・会計】苦手な受験者へ!試験の本質を理解して、10問正解を狙え! by ぴょん
④ 2026/6/16
【7科目共通】1次試験と2次試験の繋がりを考えて勉強しよう! by ぴょん
⑤ 2026/7/13
【事例Ⅰ】人事系未経験者でも大丈夫!ココだけ押さえて! by ぴょん
⑥ 2026/8/10
【事例Ⅳ】定番の記述問題を取りに行く! by ぴょん

勉強会開催!
★参加応募受付中★
詳しくは下記バナーをクリック!!

■はじめに

改めて、私の自己紹介と2次試験の結果を共有いたします。

 年齢:20代 (化学系大学院卒 / 現在 社会人2年目)
 職種:システムエンジニア (2027年1月に転職予定)
受験歴:1次試験→2回、2次試験→1回

事例Ⅰ(組織・人事)  :69点
事例Ⅱ(マーケティング):63点
事例Ⅲ(生産・技術)  :65点
事例Ⅳ(財務・会計)  :67点
        合計 :264点

私は、就職活動の際に、さまざまな製造業の工場を見学する機会がありました。
大規模な機械を使って工程を自動化している様子や、少人数で複数の機械を管理する体制など、実際の製造現場を自分の目で見てきました。
このような製造業への就職活動を数年前に経験していたこともあり、事例Ⅲ(生産・技術)の問題文を読むと、実際の製造現場の情景が頭に浮かびやすく、他の事例と比べて比較的解きやすかったと感じています。

私の場合は、製造業の就職活動と中小企業診断士試験の学習経験が結びつきましたが、こうしたケースは少し珍しいかもしれません。
しかし、皆さんの中にも、これまでに一度は「工場見学」をした経験があるのではないでしょうか。
小学生や中学生の頃に学校行事で訪れた工場、
旅行先で興味を持って、急遽申し込んだ工場見学、
あるいは、お子さんの自由研究の付き添いで訪れたことがある方もいるでしょう。

実は、こうした過去の工場見学の経験を思い出してみることも、事例Ⅲを解くうえで役立つのではないかと私は考えています。
問題文を読んだときに、「この状況、あの工場で見た光景に少し似ているな」とイメージできれば、文章だけでは捉えにくい製造現場の状況も、少し理解しやすくなるかもしれません。

■事例Ⅲの歴史(過去6年分)

ぴょん独自の目線で、事例ⅢのR2年度(2020年)~R7年度(2025年)に関して、問題テーマと設問別の分析をまとめたものを示します。

年度
(問題テーマ)
大問1大問2大問3大問4大問5
R2年度強み・弱み
※記述 各40字
短納期化工程改善
(情報)
事業展開の進め方
R3年度強み・弱み
※記述 各40字
工程改善
(要員配置)
開発強化
(製品企画・生産)
事業展開の進め方
(ヒト)
R4年度課題
※記述 80字
短納期化工程改善
(要員配置)
工程改善
(情報)
事業展開の進め方
R5年度強み
※記述 40字
工程改善
(設備導入)
工程改善
(情報)
工程改善
(情報)
事業展開の進め方
R6年度強み
※記述 80字
工程改善
(要員配置)
工程改善
(システム)
コスト対策事業展開の進め方
R7年度強み・弱み
※記述 各60字
コスト対策工程改善
(生産・情報)
事業展開の進め方


大問1は、必ずと言っていいほど、企業の強み・弱み(課題)が聞かれます。
特に、事例Ⅲでは「生産面の」「販売面の」という限定的な範囲で問われる場合もあります。
短い字数でまとめる必要があるため、まずは与件文から、その企業特有の強み・弱みに関するキーワードを抽出することを意識しましょう。
また、弱みに関しては、大問2以降の問題文からも推測することが可能です(裏ワザ)。

大問2~4は、主に工程改善に関する問題が出題され、60~120字程度で解答をまとめます。
「ヒト(要員配置)」、「モノ(設備導入)」、「情報・システム」といった分野について問われることもあれば、QCD管理(品質・コスト・納期)に着目して問われることもあります。
また、問題点を挙げた上で、その対策まで記述する形式も多いため、あらかじめ答案構成のバランスを固めておくとよいでしょう。
ここで、ぜひ「工場見学の経験」をフル活用してみてください。
与件文を読む際に、実際の工場の情景を頭の中に思い浮かべてみることで、「どこに問題があるのか」「どのような対策が考えられるのか」を、より具体的にイメージしやすくなると思います。

最後の大問は、事業展開の進め方や今後の戦略について、100~140字でまとめる問題が出題されます。
与件文に書かれている情報だけでなく、事例Ⅲに関する知識を解答に盛り込む必要があるため、難易度が高い問題だと感じています。
例えば、R2年度では「3次元CAD」、R3年度では「OJT」、R5年度では「外部委託」といったキーワードがありました。
これらは与件文に直接記載されているわけではありませんが、解答に適切に盛り込むことで、高得点につながる可能性があります。
過去問を解くだけではなく、1次試験で学習した事例Ⅲ関連のキーワードについても、定期的に復習しておくことをおすすめします。

■事例Ⅲの定番の考え方【2選】

事例Ⅲの工程改善では、解答を作る際に使える定番の考え方(フレームワーク)があります。
それが、「ECRS」と「標準DRINK」です。
試験時間がスタートしたら、問題用紙の空白部分に以下の言葉を書いておくことをおすすめします。

①工程改善(全般) <ECRS>

ECRS

  • E:なくせないか (Eliminate)
  • C:一緒にできないか (Combine)
  • R:順番を変えられないか (Rearrange)
  • S:簡単にできないか (Simplify)

まずは与件文から、全体の工程の中で何がボトルネックになっているのかを読み取ります。
そして、「この工程を改善するためには、E・C・R・Sのどれが使えるだろう?」と考えてみましょう。
問題点を整理しやすくなり、解答もまとめやすくなります。

②工程改善(情報) <標準DRINK>

標準DRINK

  • 標準:情報の標準化
  • D:データベース化
  • R:リアルタイム
  • I:一元管理
  • N:ネットワーク(社員間・部門間)
  • K:共有化

工程改善の問題で、情報・IT・システム系の分野が出題された場合には、ITの活用方法として「標準DRINK」というフレームワークが使えます。
「標準DRINK」に含まれるキーワードを意識しながら与件文を読み、解答に盛り込める要素がないかを考えてみましょう。

■おわりに

事例Ⅲでは、生産・技術を中心とした経営戦略について、まるで自分がその企業の当事者になったかのような視点で考える必要があります。
そのため、問題を解く際には、「工場見学をしているような感覚」を持ってみてください。
与件文を読むだけでなく、実際に工場の中を歩いているようなイメージを持つことで、現場の状況や問題点がより具体的に見えてくるはずです。
事例Ⅲでは、「現場の問題点を見つける → 原因を考える → 適切な改善策を考える」という視点が非常に重要です。

本番まで残り2ヶ月。
ここからの勉強が合否を分ける大切な時期です。
最後まで諦めずに、頑張ってください!

次回は、まい さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA