合格体験記 by らいなす

タキプロ14期の らいなす と申します。

今回のテーマは合格体験記ということで、私の受験勉強の振り返りを書いてみたいと思います。

なお、いろんな方々が計画的な準備、論理的思考を以て試験に取り組まれているのと比較すると、
私はどちらかというと計画性なく、運よく受かったタイプの人間だと自覚していますので、(昔から試験モノは何かと運が良いです👍)
こんな人もいるんだ、程度で読んでいただけたらと思います。

■はじめに

改めて自己紹介させていただきます。

ハンドルネーム:らいなす
年齢/性別:33歳/男性
職種:金融機関 ⇒ 事業会社の財務へ転職
受験歴:1次 1回(R3)、2次 1回(R4) ※R3年は2次受験せず
勉強方法:1次 独学(診断士ゼミナール)、2次 TAC通信・ふぞろい

■受験経緯

当時勤務していた金融機関で30歳を迎えるか迎えないかの時、周りが資格を取ったり語学が堪能だったりして
普段従事する業務+αを持っている人間が多いなか、自分には何のとりえもない・・・と自覚したのがきっかけです。

そのうえで、診断士を受けようとした理由は以下3点です。

①どんなに勉強しても帰国子女には勝てない英語を今から勉強するより、実際の努力が実になる資格勉強の方が気が進んだこと

②金融機関に勤める中で中小企業の経営者との接点が多数あり、経営者に対してリスペクトを感じていたこと

③せっかくならインセンティブも欲しいと思った時に、勤務先の資格補助制度の中で難易度を上から見て、自分なら取り組めそうなギリギリのレベルであると思った(勘違いした)こと
(上にあったのは、弁護士・税理士・公認会計士等…。さすがに今からじゃ無理だろうと思いました)

■1次試験

上記の通り、強い動機を持って走り出したわけではなかったですが、
いざ診断士の勉強を始めてみると、「勉強が楽しい」と感じることが多く、
今振り返るとこれが一番の推進力に繋がったと思います。

1次試験の勉強は主に診断士ゼミナールのビデオ講義と過去問のやり込みでした。

具体的には
・ビデオ講義聞く→気になったことは教科書に書き込み
・過去問やる  →間違った点は教科書に書き込み&マーカー(マーカーは1回目間違えたら黄・2回目は青等と色を変える)
・定期的に教科書を見返す
という運用でやっていました。

このポイントは、
・自分の経験が全て教科書に集約されていき、常にアップデートされた自分オリジナルの教材で勉強できること
・間違えた点は重ね塗り状態になり目立つ(+汚くなる)ので、弱点が一目瞭然でわかること

です。

ちなみに、診断士ゼミナールの講師の方はすごく話すのがゆっくり(今は変わられているかもしれませんが)なので、
私はいつも3倍速で聞いていました。

■2次試験

1次試験合格年度の2次試験は諸事情により受験できないことが分かっていたので、
次年度に向けた準備ということで丸1年しっかりTACの通信で取り組むことにしました。
(ここでもTACなら、7割受講すれば会社が補助出してくれるというインセンティブがありました)

ここで第1子が誕生し子育て・仕事・資格勉強のバランスが非常に難しい時期になりましたが、
夜子供が寝静まってからの時間を中心に勉強時間にあてていました。

勉強方法は以下の通りです。
・TAC通信…場数を踏むのが目的なので演習問題のみで映像はほぼ見ず
・ふぞろい…過去問解いた後の点数目線の確認、抜け漏れた論点についてはなぜできなかったのかを分析
・ノート…2次試験は教科書を持っていなかったので、1次試験の教科書の位置づけで自分の間違えた点や打ち手のストックなどを書いていました

最後の1~2か月ほどまでは全く打ち手が浮かばないような状況もありましたが、
危機感からなのか、そこから急激に伸びた感触がありました。
愚直にやっていればどこかでそういったタイミングが来ると合格者の方が言っていたのを思い出し、
これか!と思ったのはかなり自信になりました。

■2次試験後

とはいえ、試験を受けたら不合格を確信するような出来栄えでした。
来年1次試験からやり直す気力は無かったので、診断士の参考書や当日の試験問題を試験日当日に全部捨て
次に受けようとしていた資格の教材(50まんえん…)をポチりました。

合格発表の日ももはや忘れていたのですが、ハガキが届いて合格を知ることに。
Webだけであれば私は合格を知ることすらなかったと思いますので、感謝です。

口述対策しようにも試験問題捨ててしまい再現答案も全く覚えていないので、
各種公開されている予備校の無料教材をインプットし、最終的には口述もスムーズに乗り切ることが出来ました。

■おわりに

振り返ってみると、そんな計画性も無く、ただ目の前の課題をやり続けただけという感じですが、
ぶれずに粘り強く走り続けるというのが自分の性格に合っていたのだと思います。

タキプロでもほかの媒体でもいろんな方が学習方法を載せているかと思いますので、それらを参考に、
自分のスタイルに合った学習法を、ぶれずに最後までやり抜くことが合格の近道だと思います。

今勉強中の方の一人でも多くが合格されることを心より願っております。

次回は、べーやん さんの登場です。 

お楽しみに! 

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最後に読者の皆さんにお知らせです。

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※応募者多数により全日程受付終了となりました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました※

セミナー概要案内・参加申し込みページ

https://www.takipro.com/seminor_information2/takipro_seminar/?doing_wp_cron=1704417426.7478380203247070312500


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