合格体験記 ~1つ1つ丁寧に向き合う~ by けい

合格体験記

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のけいと申します。
(私の以前の記事・自己紹介はコチラ

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■本日、読者の皆様に伝えたいこと

常日頃から深く考えられている方にとっては普通のことかもしれませんが、本日のお伝えしたいことは以下の通りです。

1.予備校を選択する場合は、各校が出している模範解答を並べて最も自分自身が納得できる解答をしている試験対策校を選択してください
2.私が2次試験を受験した際の心構え
 ・試験といえど、中小企業診断士として解答(助言・分析等)する。
 ・設問文、与件文には出題者の意図がある。1次試験の知識を想起しながら読む。
 ・解答は因果に注意して記述する。
3.私の2次試験の勉強方法
 ・同じ過去問を複数回解き、自分自身の80分の過ごし方と解答に納得した後、別の年度の過去問に移る。

■私の受験歴

今年のタキプロメンバーは1発合格の優秀な方が多いのですが、私は多年度生です。

2017年:1次試験科目合格
2018年:1次試験合格・2次試験不合格(1回目)
2019年:2次試験不合格(2回目)
2020年:1次試験合格・2次試験不合格(3回目)
2021年:2次試験合格(4回目)

■勉強開始のきっかけ

部署異動により経営企画部に配属になり、経営戦略や会計知識を網羅的に学びたいと思ったことがきっかけです。
当時、MBAと中小企業診断士で天秤にかけ、コスト的な面と自分のペースで進められるということから中小企業診断士を選択。
子供が生まれたばかりというのと自分自身も複数のことを器用にこなせるタイプではないため、1次2回→2次2回の3年計画で進めることにしました。(結果5年かかりました)

■勉強をスタート

中小企業診断士の勉強をはじめるにあたり、選んだ教材はスタディング(当時の通勤講座)でした。勉強をスタートした当初は、新しい知識が頭に入ってくる楽しさがあったのを今でも覚えています。
これまで企業に勤めてきて当たり前であった組織の体系や各部門の役割に対して、目的を察することができるようになっていきました。
勉強をされている皆様も、このような感覚を感じられているところではないでしょうか?

■1次試験は2回目で合格、2次試験に3回不合格

自身の成長を感じながら1次試験は2回目の受験で合格。1回目の2次試験は独学で臨み、あっさりと不合格になりました。

2度目の2次試験は大手予備校を選択。
「通っていれば大丈夫でしょ」と甘く考えていたのですが、
予備校の模範解答を見ても、「なぜこのような解答になるのか?」が全く腑に落ちずにただ時間が過ぎていきました。
結果、消化不良で臨んだ2回目の受験も不合格。
2020年度は独学で1次をクリアしたものの、2次試験は3度目の敗退。

予備校を選択される場合はネームバリューではなく、各校が出している模範解答を並べて最も自分の思考に近く、納得できる解答を出している試験対策校を選択されることをお勧めします。

■2次試験の奥深さを知る

2021年度は、藁にもすがる思いで改めて2次試験対策校の短期的な講座を受講しました。
そこでは、
 ・試験といえど、中小企業診断士として解答(助言・分析等)する。
 ・設問文、与件文には出題者の意図がある。1次試験の知識を想起しながら読む。
 ・解答は因果に注意して記述す

といったことを学びました。

2021年度の勉強手法は至ってシンプル(当たり前でしょ、と聞こえてきそうです)。
1.同じ問題を何度も解き、80分の試験で行う手順をルーティン化する。
2.1度解いた問題に向き合い、模範解答(ふぞろいや予備校の解答)と照らし合わせて都度反省する(やりっぱなしにしない)。
3.反省した点をメモに残す。

ことでした。

事例Ⅰ・Ⅱについては、2020年度の過去問を15~20回程度、自分の中で考えられる解法パターンを試しながら繰り返し解き、ルーティン化しています。
試したことの具体的な例は、
・与件文を読む回数は1回とするか、2回とするか?
・段落の間に線を引くか、引かないか?
・段落番号を書くか、書かないか?
・与件文をマークするとき、ペンの色を変えるか?
などの解答プロセスの中で変数となりうる要素です。

結果、
・自分は読むスピードが遅いので、与件文は10~15分かけて1回がっつり読む。
・ペンの色が分かれると集中できないので、シャープペンシル1本で行く。
など、自分がやりやすいルーティンを決めました。

また、100文字を記述するスピードも計測し、500文字であれば30分程度あれば解答を書き切ることができる、といったように記入に絶対確保すべき時間も設定しています。

普段行き当たりばったりの自分にとって、不甲斐ない自身の解答に向き合い反省することは「嫌なことから目を逸らさない」といった当たり前を学ぶいい機会となりました。

■合格後について

2021年度に合格し、そのままの勢いで実務補習15日間コースを選択。
優秀な方々と一緒に過ごす実務補習はとても刺激のある時間でした。
また、勢いそのままに東京都の診断士協会にも入会。
さらに、勢いあまって副業OKの会社に転職も決めました。

私自身、中小企業診断士としての仕事の受け方もわからないので、むしろこれからが勉強の本番なのだと感じています。

■おわりに

中小企業診断士の勉強は、これまでダラダラと過ごしていた自分に対して
・自分の弱い部分に向き合うこと
・学ぶ楽しさ
を教えてくれました。

ぜひ皆様にもこのプロセスを楽しみつつ乗り越えていただきたいと思います。
応援しています!


次回はぱくちーさんの登場です。
お楽しみに!

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