[模試で400点前後だった方向け]1次試験は”解く順の工夫”で25点は伸びる![よっしーのノウハウ#10]

勉強お疲れ様です。「よっしー」です。

某バスケット漫画に影響

今日は7月13日。8月4日の1次試験まで残り22日です。今日は逆転を狙うあなたの為にアドバイスです。
合格体験記はこちら 過去記事はこちら

0.今日のポイント!

・1科目1問改善するだけで「22点から25点」UPが可能。

・改善方法は「知識問題」を先に解く!

1.もう少し改善すれば合格は見えてくる!

皆さん、予備校の模試もすべて終了し、あとは1次試験に備えるのみですね。
私も去年の今頃、模試を受けていたのですが点数はこんな感じでした。(免除科目は60点計算)
—-
経済:56点
財務:52点 後半のタイムマネジメント失敗で時間不足。ケアレスミス頻発
企業:免除  免除
運営:47点 生産管理の知識問題についていけない。
法務:58点 会社法をひねられるとついていけない。知識不足。
情報:免除  免除
中小:65点
—-
合計:395点 

ピリッとしないですねー(苦笑)。正直、模試の点数を見た時は「今年も駄目かな…」と肩を落としました。ョックで勉強のペースも上がらず、しばらくは模試の見返しばかりしていた記憶があります。
ただ、ケガの功名か、模試を見返す中で自分の問題点も明らかになってきました。それは「ケアレスミス」「知識不足」。1次試験まで残り1ヶ月を切っていましたが、「ケアレスミス」「知識不足」ならなんとか対応できるかもしれないと希望を持つようになりました。

2.1科目1問で合計25点改善!

では具体的に短期間でどのように改善を図ったでしょうか。
残り時間も少ない中、模試で不正解だった問題をやみくもに解いたり苦手科目の大幅な底上げを目指すのは精神的にきつい作業です。かといって、得意科目のこれ以上の加点もなかなかしんどい

私が行った改善のヒントは定量化平準化
「模試の結果から、あと何点、合格に足りないんだろう」と計算すると、あと25点でした。

ここで考え方をこう変えました。
・1科目X点伸ばせば受かる!

・1問から2問くらい不正解から正解にすればいい!
そうすると、スッと肩が軽くなり、前向きに試験に臨めるようになりました。

配点計算の根拠は以下のグラフ、過去3年の中小企業診断士1次試験 配点表です。

「あと少し」問題の改善で急激に得点が改善!

このグラフのように、7科目すべて1問ずつ改善すると22点から26点の加点が見込めます!
模試で400点前後の受験生の方は、1次合格ラインの420点まで手が届く計算です。

この時期のプランは「あともうちょっとで解ける!」問題の改善です。
1科目1問か2問、きっとあるはずですよ。

「あともうちょっとで解ける!」問題の探し方はこうです。
模試や過去問でトレーニングしているとき、私は自信度を○△×(画像にする)で示しているのでその情報が参考になります。
自信満々なのに間違えたのは、知識は十分、でも勘違いor問題文の読み違いなど「ケアレスミス」である可能性を分析してみてください。焦らなければ解けた問題かもしれませんね。
次に、自信半々で間違えた場合、「これ聞いたこと無い…」という選択肢と、「なんとなく正解だと思う」選択肢の2択から絞りきれなかった可能性を分析してみてください。私の場合は、例えば運営管理の「バーコードなどの流通標準、GLNとGTIN」がそれです。しっかり理解していれば解けた問題ではないですか?

3. 「知識問題を先に解く」これが改善ポイント

では、私のように「ケアレスミス」「知識不足」が原因で間違えた問題の改善はどのようにすればよいでしょう?私のやり方は「知識問題を先に解く」でした。簡単でしょ?
「知識問題を先に解く」には明確な理由があります。以下のグラフは、ヘルマン・エビングハウスの「人間の記憶力の下降線グラフ」です。

エビングハウスの忘却曲線

記憶の蒸発スピードは急激!

エビングハウスの忘却曲線は20分経つと42%忘れると示しています。
例えば「ファイナルペーパー」を見て、「あれ?これ忘れてた!」というような記憶が「忘れやすい記憶」と考えます。私の場合「中小企業政策の具体的な施策群」が該当します。試験2日目の最終科目頭も疲れている状態では、私の記憶は忘却曲線通りに蒸発していきます。

それに加え、過去10年分の過去問トレーニングの経験上、診断士1次試験は前半より中盤、終盤に知識問題が集まっているように思えます。
なので、試験問題後ろから解くのが効率的だと私は考えています。疲労が少ないうちに知識問題を即答して得点し、時間も確保して心のゆとりを持ち、応用問題へ臨む。これが、基本的な私の試験スタンスです。

逆だと、序盤の意地悪問題記憶は蒸発、後半の知識問題で爆発炎上(!?)みたいなシナリオになりかねません。注意が必要です。

補足ですが、エビングハウスの忘却曲線、思い当たる所がある人は「試験のために準備したファイナルペーパー」は「時間ギリギリまで見るべき」ですね。徐々に記憶は失われるのですから。

以上です。最後にこの言葉をご紹介させてください。

「 努力。もうちょっと、もう一歩、もう一晩。」大村智(2015年ノーベル医学・生理学賞)

今晩の投稿は、ムロさんです。
お楽しみに!

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