【2次試験共通】スキマ時間でもできる!設問文の解釈練習 byまい

こんにちは。タキプロ17期の   まい と申します。

 本日は、2次試験の設問文の解釈練習の仕方について、紹介します。2次試験の勉強は、まとまった時間がないとできないことが多いですが、この練習は約10分の時間があればできますし、机がなくてもできます。実際、私は電車の中で立ちながらやっていました 笑。実際の事例問題も使いながらご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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■設問文の解釈練習の重要性

まず、なぜそもそも設問文の解釈練習をしなければならないのかですが、それは設問文の解釈が合格の鍵といっても過言ではないからです!
完璧に与件文が読めていても、例えば、設問文で過去の事業戦略について聞かれているのに、現在のことを書いてしまったり、「〇〇以外で」という制約条件があるのに、「〇〇」を含めて書いてしまうと、採点者に「この人は全然わかっていないな」と判断され、点数が伸び悩んでしまいます。
また逆に、何を解答に書けばよいかわからない…という時、実はヒントが設問文にあることがあります。「〇〇の視点で」や、「〇〇を実施するにあたって」などの制約条件を踏まえることで、解答に記述しなければいけない内容が絞り込めることがあります。
“設問文解釈を制する者が試験を制する!”その心意気でぜひ取り組んでみてください。

■解釈練習のステップ

では実際に解釈練習のやり方について、ご紹介していきます。私は、以下の5つのステップに沿って、取り組んでいました。

①題意を捉える:まずこの設問文で問われていることは何か、題意を明確にします。私は題意を赤枠で囲むようにしていました。

②制約条件を押さえる:解答をする際に、考慮しなければならない条件について押さえます。私は、制約条件の下に青線を引いていました。

③与件文とリンクできそうな記述を確認する:設問文と与件文をリンクする(各設問で使う与件文を特定する)際にヒントとなる記述がないか確認します。私は、記述の下に黄線を引いていました。

④設問のレイヤーを考える:設問文の内容や前後の設問の関係から、経営戦略が問われている設問なのか、機能別(事例Ⅰだと組織・人事)戦略が問われている設問なのかを考えます。

⑤設問に関連しそうな知識・切り口を想定する:④のレイヤーや設問内のキーワードを元に、使えそうな知識や解答の切り口を想定します。例えば、人事制度が問われた場合は、1次試験知識から具体的な人事制度の取り組みを想起したり、組織戦略であれば、組織構造×文化の切り口での解答構成を想定するといったことです。

*④⑤については、文字が書ける環境の時は、設問文の空いたところにメモをするようにしていました。

■実際の事例を使った解釈練習

では実際に事例を使って解釈練習を紹介します。今回は、下記の令和3年事例Ⅰ第3問を題材とします。

第3問(配点20点) A社は、現経営者である3代目が、印刷業から広告制作業へと事業ドメインを拡大させていった。これは、同社にどのような利点と欠点をもたらしたと考えられるか、100字以内で述べよ。

①題意を捉える:今回の設問はわかりやすく「どのような利点と欠点」と明記されているので、利点と欠点をそれぞれ答えることが求められています。解答の型(切り口)も、「利点は〜、欠点は、〜」で書けそうだということも想定できます。

②制約条件を押さえる:主語が「3代目」なので、3代目が実施した取り組みだということを意識します。

③与件文とリンクできそうな記述を確認する:「印刷業から広告制作業へと事業ドメインを拡大」とあるので、印刷業や広告制作業について書かれている与件文とリンクを貼った方がよさそうだなと想定します。

④設問のレイヤーを考える:「事業ドメイン」というキーワードから、経営戦略レイヤーの設問なのではないか(組織や人事といった機能別レイヤーの話ではなさそう)と考えます。また「現経営者でもある3代目」という記述からも、経営戦略レイヤーだという推測ができます。

⑤設問に関連しそうな知識・切り口を想定する:「事業ドメインの拡大」「利点・欠点」という設問文から、1次試験で勉強した「ドメイン拡大のメリット・デメリット」が想起できるかと思います。(本設問は、切り口が設問に明記しているタイプでしたので、ここでの切り口想定は不要です。)

以上のプロセスを全問通しで行った後、可能であれば、全体の設問間の整合性を確認し、完了になります。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?本記事の内容はあくまで私個人の方法ですので、ぜひ実際に試していただき、自分に合ったやり方を見つけていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は、うえぬ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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