二次筆記試験の得点分布 byこた


読者の皆様、初めまして!
タキプロ12期の「こた」と申します。

いよいよ二次試験も近づいてきましたね。
皆さんご存知だと思いますが、二次筆記試験の合格基準は、「総得点の60%以上」かつ「1科目でも 40% 未満のものがない」です。
しかし、実際のところ相対評価で得点が出されていると思われます。
そのため、なかなか自分の居る位置がイメージしづらいのではないでしょうか?

そこで今日は、謎に包まれている二次筆記試験の得点分布について、お話したいと思います。

■二次筆記試験(令和2年度)の分布予想

早速結論ですが、二次筆記試験の分布は以下のようになっていると思われます。
(詳しい作成方法は少しややこしいので、下に記載しています。)

二次筆記試験の得点分布のイメージ

216点を平均点(理由はオマケに)として、左右に広がっています。
ちょっとこれだけでは、イメージしづらいので得点ごとに表にしたものを。

得点ごとの順位

250点で上位10%、そして249~240点の間に約8%の受験者が固まっていることになります。

■考察

昔のブログでも話がありましたが、「1点、2点で合否が分れる!?」という噂があります。
実際、計算してみると以下のようになります。

・各科目平均点59~61点の間には、全受験者の8.8%がいる
・各科目平均点58~62点の間には、全受験者の16.6%がいる
・各科目平均点57~63点の間には、全受験者の24.4%がいる

となることから、合格点前後の数点の間に数多くの受験生がおり、最後のひと押しで合否が変わってくる可能性が高いです。

なお、タキメンへのアンケートでも240点台が43.1%となっており、数点が合否を分けた可能性が高いです。

■(オマケ)計算の考え方

※以下は、今回の計算の考え方の説明です。少しややこしいので、お時間と興味のある方はお読みください。

二次筆記試験については、公開されている情報が少なく、少し工夫(?)を行っています。

①公開されている情報(受験者数6,388人、合格者数1,175人、合格率18.4%)をもとに、正規分布と仮定します。
ただし、全体の平均点が不明なために、どのような分布になるかは確定できません。

②そこで、タキメンへのアンケート結果(n=58)の平均点254.8点、標準偏差12.26を、合格者全体のデータと仮定して、①のグラフの合格者だけの数値と合うように全体の平均点を逆算します。その結果、全体の平均点は216点だと計算されます。

③全体の平均点は216点として、①のグラフを完成させます。

■おわりに

というわけで、いよいよ試験日も近づいてきましたが、データを予測してみると数点の差が大事になって来ることが分かります。
受験生の皆さんは最後まであきらめずがんばってみてください!

実は、あとちょっとで手が届くところに居るかもしれません。



次回はスズさんの登場です。
お楽しみに!

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