事例Ⅰ:この回答で59点でした。by やっすん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のやっすんと申します。

微力ながら受験生の皆様にお役に立てるような
情報を少しでも多く発信できればと考えています!よろしくお願いいたします。

今年2次に向けて対策を始めておられる方向けに
令和4年度の事例Ⅰ私の回答をさらけだしながら振返りをしてみたく
リラックスして読んでいただけるとありがたいです。

是非読み進めていただく前に
下記足あとをぽちっとしていただけると
嬉しいです。
※タキプロ一同励みになります!

■はじめに

まずは、何者?という事で軽く自己紹介です。

年代・性別/40代・男性
職 種/  SIerで海外事業企画
受験歴/  1次1回、2次1回
勉強時間/ 1次 約500時間(独学)
      2次 約200時間(独学)
得意科目/ 1次 経営情報システム(免除)
      2次 事例Ⅲ

普段はIT業界(SIer)で、海外製造業のお客様向けに製造業務システム提案やプロジェクト対応と
戦略企画をやっております。

働き方も文化も異なるアジア地域の顧客とのやり取りを通し、
時に苦労しつつも多様性を楽しみながら働く毎日です。


また、ITは本業でもあり、一応得意分野ではあるのですが、
幸いにも情報処理技術者資格持ちであったため、
1次経営情報システムは迷わず免除を選択したというヘタレでございます。
すいません。

■2次試験事例Ⅰ 実際の点数と勉強スタイル

1次試験をクリアし、2次試験しょっぱなに出くわす試験が事例Ⅰになります。

私は令和4年で合格した際の得点は59点(Aに一点届かずギリB評価)という
非常にビミョーな点数でした。

特に事例1については得意でも嫌いでもなく、過去問演習でもそこまで高得点にも振れず
(ふぞろい採点で55~70の間くらい?)
という過去問採点からしてビミョーな事例です。

そんな事例Ⅰが得意でも苦手でもない私が今回記事を書かせて頂こうと思っております。
(大丈夫か?)

ちなみに私の勉強スタイルは完全独学で2次は市販の対策本(ふぞろい、事例Ⅳ対策本)などで
ひたすら過去問を回してふぞろいで復習を繰り返していたスタイルです。

なのでふぞろい回答方針の
「与件の記述に忠実に」「キーワード埋め込み」「複数要素を書いてリスクヘッジ」
という習慣がついている回答例と思ってください。

本番結果もギリ60点に届くか届かないかレベルで、私の場合、
偉そうにノウハウを語れるような立場ではないので、
「当日大事故はせず、(ほぼ)合格ラインの点数を確保できたのはなぜか?」
という観点で考察してみたいと思います。

ふぞろいの最新版が出て、回答根拠が出そろったときは、多数派の回答と比較ができるので、
設問ごとにもう少し詳細踏まえた分析ができると思いますが、

現時点は振り返るとこういう所がポイントだったのかもしれない、という点で自分の回答を
ネタに考察してみるという形で整理していきたいと思います。

事例Ⅰの基本やノウハウ、フレームワークなどの記事は
14期のこんぷさん、まっすーさん、たんぽぽさんや過去の歴代タキプロメンバーがすでにいくつか記事をアップされています。

基本原則やキーワード等の内容を知りたい方は是非ご参照ください。
(参考に最近のこんぷさん、まっすーさん、たんぽぽさん記事をご案内しておきます。)

事例Ⅰは「外さない」作戦も意識 byこんぷ – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)

出だしが肝心!事例Ⅰ byまっすー – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)

事例Ⅰ ”経営資源が少ない” がスタート by たんぽぽ – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)

■令和4年事例Ⅰ設問と私の回答

では令和4年の事例Ⅰ問題と結果的に大事故は免れた私の回答を大いにさらしていきたいと思います。

※問題文は省きますので令和4年の事例Ⅰ読むのはじめてという方は内容一読の上読み進めていただければわかりやすいかと思います。

中小企業診断協会の下記サイトから過去問ダウンロードできます。

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.html

各設問と回答が(ほぼ)60点に落ち着いた要因がどんな点にありそうか、
という考察も入れてみたいと思います。

第1問

A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みと弱みを100字以内で分析せよ。

これは比較的オーソドックスというか、過去問やってたらよく出てくる形式の問題ですね。
強みと弱みを書かせるやつ。

注意点として法人化以前とあるので以前の段落
(2000年代半ばには~法人化をしたの記述がある7段落まで)
で内容を整理するという点に要注意です!

この前提を外すと大変なことになるのでご注意ください。

(私はこの箇所を当日赤でこれでもかというくらいぐりぐりマークしました。)

やっすん回答:
強みは①高い糖度で大粒イチゴ等の果物製品②菓子メーカーと共同開発した認知度高い洋菓子
③農業経験豊富な従業員。弱みは①職人気質の経営者の暗黙知
②不明確な役割分担と人で需給調整問題③中途と新卒の低い定着率(100文字)

<考察と感想>

はい、かなりの詰め込み感ですね。

振り返ると100字で強みと弱みをとにかく書けるだけ書いてみましたわ、という様子が伺えます(笑)

今思えば他の予備校の解答速報等でもよく書かれていた要素の
「品質の高さや作り方にこだわった果物や野菜」という強みの要素が書けていないと感じました。

①で単にイチゴにフォーカスするのではなく野菜や果物の品質や作り方にうまく言及できると美しかったかなと。

まあ、いずれにしても法人化以前の強み弱みが書かれていれば幾分か点数にはなったと思われ、
大外しはしていないであろうという設問です。

第2問

A社が新規就農者を獲得し、定着させるために必要な施策について中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

令和4年の事例Ⅰで面食らったのが2問目で、いきなり助言問題が来ました。
(この後も助言せよ問題が続々と続くという。。)

えっ?という感覚をぬぐえず回答したのが以下回答です。
①に獲得、②に定着という施策を記載しました。

やっすん回答:
施策は①農業無経験者に向けた就農セミナーや交流会、大学校での相談会で不安解消、
地域関係性の向上と②定時出社、退社がしやすいようにシフト調整、突発的な対応の際の
割増賃金の設定で士気向上を狙う。(95文字)

<考察と感想>

一個やらかしたなと思われる要素が②ですね。

農業なんでそもそもシフト調整とか現実的にやれるのだろうか?とか、後で調べたところ
農業従事者は労働基準法の一部が適用されないのでこの辺はやらかした感を持っています。

減点があったとすればこの部分かなと。
無難に定着=社員の動機付けの施策
(品種開発テーマをアサインするとか)
を素直に書いとくべきだったと思ってます。

ちなみにもう一点、問題の「中小企業診断士として助言せよ」の指示は
「1次知識を用いて答えよ」という意味合いになります。

ここも動機付けの要素を絡めれば1次知識のワードもをうまく使えて回答できたので
この観点でもここは動機づけ施策の記載がベターだったと思われます。

働き方については与件に書かれていることではあるのですが
現実的に無理そうなことは施策に書かないのが無難ですね。。

2問目はこの点が反省点です。

第3問

A社は大手中食業者とどのような取引関係を築いていくべきか。中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

また助言問題ですね。

これは与件にあった大手との取引は売上も安定するけど
その分工数を割かれるという問題に対しどうすべきか?という点で過去問等でも
似たような論点(依存しすぎないようにする)が
あり、比較的方向性のあたりはつけやすかった問題でした。

やっすん回答:
デリバリー需要は重視しつつ直営店等の強化で付加価値向上、売上依存を減らす。
具体的には①対応内容を見直し新たな品種を生産、加工製品を強化
②食の安全志向に向けた製品投入で
直営店事業を強化、売上拡大を狙う。(100字)

<考察と感想>

おそらくですが、与件分からも読み取れるので、過度な依存関係を持たないようにするという
方向性自体は外してないのではないかと思います。

新たな品種の生産ができてないという課題についてもそちらに手を打っていくという方向で
①と②を記載したのでここも大外しではないかと。

ただ、具体的にはと書きながら①は対応内容を見直すとしか書いてないので結局何をするねん、
という突っ込みが来そうで、②を無理やり埋め込むよりは
もう少し具体的に言及してもよかったかなと思っています。

第4問(1)

A社は今後の事業展開にあたり、どのような組織構造を構築すべきか。中小企業診断士として50字以内で助言せよ。

組織構造質問来ましたね。しかも50字。

あまりだらだらと書けないので
「役割分担が明確でない」、「生産兼務する従業員だけでは対応できない」
という与件記載と、直営店の後継者の権限移譲が第4問(2)につながる要素ととらえたため、
下記のように記載しました。

やっすん回答:
直営店を専任組織化し、消費者のニーズを収集、商品開発、新たな分野へ挑戦させる組織として独立部門化

<考察と感想>

試験後の予備校回答では機能別?事業部別?という論争がありましたが、
私はそこはあまり気にせず専任化、独立部門化と書きました。

これが良かったかどうかは?ですが、方向性は間違ってなさそう(役割分担と兼務を解消できるため)という点と、
この設問では組織構造=組織形態のメリットを示せればよいと思い回答しました。
50字なのであまり大したこともかけないですし。

ここも大外しではないだろうと思っています。
ただ、トップに権限集中だとか専門性を発揮、消費者ニーズを共有とか記載内容を洗練させる余地は
あったかなと思います。

あ、結局1次知識の表記はここでも書けてないのでその点は少し減点はあったかもしれません。。

第4問(2)

現経営者は今後5年間の期間で後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。
その際、どのように権限移譲や人員配置を行っていくべきか。中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

最後の問題です。本文で強調されてた常務の娘を後継者として育成するネタをこの回答に盛り込みました。

やっすん回答:
権限移譲は①直営店に常務の娘を責任者に任命、経営経験を積ませる事と
②現経営者と常務が補佐として暗黙知を伝承。人員配置は生産兼務でなく対応人員を専任化し
再配置、教育で育成し地域に根差した農業基盤化を狙う(100文字)

<考察と感想>

権限移譲と育成(現幹部が補佐)という観点は入れれたのでここは大丈夫かなと。
5年期間を指定されてるので、中長期的に幹部が後継者を育成する観点で記載しました。

人員配置については兼務→専任はいいとしても再配置?というのが少し抽象的だったかと思います。

最後はキーワード「地域に根差した農業基盤化」を5年後に目指すということで事例の締めとして入れました。

まあ大きなミスはないにしても人員配置策が少し抽象的に思えるのでここが減点あり得るという感じでしょうか。

若手従業員の配置(責任者にする)など具体的に触れておくべき要素はあったように思います。

■おわりに

長文にわたる設問と私の微妙な回答の突合せにお付き合い頂きありがとうございました。

整理すると、振り返ってみて「多分やらかした」が第2問、「少し根拠不足で捕捉すればよかったかも」、が第1問、3問、4問(1)、(2)というのが実際の試験後の感触値になります。

これが蓋を開けると総合59点ということで、第2問が半分程度の得点とすると、その他で6割を超える点を取れた設問がいくつかあり、トータル59点になったいう「推測」です。
試験当日は全くできた感触なく、何点になるか見当もつかないという状態でした。

ただ、この2次試験、どこまで行っても正解は公表されないので模範解答はわかりません
もちろん私の回答も59点だったという事実はありますが具体的な設問の点数はわかりません。

あくまで感触値の振り返りになるので恐縮ですが、独学で学習進められてる方は、
この程度の回答内容でも合格ボーダーそこそこの点行くんだ、という一例として参考にして頂けますと幸いです。

つかみどころのない試験なので対策大変かと思いますが、
事例から読み取れる情報と因果を確認して自分なりに回答の理由を与件とつなげられるように
分析、トレーニングしてみていただくのが良いのではないかと思います。

私の当日の回答が少しでも皆様の参考になるようでしたら幸いです。
受験生の皆様の合格を願っております。

次回はとっしゅさんの登場です。
お楽しみに!

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