事例Ⅰ 再現答案 byなべなべ

事例Ⅰ

読者の皆様、こんにちは!
4回目の投稿となります、タキプロ12期の「なべなべ」と申します。

先週1次試験を受験された皆様、大変お疲れ様でした。
自己採点をされて、合格を確信している方は2次試験モードに切り替わっていることと思います。
ちょっと厳しかった方は勉強の疲れを癒したり、次の目標に向かってスタートを切っている方もいるかも知れません。

でもチョット待って!まだ諦めるのは早いですヨ!
問題に不備があったり、難易度が高かった(科目合格者が少なかった)科目は得点調整が入ることがあります。
私が受験したときには、平成29年度に経営法務で回答の訂正、平成30年度に経営法務で8点加算がありました。
一旦諦めたけど合格!というケースもありますので、希望を捨てずに準備することをオススメします。

今回は令和2年度 事例Ⅰの私の拙い再現答案の一部(3問のみ)をご紹介したいと思います。
事例Ⅰの得点開示は「62点」でしたので、可もなく不可もなく、この程度で60点を確保できましたので、ご参考にして頂けましたら幸甚です。

過去のブログもご参考にしてください
フレームワークを押さえましょう byなべなべ
合格体験記 byなべなべ
事例Ⅳが合格を左右する byなべなべ

■第1問(設問1)

第1問
以下は、老舗蔵元A社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力実業家であるA社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ。

(設問1)
A社の経営権を獲得する際に、A社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えられるか。100字以内で答えよ。

【再現答案】
経営ビジョンは、わが国を代表する観光地における観光業の拡大と地域経済の活性化である。インバウンドブームを捉え、旅館などグループ企業とのシナジー効果で地元経済に貢献し、グループの業容拡大を図った。(97文字)

経営ビジョンは「観光業の拡大」と「地域経済の活性化」としました。

観光業の拡大は、与件文の「飲食業を皮切りに~次々と店舗開拓に成功(P1‐19行目)」「地元の旅館を買収して~全国でも有名な高級旅館へと発展(P1‐20行目)」から、A社長の祖父は拡大路線を志向していると考え、「わが国を代表する観光地(P1-1行目)」における観光業の拡大であるとしました。

地域経済の活性化は、地域の活性化につながっていくといった確信が買収を後押しした(P1‐25行目)」地元経済の活性化にも大いに貢献してきたという自負がある(P3‐11行目)」から読み取りました。

加えて、インバウンド(P1‐24行目、P2‐26行目)」は2回も登場してますので、「機会」として外せないキーワードです。

■第3問

第3問
現在、A社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか。100字以内で答えよ。

【再現答案】
伸ばすべき能力は①提案型営業の高付加価値な営業スキル②江戸時代から続く歴史や酒造事業に関する専門知識を習得し、杜氏や蔵人と新規事業との橋渡し役や執行役員のサポート役としての役割を期待している。(97文字)

伸ばすべき能力は「提案型営業スキル」と「専門知識」としました。

提案型営業スキルは、与件文の「ルートセールスを中心とした古い営業のやり方を抜本的に見直し(P3‐2行目)」から読み取りました。

専門知識は、「江戸時代から続く造り酒屋のA社(P1‐11行目)」から、直販方式には歴史や酒造に関する専門知識が必要であると考えました。

それらの能力を活用し、「杜氏や蔵人と新規事業との橋渡し役(P3‐4行目)」A社長の右腕として多忙な執行役員のサポート役としての役割を期待されていると考えました。

■第4問

第4問
将来、祖父の立ち上げた企業グループの総帥となるA社長が、グループ全体の人事制度を確立していくためには、どのような点に留意すべきか。中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

【再現答案】
留意点は①経験者の中途採用で専門性強化②能力や希望に応じた適材適所の配置で士気向上③能力主義的評価制度で優秀な社員の流出防止④部門間会議の定例開催で部門超えたコミュニケーション強化⑤権限委譲で士気向上。(100文字)

最後は人事制度の問題です。
最後はあまり時間がありませんでしたので、「幸の日も毛深い猫(※)」で出来る限り詰め込んでマスを埋めました。私が選択したフレーズは以下の5つです。

採用:事業拡大を図っていくうえで専門性の高い人材の中途採用は即効性あり有効であると考えました。
配置「A社の人事管理は~前近代的なもの(P3‐13行目)」とありましたので、部門を超えた適材適所の配置などの抜本的な改革が必要であると考えました。
評価「年功序列型賃金が基本である(P3‐14行目)」から、若い優秀な社員の流出防止には能力主義的な評価制度の導入が必須であると考えました。
コミュニケーション:事業拡大を図っていくうえで、部門間連携の強化が必要であると考えました。
権限移譲「企業グループの総帥(問題文)」となるうえで、有能な社員に権限移譲を行っていく必要があると考えました。

後で気づいた反省点ですが、第3問で「営業担当者に対する伸ばすべき能力」が出題されていますので、「能力開発」についても触れるべきでした。
第1問から4問までの全体の一貫性は大事ですね。

(※)さ:採用、ち:配置、の:能力開発、ひ:評価、も:モチベーション、け:権限移譲、ぶ:部門、かい:階層、ね:ネットワーク、こ:コミュニケーション

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
2次試験はみんなが答えそうなことを80分の短い時間で簡潔に答える試験です。
みんなが考えつかないような、オリジナリティ溢れる難しいことを書く必要はありません。
適切な与件文を抜き出し、効果的なキーワードを正しく組み合わせ、簡潔でわかりやすい文章構成で、みんなが答えそうな答案を書くことが大事だと思っています。

私は独学でしたが、10年分の過去問演習を行い、「ふぞろい」で答え合わせを行うことで、「みんなが答えそうなこと」に近づけることが出来たと考えています。

まだまだ暑い日が続きますが、お体に気を付けて頑張ってください!

次回はバゴさんの登場です。
お楽しみに!

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