早めの2次試験対策がおすすめですbyふぃっしゅん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期の ふぃっしゅん と申します。

令和5年度2次試験を受験された皆様、大変お疲れさまでした。
合格発表まで中々気持ちがスッキリしないと思いますが、心と体を
癒して、自信を持って発表を待ちましょう。  

タキプロ15期メンバー募集! ↓概要、申込みはコチラから↓

■はじめに

改めて自己紹介をさせて頂きます。

■年代・性別:30代前半・男性

■職種:金融系

■受験歴:1次2回、2次1回

■勉強方法:1次・2次ともにTAC通信

■勉強時間:1次1,000時間、2次400時間

■令和4年度2次試験結果

 事例Ⅰ:72点
 事例Ⅱ:66点
 事例Ⅲ:63点
 事例Ⅳ:48点
   計:249点

先日実務従事を終え、現在診断士登録申請中です。

昨年の2次試験から1年が経過し、時間の早さを痛感する今日この頃。

令和5年度2次試験が終了したばかりで気が早いかもしれませんが、

今回のテーマは「事例Ⅱノウハウ」です。来年度試験に向けて、今から

学習を開始する方に少しでも役立てば幸いです。

■2次試験概要

そもそも2次試験とはどういった試験なのでしょうか。

中小企業診断士試験における2次試験は、1次試験を合格した人のみが受験することができます。

令和5年度試験のスケジュールを確認しておきましょう。

➢1次試験日:8月5日・6日

➢1次試験合格発表日:9月5日

➢2次試験日:10月29日

➢口述試験を受験する資格を得た方の発表日:令和6年1月11日

➢口述試験日:令和6年1月21日

➢2次試験合格発表日:令和6年1月31日

このように1次試験合格発表から約2ヵ月後に2次試験は実施されます。

1次試験を合格すれば余裕だろうと考えている方は要注意、残念ながら全くそんなことはありません。

むしろ、2次試験こそ中小企業診断士試験が難関資格といわれる所以だと個人的には考えています。

具体的な内容としては、

①事例企業に対し、紙の上でコンサルティングを行う。

②出題者が求める解答を書く。

といたってシンプルな内容です。しかしながら、いざ学習を開始するとこれが難しい。

私は1次試験合格後に2次試験対策を開始しましたが、もう少し早く学習を開始していればと

何度思ったことか…

この時期から来年の試験に向けて学習される方は、1次試験の学習と並行して2次試験対策も少しずつ

始めていくことを強くオススメします。

■事例Ⅱの概要

2次試験における事例Ⅱは、「マーケティング・流通に関する事例」です。

ここで求められるのは、いかに事例企業の「売上向上」に向けたアドバイスが出来るか

という点になります。

実際のマーケティングでは、売上向上だけでなく、費用面も考慮する必要がありますが、

事例Ⅱにおいては、売上の向上のみがテーマとなっていることが多いので、

イメージが掴みやすく、個人的にはあまり苦手意識を持たずに学習を進めることができました。

学習を進めるにあたり大前提として、

売上 = A:客数 × B:客単価

であり、

A:客数を増加させるには、①新規顧客獲得
             ②既存顧客維持

B:客単価を増加させるには、①製品・サービスの高付加価値化(平均単価向上)
              ②購買頻度の向上
              ③販売点数の増加

といったアプローチがあるということを整理しておきましょう。

■解答はダナドコ

事例Ⅱの助言問題の解答は「ダナドコ」の構成で記述しましょう。

具体的には、

ダ…誰に「ターゲット(ニーズ含む)」

ナ…何を「経営資源」

ド…どのように「施策・実施内容」

コ…効果「上記によって得られる効果」

を記述していくこととなります。

事例Ⅱの解答はほとんどこの構成で問題ないと言っても過言ではありません。

事例企業の売上向上に向けて、

(ダ)ターゲットを選定し、(ナ)事例企業の強みである製品・サービスを生かした、

(ド)販売施策実施により、(コ)客数増加or客単価向上を図る

これに、事例企業が狙うターゲット、自社の強み、外部・内部の機会を捉えた施策を

当てはめていけば解答は完成です。

■与件文を読むときはこれを探そう

上記のダナドコ解答に向けて与件文を読んでいくこととなりますが、

与件文の中に下記に関するキーワードがあったら要チェックです。

①現在のターゲット、今後ターゲットになり得る層

②顧客ニーズ

③自社の経営資源(製品・サービス・強み)

④協業相手(例:工業団地内の企業等)

⑤経営者のニーズ(事例企業の社長が何を目指しているか)

⑥競合企業

⑦地域(課題や機会)

①~③を捉えることは勿論ですが、事例Ⅱでは度々、他社や地域との連携といった解答が

求められることがあります。この点はダナドコの「ド」施策に適用される部分となるので、

見落とさずにチェックするようにしましょう。

また、企業へのアドバイスをしていく上で、経営者の想いを無視することはできません。

与件文の中には必ず経営者のニーズに該当する記述がされますので、

その想いに応えてあげましょう。

■学習方法

私の2次試験の学習方法は、

過去問解答→ふぞろいで答え合わせ→気づきをノートにまとめる

のみです。

1次試験終了後に2次試験対策を開始したため、中々情報収集の時間が取れず、

ひたすら過去問をこなしたというのが実情です。

先述の通り、1次試験終了から2次試験までは時間があるように見えて、

かなりタイトなスケジュールであると実感しました。

そのため、今から来年度の試験対策を始められる方は、1次試験対策と併せて

2次試験対策も少しずつ始めておくことをオススメします。

そこまで学習の比重を置く必要はありませんが、ネットでの情報収集や、2次試験対策書籍

を読み、こういう試験なんだと把握しておくと良いと思います。

また、大手予備校が開催する模試等を受験し、雰囲気を体験しておくと良いかもしれません。

■おわりに

例年受験生を苦しめる2次試験。1次試験を通過したといっても中々簡単に点を取らせては

くれません。来年度試験に向け、今から学習を開始される方は是非早め早めの対策で、

合格を勝ち取ってほしいと願っております。

次回は、シン さんの登場です。 

お楽しみに! 

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