事例Ⅳは経営分析を得点源にbyけい

事例Ⅳ 財務・会計

皆様こんにちは。
5回目の登場となりました、タキプロ12期のけいです。
1回目の記事はこちら、2回目の記事はこちら、3回目の記事はこちら、4回目の記事はこちら

1次試験の合格発表も出て、見事合格された方は気持ち的にも完全に2次試験モードとなっているのではないかと思います。試験本番まで約1か月、非常に短い期間ですが、悔いなく全力を尽くせるよう陰ながら応援させて頂きます。

また、今回残念ながら不合格となった方は、来年の受験に向けて既に始動されている方もいると思いますが、一方でうまく切り替えられない方もいらっしゃるかと思います。そのような方は、今は無理せずに、しばらくはゆっくり過ごしても良いかもしれません。忙しい社会人の方にとっては、毎日継続的に勉強時間を確保するだけでも大変な思いをされた事と思います。受験生の時期に支えてくれた家族や、職場の仲間等に感謝を伝え、一緒に過ごす時間を増やしても良いと思います。そして是非リフレッシュした状態で、来年の受験を目指して欲しいと思います。

さて今回のテーマは事例Ⅳです。

事例Ⅳといえば、4つの事例の中でも最も、得意な方と苦手な方に真っ二つに分かれる科目であり、2次試験最後の関門であると同時に、2次の事例の中で最も学習効果が期待できると言われる科目でもあります。頻出論点が意外と多くなく、過去問でも繰り返し問われている論点が多数あるため対策がしやすく、また、計算問題が多いため、正解がない試験といわれる2次試験の中で、唯一正解が明確に設定されています。(あくまで推測ですが。。。)

そんな事例Ⅳの中でも個人的に私が最も対策に力を入れていたのは、毎回第1問で問われている経営分析です。比較的頻出論点が少ないと言われている事例Ⅳの中でも、毎年必ず出題されているのは経営分析だけです。しかも毎回第1問目なので、ここで良いスタートを切ることが出来ればその勢いのままに第2問目以降に進むことが出来そうな気がします。

■具体的な解き方

まず経営分析とはどのような問題かと言いますと、与件文中もしくは与件文の後で与えられる損益計算書や貸借対照表を基に、事例企業を過去の自社や同業他社と比べ、優れている点や課題を指摘する問題となっています。一般的には、収益性、安全性、効率性の3面から指摘するべきといわれています。

収益性とは、売上高に対する利益の割合で、売上高営業利益や、売上高経常利益などです。効率性とは、売り上げを上げるためにどれだけ資産を有効に活用できているかを見るもので売上債権回転率や棚卸資産回転率などです。安全性とは、企業の支払い能力や資本構造の状態を見るもので、流動比率や固定比率、自己資本比率などがあります。

私はいつもこれらの代表的な数値を一旦全部計算し、与件文中に出てくる強みと弱みに合致しているものを回答に選んでいました。基本的にはこれだけです。あまり深く考えず、時間をかけない方がシンプルに回答を導き出せますし、いきなり第1問目から時間配分を狂わさせる可能性も少なくなります。どうしても回答が絞り込めないときは、いっそ飛ばしてしまって良いと思います。なぜなら第2問目以降を回答していく中で、自ずと絞れてることもあるからです。

例えば第2問目以降で、新事業へ投資すべきか否かという投資の意思決定に関する問題が出たとします。計算の結果、投資すべきという結論が出たとすれば、経営分析の回答で安全性に問題があるという指摘とは矛盾するかもしれない、という勘が働くからです。実際の会社経営の場面であれば、そのような矛盾した経営判断も時にはあるかもしれませんが、あくまでも理論を背景とした試験ですので、そのような回答はすべきでないと考えていいかと思います。

また、事例ⅠからⅢまでは回答に一貫性があるかどうかが大きなポイントになりますが、事例Ⅳについても例外ではないと思います。2次試験は企業に対する助言なので事例Ⅳだけその原則が適用されないとは思えません。 まだ学習を始めたばかりで回答の基礎を固めようとしていた頃、問題集をひたすら数多くこなしていた時は、事例Ⅳを数学の文章題のような感覚で解いていました。その状態ではあまり正答率は上がりませんでしたが、クライアントへの助言として認識するようになってからは自然と正答率が上がりました。これは単にメンタルや取り組み方の問題ということではなく、企業の全体像から課題を把握していくという、やや俯瞰的な見方ができたことが要因ではないかと思います。

皆様も過去問を解く際は、このような感覚が味わえるように、できるだけ年度ごとに一式をまとめて解くようにしてください。また、その際は必ず時間を計って、本番さながらの雰囲気の中取り組んでみてください。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?

私の場合は経営分析でしたが、得意分野をひとつでも見つけておけば、どの問題を得点源にし、どの問題を捨て問にするのかの判断基準になりますし、何より自信をもって試験に臨むことができるようになる為おすすめです。
2次試験までは時間との闘いでもあるので、ぜひご自分の学習スタイルを早めに確立し、効率の良い学習計画を進めていって欲しいと思います。

次回はびんちょまさんの登場です。
お楽しみに!

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事例Ⅳは経営分析を得点源にbyけい” に対して2件のコメントがあります。

  1. 中野 尊 より:

    こんにちは。タキプロさんの話題は、2次試験で、大盛り上がりしていますね。もちろん2次試験まで残り少ない日数になってきましたのでで、必然かと思います。恥ずかしながら、多年度一次試験試験者の年末までの対応など(何をしていたのか?)、多年度受験者さんから聞いてみたいのですが?是非とも取り上げて貰えると幸いです。私は情シが苦手なのでITパスポートを平行して取り組んでいます。

    1. 中野さま

      タキプロ・ブログ担当のないちと申します。
      コメントありがとうございます。
      確かにこの時期、来年の1次試験対策準備に際して、「この時期はどのように対策するか」「どうモチベーションを維持するのか」は悩むタイミングですね。
      実は私も、1次試験は3年がかりでようやく合格しました。
      私がやったことと言えば、
      1.財務・会計のアカウンティング強化のため、簿記2級を学習した
      2.独学であったが、1次試験の参考書を変えてみた
      3.先を見据えて、2次試験対策を行った(本格的に学習したというより、某参考書で解答のお作法を学んでいた)
      4.1~3はやりつつも、基本的にはリフレッシュに充てた
      (というのも、この時期にたまたま結婚やら子供誕生があったので、あまり試験勉強に力は入れていませんでした)。

      私は経営情報システムの領域は得意だったので、あまり悩みませんでしたが、ITパスポート試験の内容を理解することは今後に繋がっていきますね。

      また、他のタキプロメンバーも1次試験多年度合格者はいますので、近いうちに、当ブログでも取り上げてみようと思います。
      お楽しみにしてください。

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