【経済学・経済政策】の「苦手」が「得点源」に変わる!「ロジック連鎖」学習法 by まこはや

経済学・経済政策

タキプロ17期の   まこはや と申します。

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■はじめに

初めての投稿となりますので、まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。

名前:まこはや

年齢:60(受験中は50代)

職種:内部監査・経理・システム開発

受験歴:1次試験 3回、2次試験 5回(R3~R7)

勉強時間:1次試験 1,700時間、2次試験 3,600時間 (5年間の総計)
     R7の1年間は、1次試験 600時間、2次試験 500時間

勉強方法:1次試験 R3,R5,R7:独学+スタディング
     2次試験  R3:独学、R4,R5:AAS名古屋、
         R6:まなび生産性向上、R7:TAC名古屋校

得意科目:財務会計、経済学・経済政策
苦手科目:経営法務

保有資格:日商簿記1級、第二種情報処理技術者、TOEIC 895点

■経済学は暗記科目ではない

「経済学がどうしても苦手で、テキストを開くのも苦痛……」 そんな受験生の方の声をときどき耳にします。私も、勉強を始めたばかりの頃はちんぷんかんぷんでした。ですが、2回、3回と繰り返し学習する中で、あることに気づきました。

もし、あなたが今「グラフや用語を丸暗記しよう」と苦戦しているなら、今日からその方法は捨ててください。経済学攻略の鍵は、暗記ではなく「ロジックの連鎖」にあります。

1. 経済学は「風が吹けば桶屋が儲かる」の物語

経済学、特にマクロ経済学での多くの論点は、実は江戸時代の言葉「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じ構造をしています。

  • 風が吹く(政府が支出を増やす、中央銀行が利子率を下げる)
  • 土埃が舞う(企業の投資が増える、為替が動く)
  • ……巡り巡って……
  • 桶屋が儲かる(最終的に国民所得が増える!)

「Aという変化が起きたとき、Bが動き、その結果Cになり、最終的にD(ゴール)へ到達する」。この一連の物語(ロジック)をたどれるようになれば、経済学はとてもシンプルになります。

【具体例】マンデルフレミングモデルをロジックで解く

例えば、頻出論点の「変動相場制下で金融政策は有効である」を考えてみましょう。

丸暗記ではなく、以下の「連鎖」を追いかけます。

  1. 金融政策(貨幣供給増)を行う(LM曲線の右シフト)
  2. 債券が買われ、国内利子率が低下する
  3. 「日本より海外の方が金利が高い」となり、資本が流出する
  4. 外貨を買うために円が売られ、円安(為替レート減価)になる
  5. 輸出が増えて、結果として国民所得が増加する!(IS曲線の右シフト)
    : つまり、「金融政策は有効」というゴールに到達!

「変動相場=金融政策が有効」という結果だけを覚えるのではなく、この、1.⇒2.、2.⇒3.、….、4.⇒5.の矢印(ロジック)を一つずつ繋ぐ練習をしてみてください。

https://capitalism-slaves.com/economics/883/

出典:「資本主義の奴隷 大人の教養学習サイト」

2. 実は「論点はそれほど多くない」

「覚えることが多すぎて終わらない!」と絶望する必要はありません。 中小企業診断士試験の経済学において、合格点(60点)をもぎ取るために必要な論点は、実はそれほど多くないのではと思いました。

私が受験生の時に、過去問を3年分ほど解いてみたときは、「またIS-LM曲線だ」「また余剰分析だ」「またマンデルフレミングだ」と、同じ顔ぶれの論点が形を変えて何度も登場していることに気づきました。


例1:マンデルフレミングの問題

試験年度問題番号出題内容(マンデルフレミングの問題)
令和7年度 (2025)10変動相場制 × 財政政策(無効)
令和6年度 (2024)10固定・変動相場制それぞれの政策効果
令和5年度 (2023)10資本移動が完全な場合の政策波及プロセス
令和4年度 (2022) 7固定相場制 × 財政政策(有効)
令和3年度 (2021)第11問小国開放経済モデル

例2:余剰分析の問題

試験年度問題番号出題内容(余剰分析の問題)
令和7年度 (2025)17外部不経済と課税、社会全体の最適解と死荷重
令和6年度 (2024)17独占市場の余剰分析
令和5年度 (2023)13家賃規制(上限価格)取引量減少による死荷重
令和4年度 (2022)12生産者余剰分析
令和3年度 (2021)19独占市場の余剰分析


このように、5年以上のスパンで見ても、出題者は「同じ山」を別のルートから登らせようとしていることが感じられると思います。論点を絞り、そのロジックを深掘りすれば、つまり、一連のロジックの物語をたどる、ロジックの矢印を1つずつ繋ぐ、といったことを行えば、問われ方が変わっても、どの論点のことを問われているかが分かり、惑わされずに得点をとれるようになると思います。

3. 最強の武器は「自分の手でグラフを描くこと」

ロジックが理解できたら、仕上げにやってみて頂きたいことがあります。 それは、「真っ白な紙に、自分の手でグラフを描くこと」です。

テキストを「見るだけ」と、自分の手で「描くこと」の間には、理解度の差が出てくると思います。

  • なぜこの曲線は右にシフトするのか?
  • シフトした結果、均衡点はどこへ移動したか?
  • そのとき、利子率(縦軸)や所得(横軸)はどう変化したか?

このプロセスを自分の手で再現できるまで練習してください。 試験本番中、グラフはあなたを助けてくれる「自分で描く最強のカンニングペーパー」にもなります。ロジックを視覚化する道具としてグラフを使いこなせれば、パニックになることを回避できると思います。

■おわりに

経済学は、一度「ロジックの連鎖」が見えるようになると、暗記量を減らすことも可能になると思います。

まずは頻出論点から、「なぜそうなるのか?」の矢印を一つずつ繋ぐ練習を始めてみてください。明日からの学習が、少しずつ「物語」のように繋がっていくと思います。

こちらの勉強法を少しでも参考にして頂き、ご自身の学習スタイルを確立して頂ければ幸いです。

それで結局本番はどのくらい得点できたか、、、R3が76点(19/25)、R5が52点(13/25:うーむ・・)、R7が64点(16/25)でした!

次回は、エイト さんの登場です。 

お楽しみに! 

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