【事例Ⅰ】経営資源の不足は「連携」で乗り切れ! by 湯豆腐

タキプロ17期の 湯豆腐 と申します。
まずは、1次試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした!長期間にわたる勉強の成果を発揮すべく全力を尽くされたことと思います。まずは心と体をゆっくり休めて、ご自身をたくさん労ってあげてくださいね。
そして、ここからは気持ちを新たに、いよいよ2次試験に向けたリスタートです!
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目次
■自己紹介
年代:30代
性別:男性
業種:製造業(工作機械)
職種:開発(10年)
保有資格:応用情報、簿記二級
受験歴:1次1回、2次1回
勉強時間:1次600時間、2次300時間
勉強方法:1次 スタディング、2次 ふぞろい、30日完成、全知全ノウ
得意科目:1次 企業経営理論、財務会計、2次 事例Ⅳ
■はじめに
今回のブログのテーマは、「2次試験・事例Ⅰ」です。
事例Ⅰを解くうえでの基本的な方針や考え方については、以前の私の記事で詳しく解説していますので、ぜひそちらもご参照ください。
今回は、事例Ⅰの解答を組み立てる際に強力な武器となる「具体的な切り口」についてお話しします。
■フレームワーク「幸の日も毛深い猫」で引き出しを増やす
事例Ⅰ(組織・人事管理)は、主観が入ってしまい点数がブレやすいと感じる受験生が多い科目です。そこでまずは、事例Ⅰの定番フレーズである「幸の日も毛深い猫(採用・賃金・能力開発・評価…)」などの語呂合わせ・フレームワークを活用して、自分の中の引き出しを整理・拡張させることから始めましょう。
様々な切り口を頭に入れておくことで、与件企業の抱える課題に対し、多角的な視点からアプローチできるようになります。
■大前提は「中小企業は経営資源が不足している」
フレームワークで知識を整理した上で本記事の本題ですが、事例Ⅰを解く際に絶対に忘れてはならない大前提があります。
それは、「中小企業はヒト・モノ・カネといった経営資源が不足している」ということです。
大企業とは異なり、リソースに余裕がない中小企業では、自社単独で新しい施策や大規模な投資を行おうとすると、どうしても限界が生じてしまいます。
■制限を克服する魔法のキーワード「連携」
では、このリソース不足という大きな制約をどうやって克服すればよいのでしょうか。そこで強力な解決の切り口となるのが「連携」です。
事例Ⅰの答案では、以下のような「連携」のバリエーションを意識することが有効です。
- 部門間(社内)の連携:営業部門と開発部門が連携し、顧客ニーズを迅速に製品開発に反映させる(サイロ化の打破)。
- 他社との連携:自社にないノウハウや販路を持つ外部企業と協業し、補完し合う。
- 地域・産官学との連携:地域のコミュニティや大学・公設試などの研究機関と協力し、外部資源を有効活用する。
このように、組織の壁や企業の垣根を越えた「連携」を描くことで、自社単独ではなし得ない課題解決が可能になります。解答の方向性に迷ったときは、「誰かと連携することでこの制約を突破できないか」という視点を持ってみてください。
■「ヒト」の不足には王道の「採用」と「能力開発」
さらに、経営資源不足という前提の中でも、事例Ⅰの中心テーマである「ヒト(人材)」の課題に立ち返ってみましょう。
人が足りない、あるいは必要なスキルを持った人材が社内にいない場合、解決策の王道は大きく2つあります。
- 採用:外部から即戦力や優秀な人材を獲得する。
- 能力開発(育成):既存の社員に対するOJTやOff-JTを通じて、スキルやモチベーション、生産性を高める。
これらは組織・人事の基本施策でありながら、得点源になりやすい鉄板の切り口です。
■おわりに
事例Ⅰは一見すると捉えどころのない科目に思えるかもしれませんが、「経営資源の不足」という大前提を抑え、「連携」「採用」「能力開発」といった方向性を持っておくことで、解答の軸がブレにくくなります。
また、今回ご紹介した「連携」という考え方は、事例Ⅰにとどまらず、2次試験全体で幅広く使える強力な視点です。
- 事例Ⅱ(マーケティング・流通):地域コミュニティや他社との協業によるブランド化・販路開拓
- 事例Ⅲ(生産・技術):自社にない技術・設備の補完や新製品開発に向けた他社・産学官連携、営業と生産の部門間連携
このように、他事例を解く際にも「連携」を意識して取り入れてみてください。
この記事が、皆様の2次試験対策のヒントになれば幸いです。
次回は、ぴょん さんの登場です。
お楽しみに!
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