中小企業経営・政策で85点を取るまでに、、、! by SK

まだまだ暑い日も続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
いよいよ一次試験の合格発表日ですね。受験した皆さんは大変な努力をしてきたかと思います。一人でも多くの受験生が報われますように!!

そして本日は中小企業経営・政策に関する記事になります。

この科目は法務・情報システムと並んで「暗記3兄弟」と呼ばれており、『ただただ暗記するだけで気乗りしない~』という方も多い気がします、、
しかし、この科目で学ぶ法律や国の施策はまさに中小企業診断士に求められる知識です!!実際、中小企業の支援を行う際にも、本科目で学ぶ「制度の知識」や「日本の中小企業の統計推移」をサラッと答えられると助言の説得性もグッと高まります。

R6受験に向けてこれから頑張るタキプロ愛好家の皆さんの高得点獲得に向けて力になれたら嬉しいです!!

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■はじめに

早速ですが、私は受験生時代に他科目と比較して、中小企業経営・政策は特に得意でした。そのため本日はどのように学習を進めていたかをご紹介できればと思います!

【SKの中小企業経営・政策の取組み】
・学習時期 :2022年5月初~(3か月)※R4初受験、学習開始当時の他科目状況は1周講義・演習完了程度
・教材   :スピードテキスト(TA○)、過去問題集(TA○)、その他TA○の受講生向け演習テキスト
・主な学習法:TA○での講義、それをもとにした暗記(通勤時)、演習
・学習時間 :約100H
●試験結果 :85点

具体的な内容は以下の通りです!

■学習開始時期

中小企業経営・施策の勉強を始めたのは一次試験の約3か月前の5月GW明けでした。私はTA○に通っていたので基本的には学校のカレンダーに則り進めていましたが、学習開始当初はどうしてもとっつきづらく感じ、そして私はこの年が初受験だったこともあり、他科目の進捗もすごく不安でした。

しかし最終的には他の科目の学習も並行しながらも得点源にすることができたので、ブログ読者の皆さんも焦らずにGW明けからの学習でも十分に間に合わせることができると思います。

■教材

使用したのは、①スピードテキスト(○AC)②過去問題集(TA○)③その他TACの受講生向け演習テキストで追加購入はしませんでした。

テキストの代わりに(加えて?)、白書そのもので学習するかを悩む方もいるかと思います。
もちろん本科目では白書をベースにした出題も多く、全てのデータが載っている白書で学ぶことは安心感にも繋がります。しかし7科目全体(+2次対策)で考えたときにボリュームのある白書そのものを読み込むことは全体での学習効率を考える上で負担になってしまうかもしれません。。

一方、各予備校が出版している本科目のテキストは白書のデータに対してコメントも端的にまとめてくれているため理解も捗りやすいです。
そして各予備校の保有ノウハウで出題可能性の高いデータを中心にテキスト掲載してくれているため、テキストのみを用いた学習でも出題範囲を大外しする、という不安もありません。白書と予備校出版テキスト、それぞれの良さがあるかと思いますが、個人的には後者をおススメします!

演習に関しては過去問だけ解くと、毎年データが更新される白書内容の演習量が不足しがちです。そのため過去問+何かしらの演習教材を持っておくと安心できます。私はTA○の演習テキストで白書に関して対策しました。市販のものだと同友館で出版されている「過去問マスター」は過去問でありながら、白書データを最新値に置き換えてくれているので1冊で演習教材として足りると思います。

■学習時間と主な学習法

学習時間は合計で100時間ほどでした。TA○での講義が合計で20時間弱だったので自習時間は約80時間強ほどの計算です。

講義では先生が重要ポイントを教えてくれるので、テキストの文章にハイライトを加えたり、覚え方・関連事項を直接書き込んでいました。その結果、覚えるための教材はテキスト1冊だけで済ませられるようになり、通勤時間の学習は取り組みやすかったです。
自習の際の暗記はテキストを通勤時にひたすら読む、またどうしても覚えられないときは家で声を出して覚えるようにしていました。

演習はTA○の教材をひたすらに3周繰り返しました。間違いがあった際にはテキストで該当箇所を確認し、理解の浅い内容は補足情報をテキストに追記していました。過去問は政策の範囲を直前のみ行いました。

■暗記の際に特に意識していた点など

(1)政策
中小企業基本法や小規模企業活性化法などの基本理念は出題可能性もあります。各関連法律の共通部分や異なる部分などを中心にメモでのまとめ、声出し暗記を行いました。
その他の各制度の細かい数字については「○○の2倍」、「△△の半分」など関連付けながらメモでのまとめを中心に覚えました。

(2)白書
試験では「どの指標が一番大きいか」、「一貫して上昇している指標は何か」などが問われます。
推移資料の各年数値・割合は細かくでなく、ざっくり以下を覚えました。
  ①最も大きい(小さい)
  ②直近増減の動きが変わった
  ③一貫した動き
加えて世の中の動きに関連付けるとより記憶にも定着しやすかったです。

例)2021年版の中小企業白書において、完全失業率・有効求人倍率の以下推移があります。
   ~19年:有効求人倍率は一貫して上昇、完全失業率は一貫して下降
    20年:有効求人倍率は急下降、完全失業率は急上昇
    21年:有効求人倍率は微上昇、完全失業率は一貫して微下降
   ⇒コロナ渦で一時的に雇用環境は悪化したが、21年からは回復の傾向が見られた
    
この統計は出題こそされませんでしたが、このようにざっくり推移とその背景を覚えておく程度で本番では迷わずに回答することができます。

出典:中小企業庁「中小企業白書2021年版」

(3)その他
暗記科目であるため忘却曲線は常に意識していました。
新たに夜覚えたところは翌朝に必ず復習していました。そして他科目も並行して学習を進める必要があるため、毎日この科目に時間を割くことも難しいです。それでも一度覚えたところは2、3日後にテキストを流し見することを繰返して記憶として定着させることを意識しました。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?少しでも中小企業経営・政策の学習イメージが湧いてもらえたら嬉しいです!

中小企業診断士試験は科目数も多く、勉強時間を確保していかにうまく時間配分して試験に向けた準備ができるかどうかが合否の大きな分かれ目になります。
約1年先の一次試験に向けて各科目の「勉強イメージ」と「大枠のスケジュール」を考えておくことができると、合格がグッと近づいてくると思います。

ぜひ来年皆さんが笑顔で合格をつかみ取られていることを楽しみにしております!

来月二次試験を控えている方も心から応援しております。試験対策と同じくらい体調管理にも気を配り、心身ともに自信をもって本番に臨めますように。

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次回はたきたんさんの登場です。
お楽しみに!

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