戦略的学習のすすめ③ 彼を知り己を知れば百戦殆うからず byゆうすけ

こんばんは、タキプロ12期の「ゆうすけ」です。全3回にわたる連載記事ですが早くも最終回になりました。

今回は「百戦殆うからず編」と題して、2次試験の要所に触れながら、自分の型を作ることの大事さについて書きます。
第1回の「彼を知り編」では、1次試験で自分なりのまとめノートを作るのは非効率だと書きましたが、2次試験はまとめノート推奨の立場です。解答の型や使う知識が限られますので、事例毎にA5ノート見開き2ページに重要ポイントをまとめて試験に臨みました。結果、事例ⅠだけB判定でしたが、ⅡⅢⅣはA判定をとることができました。

■正解が公開されない2次試験

2次試験は1次試験と違って正解が公開されません。そのため、客観的な確からしさに主観的な正解を近づけていく必要がありますが、この「客観的な確からしさ」が何なのかよくわからないというのが一番の悩みの種だと思います。

私は最初に令和元年度の事例Ⅱ(ネイルサロン)の問題を解いたのですが、解説を読んだ感想は「いやいやDM送って売上が上がるならGmailの迷惑フォルダに入ってる会社みんな儲かっとるやろ!」でした。当時の私は、オシャレな友人の姿を思い浮かべながら彼女にどんなメールが刺さるかを考え、アイデアの詳細を書いたのですが、個性的な具体策が求められる試験ではないですよね。根本的に設問の捉え方が間違っていることを痛感したのをよく覚えています。

翌日慌てて書店に向かい、全知識・全ノウハウ・企業診断・ふぞろい・過去問集を読み漁りましたが、色んな人が色んなことを言っていて、正直何を信じればいいのかよくわかりませんでした。客観的な確からしさがワンパターンでないならば、「自分が何を信じるか?」と「自分の考えの偏りに気付けるか?」との相反する2つの問いを投げ続けながら、最大公約数の答案に近づけるのが最善手だと考え、解答のn数が多いふぞろいな答案分析を信じることに決めました。

2次試験の勉強で大事な心構えは2つあると思います。
・先人のやり方をTTPする(徹底的にパクる)ことから始めて、自分が何を信じるか決めること
・他者との意見交換を通じて、自分の考えの偏りに気付くこと

タキプロの勉強会は自分の考えの偏りに気付く良い機会だと思います。是非ご活用ください。

■行きついたところは全知識のまとめページ

独創的で具体的なアイデアを書くことは求められてないと気付いた私は、ふぞろい流でしばらく勉強を進めていましたが、途中伸び悩みを感じました。自分でもびっくりするほど的外れな解答を作ってしまうことが続いたのです。キーワード抽出や解答の型など細部に捉われてしまい、結局のところ何を問われているのか?を見失い、木を見て森を見ずの状態に陥っていました。

中小企業診断協会のHPには、中小企業診断士の主な業務は「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」、2次試験の目的は「中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定すること」と書かれています。現状分析ができるか?、企業の成長戦略が立てられるか?、診断士のスタートラインに立つ能力があるか?と問われているようですが、試験問題を解く上では抽象的で掴みどころがありませんでした。

もし本番で的外れなこと書いたら落ちると思い、全体を俯瞰する言葉を探していたところ、2次試験合格者の頭の中にあった全知識のまとめページが光って見えました。事例Ⅰでいう「やる気と能力ある人が、(中略)業務を行えているか?」という一文です。各事例に一文がありますが、解答に必要な要素がぎっしり詰まった非常に重要な文章だと思います。やる気とは何か?どうやってあげるのか?、能力とは何か?どうやって育成するのか?といった一つ一つの要素を簡潔に表現する自分の型を作り、どの設問で何の要素が問われているか切り分けをすることで、解答の大枠を外さないようになりました。

改訂されても変わらない一文だからこそ、原点として立ち返るべきメッセージが詰まっているのだと思います。

■80分の使い方をあらかじめ決めておく

2次試験は80分で3000字程度の与件文を読み、400字~500字の解答を作り上げる試験です。出題パターンは例年変化しますが、制限時間は変わりませんので、時間の使い方をあらかじめ決めておくことが全ての事例に共通する対策と言えます。どんな問題が来ても対処できる自分の型を作ることで、タイトルにある「百戦殆うからず」の状態に近づけると思います。

時間配分の具体的な方法としては、30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の黄金手順が私にはドはまりしました。詳細は書籍を読んでいただくのが一番だと思いますので、どのように役に立ったかをご紹介するに留めます。

この書籍は、与件読解から解答作成に至るプロセスを分解し、一つ一つの手順をテンプレート化して具体的な解き方の型を提示しているところにオリジナリティがあります。
私の時間配分は、①設問解釈5分、②与件文のキーワード抽出15分、③解答要素の重複・抜け漏れ確認10分、④文章の組み立てと解答作成30分、⑤清書10分、⑥予備10分、に落ち着きましたが、この書籍のやり方を徹底的にパクったことで役立った点がいくつかあります。

書籍に準じて時間配分とのズレから、自分の得手不得手や課題がどこにあるかがわかるようになりました。
プロセスのどこを改善すれば良いか明確になったことで、漠然と問題を解くことがなくなり効率的な学習につながりました。
蛍光ペンを使うテクニックは②と③の精度UPに非常に効果的で、与件文の読み直しによる時間ロスが減りました。

試験当日もこの手順でやれば大丈夫という自信につながりました。特に蛍光ペンは使い得だと思います。

■おわりに

全3回と長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。何かしら勉強の役に立てば幸いです。
また、自分の考えを整理する機会をくださったブログ班の皆様に感謝しています。ブログを書く背中を押してくださったみささんとじーちゃん、そして私の表現の甘さに的確なツッコミを入れてくださったでこぽんさんと五鉄さんにはとりわけ感謝しています。

次回は五鉄さんの登場です。
お楽しみに!

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