マーケティング、流通の初学者でも大丈夫 byのじえもん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期ののじえもんと申します。

3/29以来の2回目の投稿です。

前回記事はこちら
事例Ⅰ 社長の想いを戦略、組織、人事に映す

今回は2次試験事例Ⅱについてお話をさせていただきますが、私はマーケティング、流通に関する仕事に携わったことはなく、かつ勉強を開始したのも1次試験終了後からです。
そんな私でも、得点開示の結果は75点でした。

そこで、私が取り組んだことを本日はお伝えしていきたいと思います。

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■使用した教材

まず使用した教材ですが、ふぞろいシリーズ、2次試験合格者の頭の中にあった全知識、岩崎邦彦先生(事例Ⅱと言えばの先生。令和4年度中小企業診断士試験出題委員)の書籍です。

(岩崎先生の書籍)私が読んだものは以下4冊です。(読んだ順)
 ①小が大を超えるマーケティングの法則
 ②引き算する勇気 会社を強くする逆転発想
 ③小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書
 ④スモールビジネス・マーケティング 小規模を強みに変えるマーケティングプログラム

 ①~③は読みやすく、短時間で読めます。④は少し眠くなりました・・・が、絞れと言われれば①④です。

■試験対策もPDCAは大事(時に立ち止まってCheck)

仕事をしていると、PDCAを回して・・・、なんてよく聞きますが、試験対策もPDCAサイクルを回すことは重要です。

私は最初、過去問を解き(80分)、ふぞろいシリーズで復習をし、ポイントを纏める(70分)スタイルで対策を進めていました。しかし、なかなか得点が伸びませんでした。

そこで立ち止まり振り返ってみると、問題は以下の点でした。
ア SWOT(強み、弱み、機会、脅威)を与件文から拾い切れていない
イ ターゲットの絞り込みが不十分
ウ 助言する施策が思い浮かばない、上記イ(ターゲットの絞り込みが不十分)により適した施策になっていない
エ 効果を書けない

アは現状分析が適切にできていないということですが、そもそも何を強み、弱み、機会、脅威として挙げればよいのか、それが理解できていませんでした。
イウエは事例Ⅱのフレームワーク「ダナドコ(誰に、何を、どのように、効果)」なのですが、意識していても、知識が不足しており、解答が不十分な状況でした。

そこで過去問演習+ふぞろいでの対策は継続しつつ、全知識と岩崎先生の書籍を読むことを対策に加えました。

結果、問題点アについては、全知識の代表的SWOT項目を頭に入れること、過去問演習後にSWOTを別シートで纏めることで、与件文から漏らすことがなくなりました。

問題点イは事例Ⅱのフレームワーク「ジオ・デモ・サイコ」を意識すること、岩崎先生の書籍を読み、中小企業の戦い方(ターゲットの狙い方)を理解することで、ターゲットを絞り込むことができるようになりました。

問題点ウについては、過去問+ふぞろいの振り返り、全知識で4P施策の引き出しを増やすことで(4P「製品・サービス(Product)」「価格(Price)」「立地・流通・販路(Place)」「販促・広告(Promotion)」ですね)、施策を思い浮かばないということがなくなりました。また、取るべき施策はターゲットを明確にすることで大きく外すことがなくなりました(ターゲットの絞り込みは本当に重要と思います)。

問題点エは、過去問演習+ふぞろい振り返りで、代表的な効果とその流れをパターン化することで、迷いなく解答できるようになりました。
(効果:継続的な売上向上、顧客満足度向上
 流れ:差別化、地域繁栄、ニーズ対応などで顧客満足
    → 関係性強化
     → 既存顧客ロイヤルティ(愛顧)向上 
      → 来店促進
       → 固定客化 
        → 口コミ誘発
         → 新規顧客獲得
          → 顧客満足
           → ・・・で継続的な売上向上)

以上により、徐々に解答の内容を充実させることができ、試験を迎える頃には得点源にできるかも・・というレベルにまで到達することができました。

■おわりに

私の試験対策は、過去問演習(結果的に10年×2回)+全知識で知識補充がメインで、目新しいことはありませんが、それでも合格点を超え、貯金を得ることもできました(事例Ⅳが撃沈したため、本当に助けられました)。

1次試験後に2次試験の勉強を開始しても間に合うという一例だと思いますが、時間的にはタイトになりますので、できれば仕上がりに時間のかかる事例Ⅳだけでも、1次試験と並行して勉強しておくとよいと思います。そうすることで1次試験後に他の科目に使える時間が増えますし、スケジュールに余裕が生まれます。

またこの時期、気分転換に、先に挙げた岩崎先生の書籍を読むことをおススメします。
読み物としても面白いですし、中小企業の戦い方を理解することができ、事例Ⅱだけでなく他の科目にもよい影響があると思います。

以上で2回目の投稿を終わりにしたいと思います。

さいごに、仕事、勉強、家庭など忙しいと思いますが、休むことも重要です。季節の変わり目で体調を崩しやすいので、この時期は特に意識して欲しいです。


次回はたにけいさんの登場です。
お楽しみに!

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